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カテゴリ:小説・コミック...文系ですか?
先日の日記で「3匹の子ブタ」の話をしました。 あの話の最後のくだり... 仕方ないので無理矢理押し入ってやれと、オオカミは煙突の穴に潜り込みますが、手が(『脚が』?)滑って、暖炉にかけてあった鍋に落っこちて一巻の終わり...南無~~~w には、実は最後にもう一文あって結末となるんです。 あんまり、絵本やアニメにはなっていない結末... 仕方ないので無理矢理押し入ってやれと、オオカミは煙突の穴に潜り込みますが、手が(『脚が』?)滑って、暖炉にかけてあった鍋に落っこちて一巻の終わり... 3匹の子ブタは、鍋で煮えたオオカミを美味しく食べたとさ... どぉしぇ~~~~~い! ブタがオオカミを食べる?! 肉骨粉どころの騒ぎじゃない!!! 正に肉食豚!!! えげつなぁ~~~~ ...っと思いきや、童話のほとんどが、悪人にとってはこういう残酷な結末を迎えます。 『赤ずきんちゃん』も、猟師がオオカミの腹を裂き、おばあちゃんと赤ずきんを助け出したあと、胃に石を詰めて縫い合わせます。 そして喉が渇いて水を飲もうとしたオオカミは、井戸に落ちて死んでしまいます。 しかし、こういう結末まで書かれた絵本やアニメは、今ではほとんどありません。 外国の童話だけではありません。 日本の『桃太郎』だって、今では鬼退治をしないのです! なぜなら『残酷』だから! 鬼ヶ島に上陸した桃太郎の姿に恐れをなした鬼たちは、「へへぇ~~~!」と白旗を上げて降参、宝を差し出します。 これじゃ単なる略奪者だよ...('A`)ヴェノア 先日書いた、 『「3匹の子ブタ」は建材メーカーのCMだった!!!』 ってのは、もちろん私の与太です...w が、建築が職人と弟子による徒弟制度で伝えられており、学問として系統立てられた建築学が確立されていなかった紀元前では、 「家は火や風に弱い藁や木で作っちゃダメだよ! 石も加工が大変だし... やっぱこれからは新建材『レンガ』だねw!」 っていう啓蒙のために、こういった「おばあちゃんの知恵」的なお話『昔話』が必要とされたのかもしれません。 大体において世の東西を問わず、『昔話』ってのは『娯楽』という側面よりも、『知恵・経験の伝達』『道徳教育』の側面を強く持っていたような気がします。 2000年ほど前からは、このうちの『道徳教育』という役割は、イエスやマホメッド、ブッダの言葉を著した宗教書『聖書』『コーラン』『経典』が担うことになります。 ところがどっこい!(←表現が古いってw) 世界でも名だたる無宗教国家(ってか『宗教ごった煮国家』w)、日本においては、「エイメン」も「インシャラー」も「ナムアミダブツ」も大して効果を顕しません。 日本においては、『宗教』は『道徳観』の基準足り得ないのです。 そういう『日本における道徳教育』を担ってきた『昔話』。 その『昔話』にも、『勧善懲悪』を期待しちゃいけなくなったようです。 現実の社会では、悪い大人ほど栄え、ずる賢いガキは少年法を盾にとって悪事を成します。 こんな状況で子供たちは何から『勧善懲悪』を学ぶんでしょうか? ここはひとつ、我々大人がガツンと一発、 『正義は必ず勝つ! 悪は必ず滅びる!』 と、身を以って示してやらねば! なんて大きなことを言う私から滅んだりして...ははは... いや、私、別にそんな悪いことをしてきたわけでは... あの、その... スイマセン... 中学のとき、昼休みに火災警報機をいじって鳴らしたのは私です... ..._| ̄|Oil|li 高校のとき、M君の弁当を食ったのは私です... ..._| ̄|Oil|li 大学のとき、軽音のドラムを勝手に叩いてヘッドを破ったのも私です... ..._| ̄|Oil|li 前の会社で、PCでゲームをしようとしてシステムを壊してしまったのも私です... ..._| ̄|Oil|li 今の会社で、Netでエロ画像を落そうとしてウィルスまみれにしてしまったのも私です... ..._| ̄|Oil|li 半年ほど前、「日記皆勤!」とか偉そげにほざいて、今では穴だらけにしているのも私です... ..._| ̄|Oil|li ロクな奴じゃねぇな...滅べw! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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