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カテゴリ:科学・宇宙...林檎落しますか?
前回の『宇宙の科学【6】』は、なんとBlog4日分を使っての壮大な企画になりましたが(← 内容は矮小だったけどなw)(← 五月蝿し!!!)、今日はシリーズ7弾に突入! (↑ いつまで続けんだよ?)(← 飽きるまでさw!) 前回の『宇宙の科学【6】』では長々とやったものの、宇宙空間に晒したのは尻だけなんですがw。 今回は「真空中(『宇宙空間』というわけではない!)に裸で飛び込んだら?」というテーマでやってみましょう。 実はこれ重要! 例えば、船内、屋内といえども、宇宙や月では事故などで、どこかのブロック(部屋や通路)で空気が抜けてしまうこともありえます。 もし、そのような真空のブロックを通り抜けなければならないとしたら? それも宇宙服なしで... 宇宙船やステーション、月面で生活することになったら、直面するかもしれない事態です。 人間が真空に晒されると、一体どうなってしまうんでしょう? 昔はよく、こう言われていました。 ___/\ /(゜Д゜;)ノ| ピキーーッン! \ /| | / \<●> |  ̄ ̄ 真空とは熱を蓄える物質がない状態だから、人体は瞬時に凍る... \●>ζζ \\ シューーー… /(_ ̄_)ヽ 気圧0の状態では沸点が下がるので、体液(血液)が沸騰する... ゜ ゜( Д ) ア、メガ... ノ | |> ア、コウモンガ... ; ))=~* < < 真空という負圧に人体が負けて、眼球や消化器が飛び出す... 。 。 ヽ 〃 (ili∀ili) \ ! / ヽ!〃 ※ パンッ! 〃i ヾ / ● \ または人体が破裂する... すべて嘘です! 空気や水は熱を伝える媒体であると同時に、熱を奪う媒体でもあり、空気のない真空中では、放射冷却という極めて緩慢な熱交換しか起こらないので、瞬時に凍るなんてことは起きません。 皮膚の外が真空であっても、血液の流れる体内には圧力がかかっているので沸騰なんてしません。 真空の吸引力より、人間のまぶたの筋肉の力の方が強いので、目が飛び出すなんてこと起きませんし、肛門の括約筋においては言うまでもありません。 人体を取り巻く筋肉に至っては言わずもがな、ですねw。 じゃあ、真空中に人間が飛び出したらどうなるのか? 実は完璧な答えは出てないようですw。(← なぁ~~んや、それ?) だって、そんなの人体実験できませんもん!!! どうせアメリカやロシアの宇宙局は動物実験してるんでしょうが(← 許せん!)、非難を恐れてか完全公開はしていないみたい。 過去の事故(真空実験中に宇宙服に穴が開いてパイロットが真空に晒された...コワッ!)などでわかっていること程度なんですね。 もしアナタが、水の中を通り抜けるなら、まず何をしますか? そう、深呼吸ですね。 肺に目一杯空気を吸い込んで、水にドボン! さぁ、アナタが真空中を通り抜けるとき、水に入るのと同じように深呼吸で肺に空気を溜めて、飛び込んだら... 肺が破裂します! アクアラング背負って1気圧の空気を吸い込むダイヴァーも、海中から急激に浮かび上がるとこうなります。 『潜水病』というヤツです。 血管内に気泡ができるくらいなら、まだマシ。 ヘタすると前述のように、肺の中の気管の末端にある肺胞が破裂します。 深海魚が一気に釣り上げられたら、浮き袋が膨らんで口からはみ出るそうな。 それと同じことですね。 じゃあ、どうすべきなのか? まず、様々な肉体修行で行われる、ハイパーヴェンチレーションと呼ばれる浅く速い呼吸を何度も繰り返します。 血中酸素濃度が高まり、さらにハイになってきます。 そして、肺の中の空気を搾り出すように吐きながら、真空中に飛び出します。 ここから先は人それぞれなのですが、事故に遭ったNASAのパイロットは十数秒で気絶したそうですから、普通の人なら5~10秒以内で真空ブロックを通り抜けなければならないんじゃないでしょうか? 万が一それを過ぎると... しかも、腸内に出掛かっているガスが溜まっていたりしたら... εз ヾ∥〃 プフォーーッ! μ \(ili ili)/ | | /||\ ε*з ププゥーー! ω ...な~んてなるのかなw? ※真空中を通り抜けようとする酔狂な皆様。肺に残った空気と屁には注意しましょう。 一応、これで『宇宙生活の科学』シリーズはおしまいですw。 明日の分でまとめをやろうかとは思っていますが... いやぁ、『科学』とはタイトルばかりで実質『ネタ』ばっか...これでいつ宇宙で生活をすることになっても安心ですね! って、どこが安心やねんっ!!! m(゜Д゜;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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