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カテゴリ:火山・地震情報の見方
最初にはっきり言います。 書くことほとんどありません! まぁ、火山活動が大人しいのは良いことなんですけどね。 浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制) 火山性地震は多めで、夜には微弱ながら火映現象が目撃されるなど、まだ火山活動は高止まりしています。 不安定な状況で高止まりです。 ただし、今のところマグマが活発化している兆しはありませんので、当分は今のままの状態雅が継続しそうです。 桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制) 完全平常運転中です。 昭和火口では、47回(内爆発的噴火は9回)、南岳山頂火口は2回の噴火が観測されています。 特に昭和火口ですが、特4月の19回噴火を大幅に上回っており、活発な噴火活動が伺えます。 に4月28日に昭和火口で起きた噴火は16回で、内2回は爆発的な噴火でした。 マグマのチャージも続いていることから、当面現状の状態が続きそうです。もちろん、現時点で、大正大噴火のような大規模噴火の兆候は起きていませんので、その点は余りご心配されないようにして下さい。 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) (噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 5月9日に火口周辺規制がしかれた硫黄山近辺ですが、噴気の勢い、熱異常域の拡大が続いています。 火山性ガスの放出量や、火山性地震の回数は少ない状態で、火山性微動は観測されていないことから、今すぐに噴火が起きる感じはありません。 ただここ数年来、硫黄山付近の火山活動が活発化していることから、小さい噴火がいつ起きても不思議ではなさそうな感じです。 もちろん、現在想定されている噴火規模は、火口から1km内ぐらいに火山礫を飛ばすぐらいと考えられていますので、こちらも余りご心配されないようにして下さい。 西之島(噴火警戒レベル3 入山規制) 御嶽山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) 口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制) 大きな変化はありません。 阿蘇山(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意) 前回の続きと言うことで、少々補足の置き話を。 4月27日あたりから、孤立性微動と火山性地震が多くなりましたが、5月4日あたりから少ない状態となり現在は落ち着いています。 地殻変動も大きな変化はなく、今すぐ噴火という兆候はありません。 たまにライブカメラで見ている限り(最近、暇な時にライブカメラで火口を見るのが癖になっています・苦笑)、噴気もあまり大きなものは出ていませんね。 今のところ非常に落ち着いている状態だと言えそうです。 阿蘇山は、ちょくちょく噴火する山なので、また噴火も起きるでしょうが、今のところは大きな心配はなさそうです。 もし噴火警戒レベルが上がったとしても、慌てず落ち着いて。 草津白根山(噴火警戒レベル2 火口周辺規制) → (噴火警戒レベル1、活火山であることに留意) これは6月の話になりますが、6月7日に噴火警戒レベルが下がり、火口周辺規制が規制が解除されました。 レベル2上昇は2014年6月3日でしたか、ら約3年間火口周辺規制がしかれていました。結果として火山噴火は起きませんでしたが、火山とつきあっていくことの大変さと言うものを感じます。 それではまた。
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