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カテゴリ:火山・地震情報の見方
少し前に話になりますが、先週の金曜日1月13日に、霧島山の硫黄山周辺に敷かれていた噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が解除され、レベル1(活火山であることに留意)に引き下げられました。 これにより、えびの高原側から韓国岳への登山ルートの通過が出来るようになりました。 硫黄山は、霧島連峰の中で、生まれて日の浅い若い火山になります(誕生は明和5(1768)年の事です。この時の噴火によってて形成されました)。 若い火山は噴火しやすく、ここ数年、毎年のように規制→解除→規制という感じのことを繰り返しています。今のところ噴火は起きていませんし、今回も無難に通り過ぎることが出来ましたが、いざというときの心構えは持っていた方が良さそうです。 なお、普段のように蛇足に申し上げますが、霧島山の硫黄山が噴火したからと、加久藤カルデラ(旧霧島火山。現在の霧島山は、この巨大カルデラ火山の上に出来た小さい火山群なのです)がカルデラ噴火するようなことはありませんので、その点はご安心を。 まぁ、6年前の新燃岳の噴火でも大丈夫だったわけですし、阿蘇山の時と違って、余り心配する人はいないかな(苦笑)。 それではまた。 PS 今日は阪神淡路大震災から22年になるんですね。月日の流れの速さを感じます。
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