|
カテゴリ:旅行・史跡など
最近、アルバイトで忙しく飛び回っています(本職が暇なのが悩ましい・・・)。 仕事の内容は、簡単に言うと(という業務上の秘密で内容をストレートに書くことは出来ません・苦笑)調査対象の土地に行って色々状況を調べて、情報を地図にしてまとめると言った感じです。たぶん私が調べたデータは、今年の夏ぐらいに地域情報紙などに載って、必要とされる方には有益なものとなるでしょう(必要ない方にとっては、ぶっちゃけどーでもいい内容です)。 3月末までの予定のアルバイトですが、たぶんその間に都内の主要な鉄道とバスは乗ることが出来るんじゃないかと言うぐらい、毎日違う乗り物に乗っています。恐らく毎日のように電車の中で怪鳥目撃情報が賑わうことになるでしょう。 今まで結構な種類の仕事を経験していますが、出張で毎日飛び回る仕事はしたことがなかったので、中々に新鮮な感じです(体は結構疲れれます・笑)。 調査対象物を探して資料にまとめていくという作業も、メジャーやカメラ片手に史跡巡りやっている感覚と似ていて、それも気に入っています。・・・もっとも調べる対象物については歴史とも火山とも関係ないので、興味が全くないんですけどね(汗)。 さてそんな感じで先日、多摩の方に行ってきました。 稲荷塚古墳は7世紀前半頃の古墳時代後期の古墳と考えられています。 残念ながら明治初めの廃仏毀釈によって破壊され(稲荷塚古墳の隣に資福院という寺院があったため、一緒に壊されたり盗掘被害に遭いました)、古墳に納められていたと思われる遺物は喪失しており、誰が葬られていたかは定かではありません。 しかし都内では八王子市の北大谷古墳に次いで大きく、武蔵国(今の東京都・埼玉県)の中で、かなり大きな勢力を持っていた人物の古墳であることは間違いなさそうです。 興味深い点は、古墳の形は八角墳と言われる正八角形の形をしています。 しかし稲荷塚古墳の調査後、伊勢塚古墳(群馬県藤岡市)等、東日本地域の古墳でも、八角墳が次々と発見され、現在はその定説は疑問視されるようになってきています。 誰が埋葬されたかはわかりませんが、定説が覆るきっかけとなったと言う意味で大きな存在の遺跡です。 とまぁ、そんな感じで立ち寄ってみましたが、仕事の合間を縫ってみてきただけなので、滞在時間は5分程度、看板の説明文を読んで、軽く一周してきただけなのが、何とも消化不良ですが(汗)。 写真も携帯のカメラのため、写りが悪いですね。 ともかく、仕事の合間に古墳を見られたので良しとしますか。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行・史跡など] カテゴリの最新記事
|