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カテゴリ:火山・地震情報の見方
先週の入院以来、(比較的)規則正しく寝起きしている私です。 仕事から家に帰ってきてから、メキシコの地震のニュースを見ました。マグニチュード8.1とはかなり大きい地震です(日本の気象庁の情報ではM8.2となっています)。熊本地震の16倍の規模です。 震源地はメキシコ南部で、北アメリカプレート内に沈み込んでいるココスプレートの境界線上、深さ約70kmの地点のようです。 米地質調査所(USCS)の発表によると、今回の地震は東日本大震災のような海溝型地震ではなく、正断層地震らしいとのことです。 現地では、倒壊して家屋も多く、これから犠牲者数などがどんどん出てくる可能性があります(今日朝8時半ぐらいのニュース記事では、すでに60名の方がお亡くなりになったようです)。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。また被災者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 この地震による津波は、現地では約70cm観測されていますが、日本には影響はありません。ただし余震などが起きて、その津波が日本に来る可能性もまだありますので(ただし正断層地震なら、日本に大きな津波になる可能性は小さいですが)、当面は要警戒と言うところでしょうか。 そんなメキシコのニュースに目を奪われていたら、日本でも昨日は熊本でもマグニチュード4.1、最大震度4の地震が14時24分頃に、22時27分には秋田県内陸南部でマグニチュード5.3、最大震度5強の地震が発生しました。 熊本の地震の方は、布田川断層帯付近の地震のようです。昨年、熊本地震の余震の可能性が高そうですね。 秋田県の地震の方は、大正3(1914)年に起きた秋田仙北地震(M7.1。死者94名、負傷者324名)のエリアと、おおよそ重なるようですね。 地震の揺れは大きいですが、放出されたエネルギー量はさほど大きくはありませんが、当分は要警戒かな。東日本大震災も、熊本地震も、最初に大きめの余震が来て、その後どでかい本震が来るパターンでしたし・・・。 不安を煽るようなことは言いたくないので、これ以上は言いませんが、もし地震が来ても落ち着いて、冷静に行動いただければと思います。 これ以上、大きな地震が起きませんように・・・。
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