大阪養護教育振興会の 仲間つくり教室の今日のプログラムはスポーツ大会でした。
スポーツ大会は、全員参加型の運動会という感じです。
市内の特別支援学校の体育館で行われます。
私達は、地下鉄でいきます。
開講式、スポーツ大会、閉講式で行くのですが、未だに乗り換え駅がどこかわからなくなります。
どうしてなのかわかりませんが、毎回、「乗り換え駅はどこだっけ?」と思います。
おまけに時間が読めません。
充分間に合うと思っていたらちょっと遅刻したり、今日のように思いのほか早く着いてしまったりします。
9:00に到着してしまいました。
なんで??
9:30始まりと聞いていたように思っていました。
実際は10:00始まりでした。
ありゃりゃ。。
この特別支援学校に行くことについて、私は「学習障害」があるのかもしれません。
なんでかな。(*_*)
次男くん、母の読みが甘くて、スポーツ大会始まりまで1時間も待つことになりました。
すみませんでした。
でも、次男は特別にイライラすることもなく静かに待っていることができました。
「次男くん、10時からだって。」と、体育館に掛けてある時計を指さして話しかけました。
次男は、「うん。」とだけ答えました。
座布団、飴を持って行ってよかったです。
次男くん、先の見通しがたっているとかなり落ち着いています。
ありがたいです。
今さらながらに、OTの先生が「何時何分になったら、ボールプールは終わり。何時何分からパズル。何時何分からはPC」という風に指示してくださっていた意義がわかります。
次男が「うん。」とも「スン。」とも言わないころでした。
"OTの先生は、この子に時計が読める時が来るのと思っているのだろうか。
それとも、一応、誰にでもそう言うのだろうか。"
次男の未来の姿が見えなくて、不安に思っていました。
今は、「時計を見て行動する。」「先の見通しを立てる。」と言うことが次男の生活をラクにしてくれています。
ありがたいです。
母親の視点だけでは次男はスムーズに生活できる障害者に育ちませんでした。
適切な時期に適切なアドバイスをいただいていたことが、あとになってから、よくわかりました。
私達はとてもラッキーでした。
今もとてもラッキーです。
先生方にご指導いただいて、全員参加でゲームがドンドン進みました。
受講生は、60歳を超えていると思われる方から今春に高校を卒業した人まで様々な年齢の人達がいます。
全クラスが一同に集まるのは1年に3回だけです。
次男のようにほとんど話さない人もいます。
大興奮して叫んでいる人もいました。
保護者の年齢も幅があります。
毎回そうなのですが、ちょっと複雑な気分になります。
自分達の姿は、自分達には見えないので、他のお母さん達、受講生達を観察しています。
準備体操をして、元気にゲームに取り組みました。
全員が参加できるので、ありがたいです。
受講生は大満足の様子でした。
みている方も楽しむことができました。
先生方、ありがとうございました。
「仲間つくり教室」の会計報告をみると、予算は少額です。
大阪市の財政逼迫のおり、予算が締めつけられていると思います。
ですが、「仲間つくり教室」の年間予算は、大阪市営バスの運転手の年収がたった一人でも民間並みに修正されたなら、賄える金額です。
これは、すごいことでしょ。
少額で運営されていることが、すごいことなのか。
バスの運転手の年収が高すぎて、すごいことなのか。
市長さん、議員のみなさん、どうかよろしくお願いいたします。
国政への意欲が満々でしょうけれど、まずは、本来のお仕事を一番大切にしてください。