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カテゴリ:火山・地震情報の見方
・・・なんか最近私が、新燃岳の話をブログで書くたびに、火山活動が活発化している気がします(多汗)。 新燃岳の様子ですが、昨日15日から、火山性ガスの放出量が増大しています。13日は1400トンだったそれは、15日には11000トンと約8倍に増加しています。これだけ多量の火山性ガスの放出は、2011年1月の噴火の時以来です。 火山性微動は本日も大きな状況で、マグマのチャージ、及び内圧の高止まり状態が維持されていることを窺わせます。 気象庁は入山規制範囲を2kmから3kmに拡大しました。 現時点で想定される噴火規模は、2011年1月に起きた噴火規模ぐらいではと私は見ていますが、あのとき同様、数ヶ月間ぽつぽつ噴火が続く状態になるかもしれません。 新燃岳から人家のある場所までは数キロあるため、もし噴火の際、火砕流が発生したとしても、人家を飲み込む可能性は小さいと思いますが、大量の火山性ガスや火山灰に見舞われるのは避けられないでしょう。 いざという時に体を拭けるよう、タオルや水の備蓄、ハンカチやマスクなどの準備をしていて損はないかもしれません。また自治体からの防災情報に気をつけて下さい。 と、ここまでですでにお腹一杯かと思いますが、霧島山でもう一つ噴火の兆候を見せている山、硫黄山でも動きが出ています。 現在硫黄山での火山性地震は少なめの状態になっていますが、火山性ガスの放出量と噴気が、こちらでも強くなってきています。低周波地震も頻発しており、これは熱水域の拡大が原因と思われます。 新燃岳につられているのかなぁ・・・。一応新燃岳と硫黄山のマグマ溜まりは繋がっているようですし・・・。 場合によっては両山のダブル噴火という可能性もあるかもしれません。 現地の皆様はくれぐれもご注意下さい。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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