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カテゴリ:火山・地震情報の見方
今年は火山が大人しい年ですねぇ。まぁ、それが平和でいちばんいいんですけどね。 浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制) 2月も火山性地震の多い月でした。火山ガス(二酸化硫黄)の放出も多く、火映現象も確認されています。また傾斜計にも僅かな隆起が観測されており、火山活動の活発化が続いています。 今のところ噴火の兆候はありませんが、浅間山は、マグマの上昇開始から噴火に至るまでの間隔はとても早い山です。 現時点で、大きな噴火になるような地殻変動はありませんので(現在の状況では、噴火が起きたとしても、2015年時のような、ごく小さい噴火程度ではないかと思われます)、もしもの際も、現地の皆様は慌てないようお気をつけ下さい。
桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制) 2月も噴火は起きていません。 ただし、マグマの供給は続いているため、いったん噴火が始まれば、平常運転に戻ってしまうのではと思われます。 ・・・いつもで平穏な状態が続いてくれますかねぇ(汗)。
薩摩硫黄島2(火口周辺規制) → (噴火警戒レベル1、活火山であることに留意) 2月24日、噴火警戒が解除され、平常状態に戻りました。 1月に火山性地震が急増した薩摩硫黄島ですが、2月になる頃には、徐々に火山性地震の回数も減り、落ち着いた状態に戻っていました。そのため気象庁は噴火の危険はないと判断したようです。 もちろん、薩摩硫黄島は元々火山活動の活発なところですので、不意打ちの噴火が起きる可能性はあります。ただし現時点で想定されている噴火規模はきわめて小さいですので、もしもの際は、落ち着いて行動頂ければと思います。
御嶽山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制)
大きな変化はありません。 今のところはこんな感じかな。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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