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2015.04.23
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カテゴリ:旅行・史跡など

高千穂峰への登山口のある、高千穂ビジターセンター前に着きました。

私は登山用の衣類に着替える必要があったので、ここで練馬のおじさんと別れました。

準備を終え、登山届けを出すと、私も登山開始です。

DSCF5672.JPG

この鳥居は霧島神宮の古宮址入り口です。霧島神宮はもともと高千穂峰と御鉢の間に立てられましたが(6世紀、欽明天皇の頃と言われています)、御鉢の噴火で度々焼け落ち、この高千穂河原に遷されました。

しかしこの地も御鉢の噴火で何度も被災したため、文明16(1484)年に現在の場所に遷りました。

こうしてみると、霧島神宮の変遷の歴史は、御鉢の噴火の歴史と重なるといえます。

DSCF5677s.jpg

かつての神宮の参道を登ります。

ちなみに写真に写っているのが、練馬のおじさんです。

DSCF5752s.jpg

この上が霧島神宮の古宮址です。先ほどの鳥居は木製ですが、こちらは石製です。

パワースポットとしても有名だそうで、下のビジターセンターの方の話だと、東京から飛行機でここにお参りに来て、日帰りで帰って行かれる方もいるそうです。

登山道は、この石段の手前、右方向の先にありますので、ここで進路変更です。

DSCF5680s.jpg

道の先に石段が続きます。この辺は登山道の入り口であると共に、30分程度で回れる自然道ともかぶっているようで、石段が整備されていました。

DSCF5690s.jpg

森の中、石段の道をしばらく進むと、登山道でおなじみの岩ごろごろの道が見えてきました。

この岩は言うまでもなく、御鉢の火山噴火で噴出したものです。

写真でも見て取れますが、ガスがかかってますね。

朝一に登っていた方々とすれ違いました。

「鳥さんこんにちは。上は寒いよ。あと風が強いから気をつけて」

と言うアドバイスを受けました。

DSCF5694s.jpg

岩の道を抜けると、砂礫の道になります。

砂利に見えますが、これは4年前の新燃岳噴火で放出された火山堆積物、軽石が覆い尽くされたものです。つまり4年前は存在しないものなのです。噴火前は、赤茶色の岩場がずっと続くゴツゴツの登山道だったそうです。

新燃岳噴火の影響を、風下の御鉢や高千穂峰で、今も見ることが出来るのです。

DSCF5698s.jpg

ここで一句。

「この道は いつか来た道 蟻地獄」

進むにつれ、軽石の厚さはどんどん深くなり、富士山宝永山で味わったような蟻地獄になりました(汗)。まぁ、あちらに比べればかなりましでしたけどね。

森林限界を超え、遮蔽物が無くなりました。そのタイミングで強風も吹き荒れ、雲が視界を奪い、足場の悪さと三重苦に見舞われました。

DSCF5700s.jpg

四苦八苦しながら深い軽石の道を抜けました。

ゴツゴツの岩場が目につきますが、これが新燃岳噴火前の御鉢の登山道なのです。今は軽石で、前は足場の悪い岩場で大変だったそうです。


DSCF5706s.jpg

強風に耐えながらどうにか御鉢の縁にまで到達しました。

しかし視界はほぼ無く、両側が絶壁という嫌な状況です。

ここで私は帽子を飛ばされました。しっかりとあご紐を結んでいたのに、突風でえぐり取られるように吹っ飛ばされたのです。

反射的にヘッドスライディングして帽子をどうにか掴みましたが、わずか1メートル先が視界ゼロの崖というシチュエーションに、ヒヤリとしました(汗)。

DSCF5712s.jpg

御鉢の縁から火口を撮ってみました。
・・・何も見えん(涙)。ぐをっ! 一番撮りたかった所なのに(号泣)

下をのぞき込んでいると、強風で煽られ、思わず火口の底に引き込まれそうな感覚になりました。

(続く)






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Last updated  2015.04.23 21:54:21
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