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カテゴリ:火山・地震情報の見方
ようやく体調も戻ってきました。でも無茶すると、三連休が寝正月状態になってしまいそうなので、気をつけたいと思います(汗)。 さて、先月+アルファの火山動向です。 浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制) 相変わらず火山性地震の回数は波があります。ただし活動が活発になっている様子はなさそうです。まだ現状の状態が続きそうです。 御嶽山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 細かい火山性地震が連日のように起きています。しかし噴火の兆候といえるようなものではありません。 平穏状態になかなか戻りませんね・・・。 阿蘇山 (噴火警戒レベル3 入山規制) → (噴火警戒レベル2、火口周辺規制) 火山活動は未だ活発ですが、大きな噴火の起きる兆候はかなり低下しました。 12月20日に噴火警戒レベルが3(入山規制)から2(火口周辺規制)に下がりました。これにより中岳中央火口はまだ見に行くことは出来ませんが、高岳等には登れるようになった・・・はずです。 問題は、熊本地震や入山規制中に、登山道の状態がどうなったかがまだ明らかじゃない点なんですよね・・・。 登山道があまり荒れていなければいいんですけどね・・・。 桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制) 12月も噴火は起きていません。最近の桜島は大人しいですね。 しかしそれは表面的なもので、地下のマグマの供給は続いているようです。 今のところ大きな噴火の兆候はありませんが、このまま大人しい山にチェンジする可能性はないでしょう。 そう遠くないうちに、平常運転の桜島に戻ることになるのでしょうね・・・。 草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) (噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制) 大きな変化はありません。 さて、12月の話ではなく今月の話ですが、1月5日に薩摩硫黄島の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)になりました。 これにより硫黄岳の火口から1km以内の立ち入りが出来なくなりました。 薩摩硫黄島は7300年前に巨大カルデラ噴火を引き起こした鬼界カルデラ北西端に位置する火山島です。形としては、姶良カルデラの南端に桜島があるのと同じ図式ですかね。 平安時代、平清盛に対する謀反を企んだかどで島流しにされた僧俊寛が送られた鬼界ヶ島は、この薩摩硫黄島だと言われています。 もちろん今回想定されている噴火はカルデラ噴火などではなく、きわめて小規模の噴火ですので、その点は心配無用です。 いつか行ってみたい場所です。・・・まぁ、いついけるか分かりませんけどね(汗)。 それではまた。
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