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カテゴリ:火山・地震情報の見方
遅い情報更新になりますが、3月25日18時3分、ならびに22時28分に、桜島の南岳山頂火口が噴火しました。 桜島が噴火するのは約8ヶ月ぶりです。 今回の噴火で、火砕流の発生が確認されましたが、元々人家などはないところですから、被害は出ていません。広範囲で降灰がある模様です。 今回の噴火で、桜島の親玉である姶良カルデラの動向について気にされる方もいるかもしれませんが、そちらについては大きな影響は出ていません。 まぁ、姶良はカルデラ噴火してから2万数千年程度ですから、まだまだ燃料チャージ不足という感じでしょう(参考までに、阿蘇山がカルデラ噴火を起こしたのが約9万年前、加久藤カルデラ(霧島山)が30数万年前、鬼界カルデラが約7300年前です)。 もっとも、マグマの供給は続いていますから、桜島は最大で大正大噴火レベルの大噴火を起こす可能性はありますが、まぁ、それは最も大きな噴火になった場合、最も最悪になった場合という意味であって、現時点でそこまで切迫した感じはありません。平常運転に戻ったのかなと言うのが個人的な感想です。 また何かあったらブログに書いていきたいと思います。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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