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2011.07.22
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カテゴリ:旅行・史跡など

富士山宝永山登山の詳細です。

写真にあわせて書いていこうと思います。

宝永山富士宮5合目

富士山富士宮口五合目の標識です。この横側からが登山口となります。 

 

富士宮5合目から6合目に向かう途中

のっけから傾斜が高く、足場が悪いなとしみじみ思いました。
今まで私は、吉田口の方からは富士山登ったことありましたが、あちらは六合目まではそれほどきつくありません。同じ
イメージで考えていましたが、富士宮口はまったく別物でした。

考えてみれば、宝永山は宝永大噴火(宝永4(1707)年)の際、今の新富士火山に埋もれていた古富士火山部分が隆起して出来た山なので、静岡側の傾斜がきつくなっているのは当たり前だったんですね。
運動不足の方は、たぶん六合目までで轟沈するかも知れません(笑)。

富士山5合目から6合目までの途中2

これはまだ六合目までの途中の一枚です。

きつい斜面を登って緩やかな山道になったところです。ちなみに中央を通っている道は、工事用の車両などが通る道で、登山道ではありません。
登山道はそのやや上方、見にくいのですが、人が列つくって歩いているのがご覧になれますでしょうか?(汗)

この辺歩くだけでも景色はかなり堪能出来ます。ただ虫がうるさくつきまとってくるのは閉口しましたが。

高所ですが、虫は結構飛び回っていまして、いなかったのは宝永山の山頂ぐらいでした。特に刺されたりはしませんでしたが、虫除けスプレーも必要な方いらっしゃるかも知れません。

愛鷹山・伊豆半島を望む

これは五合目から六合目に向かう途中の愛鷹山(あしたかやま)です。雲と靄で見えにくいですが、愛鷹山の向こうは伊豆半島が見えます。

もっと天気がよければ、伊豆半島もその先の相模湾もきれいに見られたかも知れません。ちょっと残念です。


6合目宝永荘

暫く歩くと、六合目にある宝永荘が見えてきました。宝永山方面に向かう場合、ここが最後の休憩場所、トイレとなります。

ちなみに山荘に後ろに、山の地肌がぽこっと顔を出しているのが宝永山です。早くも存在をアピールしているなと思ってしまいました。

富士山看板1

六合目を出ると、すぐに山頂方面七合目と宝永山火口コースへの分かれ道に出ます。

一瞬無謀にも、七合目方面から富士山山頂に食指が動きましたが、今回の私の装備は宝永山日帰り前提のため、非常食は二食分しかないし、山小屋に泊まる手配もしていませんでしたので、当然止めました(笑)。山は無理したりするとたちまち死の彷徨と化しますからくれぐれもご注意を。

まぁ富士山は登山者が多いので、倒れても救助を呼んでもらって助かる確率は高いですが、暴挙の果てにご迷惑をおかけするのはやっぱり避けないといけませんね。

私の山の師匠は、「富士山は高いだけあって過酷な山だから、体力のある45歳までに行って来い」と言っていました。

私はまだ猶予ありますが、その言葉を思い出して、焦りのようなものも覚えましたね。

最近ではシルバーの方の山頂トライも流行っているようなので、気にしてもいけないのでしょうが、体力面考えると、45歳というのは確かに境界線なのかなと、この後の蟻地獄で苦しみながら徒然考えました。

宝永山

宝永山火口コースを進むと、宝永山が目の前に現れました。

富士山頂上に比べれば小さいですが、こちらはこちらでダイナミックです。
私の感想として
は、ここを見るぐらいならそれほどきつい山道ではないので、体力に自信のない方でも頑張ってたどり着けるかと思います。大変な砂利道、蟻地獄はここから先です。

宝永第1火口へ

宝永第1火口の写真です。白い線のようなものは登山道です。

残念ながら私の持っているデジカメは、9年ぐらい前の旧式の安物なので、機能的には相当型落ちしています。
なので宝永第1火口のダイナミックさを写真でお伝えできないのがとても残念です(汗)。

コースは、第1火口の底に降りて、火口壁を登っていく感じとなります。

底の部分まではそれほど足場は悪くなかったのですが、中央部まで降りて上り道にさしかかりはじめると、たちまち大変な砂利道になりました。

それでは続きは後編で。






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Last updated  2011.07.22 21:46:25
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