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2016.09.03
カテゴリ：火山・地震情報の見方
 8月の火山動向ですが、ぶっちゃけて言うと一言で終わります。 全然変化無しです。 正直書くことはないのですが、いつものように、解説もどきをしたいと思います。 吾妻山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制） 8月後半に久々に火山性地震微動が6回観測されましたが、他には動きはありません。 GNSS連続観測には、山体が縮小傾向が続いていますから、噴火の可能性は順調に減ってきています。 浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制） 8月29日に108回の火山性地震が起きました。ただし火山性微動が増加しているわけではなく、そのほかのデータに大きな変化はありません。 なので今のところ大きな噴火の兆候はありません。噴火が起きるとしても、昨年6月の噴火レベルですかねぇ。 御嶽山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制） 8月も火山性地震が多くありましたが、噴火の兆候はありません。 今月で噴火から2年たちます。まだ落ち着きませんね・・・。 阿蘇山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制） 8月も阿蘇山は噴火はありませんでした。 火山性ガスの放出量は1700トン(8月31日)時点で1700トン、8月25日は1900トンと、多めな状態で、火山性微動の振幅が大きめな状態が続いています。 ただし現時点で噴火が起きたとしても、きわめて小規模な噴火で終了の可能性が高いでしょう。カルデラ噴火の可能性はきわめて低いので(ほとんど「0」といっても良いと個人的には思っています)、その辺は心配いらないと思います。 桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制) 8月31日に52回もの火山性地震が起きましたが、この時は噴火は起きていません。 基本、平常運転中の様子です。 吾妻山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制） 草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制） 口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制) 大きな変化はありません。 先月はそんな感じです。 それではまた。
前のがよかったなぁとつくづく思います(汗)。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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