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2016.09.22
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カテゴリ:旅行・史跡など
今年の9月の連休も登山旅行に行って参りました。
行ってきた場所は北海道の活火山雌阿寒岳(1499メートル)です。
今年は春にも霧島に行きましたが、年に2回も飛行機を使って登山旅行とは、我ながら贅沢というか分不相応というか・・・。
 
今回の旅行先選定の経緯について簡単に書いてみたいと思います。
今年の登山予定は、4月に阿蘇山、7月頃軽い登山(この時はまで場所は決めてませんでした)、9月に雌阿寒岳という風に大雑把な予定を立てていました。
しかし4月の登山は、熊本地震で阿蘇山を泣く泣く断念せざるを得ず(代わりにGWに霧島登山に行きました)、7月の蓼科山登山では足を怪我すて、踏んだり蹴ったりの感じでした(汗)。
特に足の怪我に関しては、一時「9月の登山は駄目かも」という感じでキャンセルも考えながら様子見をしていましたが、幸いに大事にならず、跳んだり跳ねたりしない限りは問題なさそうでした(登山ではなくサッカーや野球などだったら、まだ駄目だったでしょうね・・・)。もちろん、旅行近くにまた症状が悪化してという可能性もありましたが、その時はすっぱり登山を諦めて、阿寒湖やその周辺の観光に徹しようと腹をくくりながら旅行に行きました(結論から言うと、足は全く大丈夫でした)
また9月の旅行先は、4月にいけなかった阿蘇山もしくは大分県の由布岳・鶴見岳も候補にしていましたが、こちらは旅行決定時(7月半ば。丁度ブログで「大分、熊本の登山事情」を書いた頃です)には、まだ登れない状況のままだったので、年初の予定通り雌阿寒岳にしました。
 
さて雌阿寒岳ですが、阿寒カルデラの外輪にある成層火山です。昨年7月~11月までの間、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)がしかれていました(私の毎月ブログで書いているの火山情報でも書いていましたねぇ)
阿寒カルデラというと、聞き慣れない方も多いと思いますが、冬はワカサギ釣りなどで賑わう阿寒湖は、巨大火山の跡地に出来たカルデラ湖なのです。
今から約17万5千年前と約15万8千年に起きた2度の巨大カルデラ噴火で山体が消滅し、その跡地に湖が出来ました。それが古阿寒湖です。
誕生当時の阿寒湖は今よりかなり巨大でした。阿寒湖東隣の雄阿寒岳(1370メートル)は当時まだなかったので、その北東にあるバンケトーベンケトーという二つの湖も古阿寒湖に繋がっていました。地図でなぞってみるとかなり大きな湖だったことが見て取れます。
阿寒湖の火山活動が再び強まったのは約1万4千年前で、その時誕生したのが雄阿寒岳です。雄阿寒岳は阿蘇山にたとえるなら、高岳や中岳に相当する阿寒カルデラの中央火砕丘に相当します。
雄阿寒岳の火山活動(約1千年前まで活発な活動が続き、現在は活動停止中です)により、古阿寒湖は埋め立てと浸食が続き、現在のような阿寒湖、バンケトー、ベンケトーという3つの湖に別れました。
阿寒カルデラの中央火砕丘(雄阿寒岳)の火山活動が再開されると、カルデラ南端でも火山活動が活発化していき、約1万3千年前、古雌阿寒岳が誕生しました(そのころの雌阿寒岳の火口は、現在の火口の東側にあります。残念ながら今回は見ることが出来ませんでした・涙)
カルデラ南端での火山活動はその後も活発化し、古雌阿寒岳を中心にして、フレベツ岳(1097メートル)、フップシ岳(1225メートル)、白湯山(916メートル)などが形成されていきました(フレベツ岳、白湯山の麓には、火山活動の名残、ボッケと呼ばれる泥火山火口を見ることが出来ます。阿寒は豪雪地帯ですが、火口は100度近い泥濘の噴出が続くため、この場所だけは雪が積もりません)。雌阿寒岳の南に、阿寒富士(1475メートル)が形成されたのは、約2500年前の事です。
こうして現在に繋がる地形がほぼ出来ました。
雌阿寒岳は、約1千年前の噴火で現在のポンマチネシリ火口が形成され、以後この火口で噴火を繰り返しています(平成になってからの噴火だけで4回程度噴火しています。いずれも小規模で人的な被害は出ていません)
 
今回、旅行の日程が2泊3日でしたが、東京から釧路は交通の便が少なく(JAL、ANA合わせて1日6便)、釧路空港から阿寒までの交通もバスが1日3便(夏期は4便)と少なく、空港から宿泊地の阿寒温泉までの移動時間も1時間かるので、実質2日は移動だけで終了にならざるを得ず(タクシーを使えば可能ですが、そうなると旅行予算が倍増します。宿泊地の阿寒温泉から雌阿寒岳までのタクシー代だけでも結構な出費になるので、出来るだけ公共交通機関を使う必要がありました。つくづく貧乏が悲しい・涙)、雌阿寒岳と雄阿寒岳両方を登る事は無理でした。
そこで雌阿寒岳だけの登山となりました。
もし宝くじ買って億万長者になったら、10日ぐらい宿泊して、両阿寒岳に阿寒湖観光を存分に堪能したいと思います(しくしく)。
 
というわけで、今回の旅行の話に入っていきたいと思います。
 
DSCF8021.JPG
 
釧路へ向かう飛行機から撮った写真です。
窓から見たら自分の住んでいる江戸川区が見えたので、一枚とってみました。
江戸川区は中央の部分です。家のある位置は私には何とか分かります(笑)。左端にあるクラゲ型のところが葛西臨海公園、その写真下の対岸にあるのが、かの東京ディズニーランドです。
 
 
DSCF8024.JPG
 
釧路空港に到着しました。
現地は予報にない強い雨で、気温も東京の半分12.7度しかなく寒さに驚きました(汗)。
この後バスで阿寒湖温泉まで行きましたが、こちらも大雨でしたので、観光など出来ず、コンビニで淡々と翌日の食事や水、非常食を買って早々に宿に籠もりました。
・・・翌日も予報にない雨に見舞われ、今回も雨にいろいろ苦しめられました(涙)。
 
(続きまず) 





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Last updated  2016.09.23 20:21:54
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