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カテゴリ:介護
先週初めに無事に退院した母鳥ですが、また病院に逆戻りしました(汗)。 入院の理由は、どうも手術の傷が化膿したからようです。 昏睡も悩ましいのは、傷が痛むことを一切訴えず、限界まで痛みとか過酷くなって救急車で運ばれるという母鳥の王道パターンだったようです。 母鳥の病気はいつもこのパターンで、もっと早い時期に病院に行っていたら救急車はおろか、入院などせずに済む程度の病気を、無理して悪化させています。 ・・・これは痴呆の一種なのかなぁと思う一方、昔からそうだったから性格の問題なのかなぁと、いい加減ため息しか出ません。 今回のことも、母鳥の性格を知っている主治医の先生は、「またですか」と苦笑されたそうですが、救急隊員からはずいぶん父鳥が責められたようです(病気を放置して看病していないと受け取られたようです。でも父鳥は自分の通院もあるので一日ついている訳のは行かないし、母鳥も苦しいとか絶対言わないたちなので、遠くにいて役に立たない息子の私からは比較にならないぐらい、父鳥は頑張っているんですけどね)。 ただ今回は、大きな手術とかはないし、病院で療養して顔色は良くなってきているそうなので、特に心配はなさそうです。 とまぁ、ここまでの話だと、家族は困るかもしれない無けどウチの母鳥は我慢強いんだぁとか、思われる方もいるかと思いますが、息子の私からすると、色々考えることがあります。 というも、上の話だけだと、父鳥がちょっと悪いように言われて可愛そうだったねぇていどの話ですが、本人はあとで必ず、「体調が悪いのを父鳥が気がついてくれないから、こういう事になった」となり、1年後には、「父鳥が病院に行くなと言ったから、私は倒れた」と、いつの間にか事実をねじ曲げて、周囲に吹聴するようになるからです。 母鳥の性格を知っている親戚は、聞き流して信じたりしませんが、知らないひとだと確実に信じるぐらい、話はうまいです。 すでに6年前手術をしなかったのも、「叔母鳥(母鳥の妹)が悪い」と既に言い出しています。 この点を少し詳しく言いますと、婦人系の病気と言うこともあり、叔母鳥に相談したようです。その時叔母鳥は、「命に関わる緊急な手術でないなら、お医者さんと相談してよく考えなよ」といわれたようです(この話は6年前母鳥・叔母鳥双方から聞いて私は知っていました。その後、「医師と相談してしないことになった」と、私や父鳥に嘘をついていました)。 でも今は、「叔母鳥が手術をする必要がないと言ったからしなかった。ここまで病状が重くなったのは、叔母鳥のせい」なのだそうです。 こうなると、母鳥は全く会話が成立しません。上のことを指摘しても、その時は黙りますが、すぐに自分勝手なすり替え話を話し始めます。 祖母鳥の話などを聞くと、若い頃からそう言うきらいはあったようですが、この10年ぐらいで、特に酷くなりました。まぁ、年取って偏屈に磨きがかがったと言うことなんでしょうかね・・・。 逆に興味深いなぁと思うのは、昔は亭主関白ぽい感じで、人に話など一切聞かず、頑固で偏屈だなぁと思っていた父鳥は、今は逆に頭が柔らかくなり、人の意見をきちんと聞いて、実に柔軟性のある態度をするようになった事でしょうか。 今入院している母鳥の世話を父鳥は熱心にしていますが、 30年前の父鳥なら、絶対しなかったろうなぁと思います。米研ぎ一つ、洗濯一つできませんでしたしね(今はどちらもできますが、なぜか米は研ぐことは出来ても炊けません・苦笑)。 母鳥も良い意味で変わってくれたら良かったんですけどね。時々偏屈が過ぎて、私は息子をやめたくなる時があります(笑)。まぁ、息子に対しては、いつでも言い母親なんですけどね。そのしわ寄せが周囲に行くので、みていてハラハラします。 ともかく、母鳥の復帰はもう少し先になりそうです(ため息)。
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