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カテゴリ:旅行・史跡など
杵島岳の南側山頂です。1321mとあります。 最高点は、御鉢を回った北側1326mですが、現在は御鉢を回れないため、ここが終着点です。 杵島岳の火口です。杵島岳は約4千年前で、単成火山(一度の火山活動で活動を停止してしまう火山)のため、現在は噴火の兆候はありません。 こちらは舗装されていて登りやすいということもあり、登山者も多く、皆一休みしていながら昼食とっていました。背後に見えるのは現在の阿蘇山火口のある中岳です。 私も昼食を取りつつ、ひと休憩です。 杵島岳から見える中岳です。こうしてみると、火山灰で被われているのがよく見えます。噴気は余り出ていませんね。 杵島岳の北東側にある古い噴火口後です。 こちらも回りたかったんですけどね。登山道が修復されるまでお預けです。 先刻までいた烏帽子岳です。 烏帽子岳と草千里の遠景です。 阿蘇ロープウェーの阿蘇山西駅です。 私が行った時まだロープウェーは休業中でしたが、お土産屋さんやレストランなどは営業中です。 20分ほど山頂で休息を取った後、下山開始です。 急勾配の階段を淡々と下ります。 火山博物館に到着です。 烏帽子岳と杵島岳、併せて2時間半ほどの登山終了です。 ・・・ものたりねぇ。最近登山というと、少なくとも5時間ぐらい、長い時は10時間以上歩いてますからね。2時間半ぐらいだと、やっぱり物足りなく感じます(もちろん、2時間半でもへとへとになるほど疲れるのですが)。 ここで今回の旅行中、唯一の失敗をします。 すでにバスが終わってしまっていると勘違いしてしまいまして、1時間後に迎えに来てもらうように、タクシーを呼んでしまったのです(実際には2時間後に阿蘇駅方面に向かうバスがありました)。 この結果、交通費もバスより約3千円ほど余分にかかることになりました。それよりもなりもしくじったなと思ったのが、時間不足で火山博物館を見学することが出来なかった点です(ため息)。今回火山博物館もじっくり見るつもりだったのに・・・。 やむなく阿蘇山関連の資料や、霧島山の火山地質図(なぜか阿蘇山のものはなかった)を買って、職場用のお土産を購入して、タクシーを待ちました。 予定通り迎えに来てくれたタクシーに乗り、草千里を後にしました。 時間にまだ予定があったので(この時14時半頃でした)、阿蘇神社まで行ってもらうようお願いしました。 タクシーの運ちゃんからいろいろな話も聞けました。 曰く、「(阿蘇山南の)生活道路の復興に力点がおかけているので、(阿蘇山北の)登山道や仙酔峡の道路(登山口までいける道路)の回復には全く手がつけられていない。そちらの復興はこれからかな」 「地震と10月の阿蘇山噴火の影響は確かに大きかったけど、梅雨の大雨の方の影響の方が大きい、あれで全部の予定が狂った」 とのことでした。 興味深く感じたのは、36年ぶりと言われた阿蘇山の噴火については、「自宅の周りの火山灰処理が大変だった」と言う程度でした。年配の方で、36年間前の噴火も経験されているからでしょうか、「外から来た方で、騒いでいる人もいたねぇ」と逆に笑う余裕もお持ちでした。 さすが、現地の方は冷静だなぁと思いました。 そんな感じで初の阿蘇山登山は無事終了です。
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