Diary of Heavenly-Alica

昨日の日記で、我が妹の過激な起こし方について、ここに来てくださる女性のほとんどが「私もやってみよう」とおっしゃいました。
絶対マネちゃダメです。
ホントに悲惨なことになるのです。

そこで、この由々しき事態を回避するために、あの妹が、あの悪魔の申し子が、過去、どれほどえげつない起こし方をしてきたか、ここで赤裸々に述べるとともに警告としたいと考えます。

題して．．．


最終警告！　Alicaの本当に怖い妹の起こし方


まず、あの妹のひととなりについて知っておいてもらいたい事柄が、ふたつばかり．．．

◆異様なまでの所有物への執着

この妹がまだオムツも取れていない頃、遊びに行った先の遊園地（確か伏見桃山城遊園地だったと思います）でジュースを買ってもらいました。
で、飲んでいる最中にトイレに行きたくなり、母に連れられてオムツを交換しにいっている間に、父がそのその飲みかけのジュースを1/3ほど飲んだのです。
スッキリして帰ってきた彼女は、瓶を見た途端、顔つきを変えました。
涙を浮かべ、眉を吊り上げ、「あぁっ、いやぁっ、うゎあっ」と言葉にならない言葉で瓶を指差しわめきます。
そうです。「私が席を立ったときよりも減っている」と抗議しているのです。

結局、新しいジュースを買いなおしてもらうまで、彼女の抗議は収まりませんでした。

本人は、このことを当然憶えていません。
それほど幼いときから、この自分の所有物への執着．．．恐ろしいです。

◆異様なまでのしっかりもの

彼女はご近所の同世代の子供たちより、半年ばかり早くオムツが取れました。
しかし、すべての子供が経験するはずの、あの屈辱に満ちたイヴェント、そう、『オネショ』を彼女はオムツが取れて以来一度もせずに成長しました。
私なんてそれこそ小学校．．．いや、何でもありません。
彼女は幼い頃から、トイレに行きたくなると目が覚め、ひとりで勝手にトイレに行って帰ってきて寝ていました。
私なんて夜中にトイレなんて怖．．．いや、何でもありません。


これら、幼児とは到底思えない彼女の特質を踏まえた上で、彼女の起こし方の過激さ、えげつなさを感じてください。



かの妹がまだ記憶もはっきりしないオムツ時代のこと、居間でお昼寝している小学生の私の周りで、彼女は足元もおぼつかないながらも元気に走り回っていたそうです。
そこで母が、理解できるはずもなかろうと「お兄ちゃんを起こして」と言った途端、彼女はくるりと方向転換し、だだだだっと私に駆け寄り．．．私の足につまずき、ドタッと私の上に倒れたそうです。
私の股間に膝蹴りを食らわせるような格好で．．．
その後の私がどうなったかはご想像にお任せします。
ただ10分間ほどは声も出せない状態だったことだけは、ここに記しておきます。

合掌　mm(_　_;)


私だけではありません。父もまた哀れな犠牲者でした。

かの妹がオムツも取れた頃、今度は父が昼寝していました。
私がおやつを食べている妹に「お父さん、起こしといで」というと、彼女は嫌そうな顔をしました。
で、私が「言うこと聞かんとくすぐるぞぉ～」と言うと、彼女は無邪気にきゃきゃっと笑いながら、父を起こしに．．．行ったのではなく、そのまま走りながら居間を駆け抜けていってしまいました．．．
父の体を斜めに肩、腹、股間と踏みながら．．．

合掌　mm(_　_;)


それから彼女が成長し小学生になった頃、夕食後の風呂時にまたもや父が居間でうたた寝をしていました（よく寝る家族だね、まったく）。
父が寝ていたので私が先に風呂に入り、私があがってもまだ父は寝ていたので、TVを観ていた妹がしぶしぶ次に入り、上がってきました。
洗い物をしていた母は最後に風呂掃除したいからと、居間で髪を乾かしていた妹に父を起こすように言ったのですが、TVを中断させられて機嫌の悪い彼女は髪を乾かし続けていたのです。
それでも「お父さん、起こして！」って言い続ける母にキレた彼女は無言のまま、髪を乾かしていたドライヤーをおもむろに父の尻に向けたのでした。
約30秒後、父は「あんぎょわぁ～」という叫びと共に目を覚ましました。

合掌　mm(_　_;)


まぁ、それからも彼女は別に起こす必要もないときでも、

まぶたにメンソレータムを塗る　合掌　mm(_　_;)
ネコを顔の上に乗せる　合掌　mm(_　_;)
赤マムシ軟膏（とっても臭いの！）を鼻の穴に塗る　合掌　mm(_　_;)
襟元から氷を入れる　合掌　mm(_　_;)
耳元でラジカセをフルヴォリュームでかける　合掌　mm(_　_;)

といった、この悪魔の申し子振りを発揮したのでした。

合掌　mm(_　_;)

彼女が唯一睡眠を邪魔しない優しさを示したのはネコにだけです。


どうですか？　この悪行の数々．．．

我が家では『居間でお昼寝』という、世間一般に最も平和でのほほんとしたアンニュイなひとときが、最も気の抜けない恐怖と緊張の時間なのでした。

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そこのあなた！　こんなことマネすると．．．大変なことになりますよ！

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追記：無論、逆に同じような方法で、私が妹を起こしたりしたら．．．

地獄が待っています　{{{{{(゜Д ゜;)}}}}}