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2016.09.28
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カテゴリ:旅行・史跡など

DSCF8172.JPG


DSCF8173.JPG

団体さんを見送りつつ、火口を見てみました。噴気が勢いよく出ていることのが見えましたので、写真を撮ってみました。
写真中央は、雲ではなく噴気です。連続で撮ってみましたが、黙々と噴気が出ているのが伝わりますでしょうか(汗)。目で見たときは分かりやすかったのですが、写真だといまいちですね。動画だったら分かったんですけどね・・・。


DSCF8184.JPG

七合目に向かう道です。ハイマツも少なく、傾斜もそれほどきつくなく歩きやすそうです。


DSCF8186.JPG

ガスが薄くなり、阿寒富士の姿が見えました。きれいな円錐形をしてますねぇ。
一瞬登らなかったことを後悔しましたが、この後またガスが深くなり、姿が見えなくなりました。
もし阿寒富士まで登っていたら、遮蔽物のない場所で土砂降りに遭遇したかもしれませんから、撤退は致し方なかったかな・・・。先年妙高山で会ったおばさまの言葉ではありませんが、「山で撤退の判断は常に正しい」というのは、やっぱり至言だと思います。


DSCF8190.JPG

歩いていたらおもしろい物を見つけました。
これはGNSSの観測装置です。よくブログで月例の火山情報書いているときに名前だしていましたが、これが現物です。
雌阿寒岳が、いかに活発な火山活動をおこなっている山かというのが、この機器からも伺えますね。


DSCF8194.JPG


DSCF8196.JPG

オンネトー七合目到着です。ここを過ぎると火口から500メートル圏外に出ます。


DSCF8198.JPG


DSCF8200.JPG

この辺は足場もしっかりしていて歩きやすいです。さくさく歩けました。


DSCF8202.JPG

オンネトー六合目到着です。
ここからはハイマツ帯多くなります。

DSCF8212.JPG


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オンネトー側のハイマツは、野中温泉側と違って、登山道にせり出していることがほとんど無く、同じハイマツ帯でも歩きやすかったです。
道の標識もあるので迷う心配はほとんどありません(一カ所だけ危ないところがありましたが、すぐに気が付いてリカバリできました)
このあたりで登ってくる親子5人パーティーに遭遇しました。いつも通り挨拶交わして通り過ぎましたが、その時男の子(小学中学年ぐらいの子)が、「あの鳥さん、すごい。迷彩服をびしっと決めているよ」と言っていました(ちなみに私の格好は普段通り、頭と上半身は陸自迷彩の帽子とジャケット、ズボンは米空軍の迷彩、靴は米陸軍の編み上げ靴、リュックは米海兵隊迷彩で、一応全部実物)
そこで、「格好はすごいけど、中の鳥さんはヘタレなんだぞ(いばり)」と答えておきました。・・・まぁ、実際にかなり体力内へたれなので(苦笑)。
お母さんと妹さん(小学低学年ぐらいの子)には大受けでした。


DSCF8226.JPG


DSCF8228.JPG

五合目まだかなぁとと歩いていたら、四合目に到着しました。
「あれ? 見落としたかな?」と思っていると、後ろから足音がしました。振り返ると雌阿寒岳山頂で別れた釧路大の学生さんがいました。
「やぁ! 阿寒富士はどうでした?」と聞くと、「途中で諦めました」との返事でした。
もしかして天候が急変(この時点ではたまりパラパラと小雨が降ったことはありましたが、基本的に雨は降っていませんでした)したのかなと思い驚いて尋ねると、「僕、4時までに釧路戻らないといけないんですよ。5時からバイトなので」とのことでした。
「これが若さか(声・池○秀一。元ネタを知りたい方は、『機動戦士Zガンダム』のテレビ版を参照のこと)と、私は山の斜面に向かってダイブしたくなりました(笑)。いやぁ、本当にわかさって良いわ。私は登山後にバイトなんて、とても出来ません。たぶん職場で鳥の置物になっていることでしょう。若さってすごいわ(しつこい)。
ちなみにこの時点の時刻は11時20分頃。雌阿寒岳から釧路までは車で2時間半かかりますから、学生さんの登頂断念の判断はすごく正しいです。将来有望な判断能力ですね。
「鳥さん、麓まで時間どれぐらいかかりますか分かりますか?」
学生さんから聞かれました。彼は地図を持ってきていないようで、この後の予定もあり、いつ下山できるか少し不安なようです。
私はポケットから地図を出して今いる場所(正確な位置は分かりませんが、大雑把な位置は何となく分かっています)を見て、「40分ぐらいかな」と答えました。
「12時か・・・。何とか間に合うな」
うーん、この後2時間半運転してバイトか。若さって・・・以下省略。

 

(まだ続きます) 






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Last updated  2016.09.28 21:23:48
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