|
カテゴリ:防災・減災・生存術
最近ブログサボってます。 4月になれば少しは落ち着くと思っていたのですが、中々そうなりません(苦笑)。 昨年の今頃は被災地以外でも、スーパーで品物がほとんど無くなったり、ガソリンスタンド前を数キロも渋滞が出来たりと大混乱でしたね。私は牛乳買うのに苦労した記憶があります。 さて無くなったのは食べ物だけでなく、防災グッズもでした。 防災グッズというのは、普段さほど売れないものですが、こういう災害があると、業者の在庫が一気に空になるほどの売れ行きとなります。同じ事は阪神・淡路大震災(平成7(1995)年1月17日)の時もそうでした。 ちなみにウチでは、部屋の掃除で防災用品しまったリュックは色々移動したり中身分散させてりしていますが、災害時は5分程度で必要なものは揃えられるようになっています。非常食は頃合いを見て食べながら新しいものを買い直しているので、最低3日分ぐらいの分量はキープ出来ています。 「もしかしたら自分たちの住んでいる街でも同じ事が起きるかも」という危機意識は、食料を買いだめしたり、普段は不向きもしなかった防災グッズを買ったりと、いろいろな行動に走らせました。 しかし余震は続いていますが、連鎖的に東海・東南海・南海地震や首都直下型地震といった巨大地震は起きていません。台風などの水害はありましたが(ウチも窓ガラス割られて大変だったなぁ・・・)、大都市を飲み込むような大規模な土石流災害も、火山噴火も起きていません。 そうなってくると緊張感が続かなくなってきます。そして大あわてで買った防災グッズも部屋の片隅や押し入れの一角で休眠してしまうという事になります。 普段、「大地震に備えて、防災グッズや携帯食料を準備しましょう」といっても素直に聞いてくれる人は少ないでしょう。 こういう災害が起きた時は、啓蒙活動に効果的に思えますが、それは一過性のもので長続きしない。これでは住民の災害意識の上昇が中々望めないのです。 恐怖は慣れてしまえば怖くなくなります。深刻な内容の記事でも、実際に災害が起きず、聞き手が「またか」と思うようになったら、どんなに真剣な内容でも、深刻に受け取る人はいなくなり、備えをしなくなってしまう危険性が高いのです。 そしてお気に入りの服を着る感覚で防災グッズを管理し、好きゲームをする感覚で知識を実践出来るようになれれば完璧です。 ・・・といっても、言うはやすしで中々難しいですけどね(汗)。私もこの10年ぐらいは準備できていますが、今後も続くかはわかりませんし・・・。 ともかく、今年は大きな災害が起きなければいいのですが。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[防災・減災・生存術] カテゴリの最新記事
|