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2018.04.15
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八甲田山秋田駒ヶ岳の火山性微動と、3月というよりは4月になってからの方が、若干活発な感じですが、ここでは3月の状況のお話です。

草津白根山(噴火警戒レベル3 入山規制) →  (噴火警戒レベル2、火口周辺規制)​


火山性微動は起きず、火山性地震も平穏状態に近いレベルまで低下してきています。
噴気もほとんどなく、地殻変動も見られません。
そんなこともありまして、3月16日に噴火警戒レベルが、3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げられました。
このまま火山活動が順調に低下していくなら、レベル1(活火山であることに注意)に戻ることも視野に入ってくるでしょう。
まぁ、人的被害が出ていることから、御嶽山同様、ここから先は長い規制になる可能性も高いですが・・・。



浅間山(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)​

2月から状況は変わっていません。火山活動は順調に低下しています。
GNSS連続観測のデータも、昨年12月以降停滞してきており、マグマの上昇もありません。
ただし一方で低周波地震が時折起きていることから、マグマは完全におとなしくはなっていません。
とっとと大人しゅうなれと言いたいところですが、なかなかうまくいきませんね。



桜島 (噴火警戒レベル3 入山規制)​​


​「霧島山(新燃岳)に負けていられるか!」と思ったのか、それとも大河ドラマで人々鹿児島が取り上げ似られたのに触発されたのか、3月は南岳山頂火口で44回の噴火が起きました(内爆発的噴火が17回)。​
火山性地震も463回と2月(328回)より増加しています。
傾斜計の反応から、マグマのチャージは3月10~13日ごろにあったようです。これ以降噴火活動が活発化していることから、相変わらず火山活動が噴火に直結する素直な桜島です。
​なお、3月10日というと、霧島山・新燃岳でも爆発的噴火が起きた日になりますが、新燃岳の噴火に影響を受けて、桜島でもマグマが上昇したというわけではないでしょう(煽り記事では「関連性あり」とか書かれそうですが)。​
理由は、新燃岳の噴火は、火山噴火の規模としてはまだ小さい部類です。近接する火山活動影響を与えるほどのものではありません。
さらに噴火自体も3月1日以来継続していました。そして桜島はもとから噴火頻度が高く、マグマの供給が豊富な山です。
安易にこれらの活動を、同一線上に結び付けて考えてしまうことほど、危険なものはありません。それは論理の飛躍であり、思考の硬直化です。


霧島山


新燃岳 (噴火警戒レベル3 入山規制)
えびの高原(硫黄山) (噴火警戒レベル2、火口周辺規制)
御鉢 (噴火警戒レベル2、火口周辺規制) →3/15(噴火警戒レベル1 活火山であることに留意)

ブログでもたびたび触れていましたが、簡潔にまとめます。
1~7日までは継続的な噴火が起きていました。そして爆発的噴火は9日に始まり、12日まで断続的に発生し、15日の爆発的噴火でいったん収まりました。そして10日の間をあけて、25日に再び爆発的噴火というのが、3月の流れです。
新燃岳の噴火は依然活発で、収まる気配はありません。
現時点での感じからすると、噴火活動は半年とか1年など、長期化するかもしれないと私はみています。

今回興味深いと感じたのは、えびの高原(硫黄山)の状況です。3月7日ごろに急激な地盤の収縮が起きました。そして2日後に新燃岳で爆発的な噴火が起きましたが、これはえびの高原深部にあったマグマが、新燃岳噴火に供給されたことに現れと思われます。
そして16日ごろより、再びえびの高原側が膨張傾向になると、再び新燃岳で噴火が再開されています。
気象庁は、硫黄山付近のマグマが、新燃岳噴火のマグマ供給地点という見解を示していますが、それを裏付けているように思われます。

また2月9日に噴火警戒レベルが2に上昇した御鉢ですが、新燃岳の噴火と反比例するように活動は低下し(火山性地震の回数で見ると、2月は199回発生しましたが、3月は13回しかおきませんでした)、3月15日に噴火警戒レベル2が解除、レベル1となりました。​
なんか、新燃岳にエネルギーを吸い取られて終了しちゃった感じでしょうか。
もともと新燃岳と御鉢は、交互に噴火する傾向がありましたから、今回はこれで終わりなのかもしれません。


口永良部島(噴火警戒レベル3 入山規制)​ ​​


​特に大きな変化はありませんが、火山性地震がやや多め(3月は372回)です。​
気になるのは新岳火口直下、1kmという浅い部分で44回の火山性地震が起きている点でしょうか。
マグマの動きを示す火山性微動や低周波地震は起きていませんから、噴火の直接的な兆候はありませんが、火口内の破壊が起きている点は少し懸念です。



西之島(噴火警戒レベル3 入山規制)​​

​大きな変化はありません。

それではまた。





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Last updated  2018.04.15 14:11:02
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