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2012.07.01
カテゴリ：火山・地震情報の見方
昨日6月30日の夜11時半頃、北海道の十勝岳で噴火騒ぎがありました。大正火口で火のようなものが見えたようです。 そのため十勝温泉の宿泊客などが、大急ぎで自主避難する事態になったようです。 ただし十勝岳に現在マグマの上昇を示す火山性微動や地震、空振は確認されておらず、噴火の恐れはないと本日7月1日の午前10時頃には警戒は解除されました(ただし一応地元の美瑛町と上富良野町では、入山規制が発令されています)。 恐らく大正火口で目撃された火のようなものは、火映現象(火口内の火山ガスの燃焼や高温な岩石の光が噴煙に反射し、噴煙が赤く見える現象)だったと思われます。 噴火するのは火山の宿命とはいえ、やっぱり焦ってしまいますね。噴火の可能性は小さいと思いますが、当分は十分注意したいですね。 さて、今日は富士山の山開きです。 気の早い登山者は今日早速ご来光を見に行っていたようです。 残念ながら私は今年富士山に行けそうもありませんが(まぁ、浅間山は行ったし、それで今年は我慢かな・・・)、登山される方は安全に気をつけて、楽しい山登りを楽しんでくださいね。 それではまた。
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