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カテゴリ:生活・仕事...苦しいですか?
私、物忘れがひどいです。 ってか、忘れる以前に覚えられないんです。暗記力0! いわゆる、3歩も歩くと忘れる『トリ頭』ってやつw。 だから、学生時分も社会や歴史には弱かったんです。好きなのに... お陰で、私立文系の大学入試では『国語』『英語』『社会』が普通なんでしょうが、私の場合は『国語』『英語』『数学』。 まぁ、暗記に無駄な時間を費やさないという点では、ベストな選択でしたがw。 ・ ・ ・ 実際、この間も、得意先から受けた電話をおいて、不在の担当者にメモを残そうと書き始めたら、得意先名は書けるのに、相手さんの名前が出てこないんです。ほんの10秒程前に聞いて、復唱して確認までしたのに... アルツハイマーでもなさそうですしw... ・ ・ ・ 私は、ヴェジタリアンになって以来、豆腐や厚揚げをよく食べます。 湯豆腐とか冷奴とか焼いたりとか... で、それらにつける薬味といえば、定番はネギなんでしょうけど... 私の場合はミョウガなんです。 あのほろ苦さと香りが好きなんですが... ものの本によると、ミョウガを食べると物忘れするとか。 ・ ・ ・ 『ミョウガ【茗荷】』。ショウガ科ショウガ属の多年草です。 なんでも、お釈迦さんの弟子に物忘れのひどいヤツがいて(他人の気がしないw)、自分の名を忘れないよう、首から名札を吊るされていたそうな。 後にその弟子の墓から生えた見慣れぬ植物に、『名札』の意味を込めて『茗荷』と名付けたんだとか。 それゆえ、ミョウガを食べると物忘れするということなんです。 ・ ・ ・ 上方落語に、客に財布を置き忘れさせようと、宿の主人が客にせっせとミョウガを食べさせた挙句、客が宿代を払い忘れていくというオチの『茗荷宿』というネタもあるくらいですw。 ・ ・ ・ 私の記憶力の低さ、物忘れの酷さの原因は、ミョウガにあったんですね! ・ ・ ・ ところで、お菓子やガム、タバコなんかでよく使われる香草にミントがありますが... ケーキなどの甘いものが苦手な私も、ミント入りのケーキは結構好きなんです。 また、ヴェトナム料理では必須の香草でもあります。生春巻なんかに入れると美味しいんですよね。 ・ ・ ・ このミントにも伝説があって、ギリシャ神話で、冥界の王ハデスの奥さんにペルセポネという女性がいるのですが、この女性、旦那の浮気に嫉妬し、怒りまくった挙句、浮気相手の妖精ミンスをミンス草という草、つまりミントに変えてしまいます。 げに恐ろしきは嫉妬に狂った妻ってことなのでしょうかw?(いや、ヨメさんのいない身には、よくわからないんですがw) 実はミンスもペルセポネも共に妖精の国の出身。つまり同郷の出。 しかし、ペルセポネはハデスの国である冥界に嫁に来て、故郷に帰れない身。対してミンスは妖精の国と冥界を自由に行き来できる身。 ミンスの運んでくる故郷の香りを懐かしみ、その香りと思い出を冥界に留めるために、ペルセポネはミンスをハーブに変えてしまったのだ、とも言われます。(でもねぇ、ホームシックのためとはいえ、他人を草に変えてしまうのもかなり...だと思うんですがw) 故にミンス草、『ミント』には、想いを留める、記憶を鮮明にする作用があるとか。 ・ ・ ・ あれ? 私、ミョウガもミントも食べてるってことは、効果が相殺されてるってことでは... 結局、私の記憶力の悪さは... ・ ・ ・ ・ ・ ・ 生まれつきかい!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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