今年ももう1/3が終わっちゃいましたねぇ。
・・・こんな事を言いながら朽ち果てるのかなぁ、などと思う今日この頃です。
浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)
不安定な状況で高止まりです。
4月半ばは火山性地震が少なめになりましたが、月初・月末は火山性地震も多く、火山性ガスの放出量も多い状態です。
今のところマグマが活発化している兆しはありませんが、当分は今のままの状態なんでしょうね。
桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制)
すっかり、平常運転に戻った桜島です。
特に4月28日に昭和火口で起きた噴火は16回で、内2回は爆発的な噴火でした。
今のところ大正大噴火のような規模の噴火の兆候はありませんが、今後も今の状態の火山活動が継続しそうです。
西之島(噴火警戒レベル3 入山規制)
2015年11月17日を最後に噴火は起きていませんでしたが、今年4月20日から、再び噴火活動が活発化し始めました。まだまだ大きくなりそうですねぇ。
1.5km圏内は噴石が降り注ぐ可能性がありますから、入らないように・・・、って、現地まで行く事出来る人なんていないよね(汗)。海の彼方だし・・・。
御嶽山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制)
草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制)
口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制)
大きな変化はありません。
今回、噴火警戒レベルは変わりませんが、霧島山と阿蘇山に動きがあります。
霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)
4月25日あたりから、硫黄山方向の傾斜計に隆起の兆候が現れ始めています。
今のところ、火山性地震や火山性微動は急増したりはしていませんが、活動の活発化が見られますから、今後火口周辺規制に格上げされてもおかしくありません。
旅行や登山を予定されている方は、十分お気をつけ下さい。
阿蘇山(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)
4月27日あたりから、孤立性微動と火山性地震が多くなりました(5月3日あたりからは減少傾向になりましたが)。
地殻変動では大きな変化はなく、今すぐ噴火という兆候はありませんが、次第に火山活動が活発化していく可能性もあります。現地の皆様は、怖がりすぎず、落ち着いて対応して頂ければと思います。
それではまた