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カテゴリ:火山・地震情報の見方
昨日、12月12日に霧島山えびの高原(硫黄山)で、火山活動が活発になったことから(12日の11時から12時までの間に、66回の火山性地震と、2回の火山性微動がおきました。他の時間帯は、11以前に1回、12時以降に5回の火山性地震が起きただけです)、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が敷かれました。 えびの高原(硫黄山)で、火山警戒情報の運行がされるようになったのは6日のことです。一週間も経たずして仕事を始めるとは、霧島山も困ったものです(ため息)。 硫黄山は霧島山で一番新しい火山です。1768年(明和5年)の噴火によって形成され、かつては硫黄の採掘がおこなわれていた山です。新燃岳や御鉢のように頻繁に噴火する山ではありませんが、若い山は活きがいいので、今までも何度か火口周辺規制が敷かれていました。 今のところ想定されている噴火はとても小さいもので、霧島山をカルデラ噴火させるような事態にははならないでしょうから(霧島山は、加久藤カルデラの上に新しく出来た火山です)、その点はご安心ください。 また何かありましたら、ブログに書いていきたいと思います。
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