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カテゴリ:旅行・史跡など
それでは、霧島旅行の記録です。
朝3時半頃に起床して、軽くシャワーを浴びて、身支度をしました。 飛行機の時間は6時半ごろでしたが、空港まではバスで40分ぐらいかかりますし、バスの始発は5時からなので、それぐらいの時間に起きて準備すると、ちょうどいい時間になります(ちなみに前日は9時には就寝しました)。 無事に空港につき、飛行機に乗って一路鹿児島に向かいました。 前日の天気予報では、霧島は午前中は弱い雨、昼からは曇りとの予報でしたが、さてどうかなと思って空港につくと、土砂降りの雨(汗)。 でも天気予報をスマホで見ると、依然「弱雨」のまま。う、うーん、予報が間違っているのか、それても鹿児島ではこれが弱い雨の内なのか(汗)。 空港で見かけた看板です。そうか、今年は大河ドラマが西郷隆盛だっただけでなく、明治維新から150年だったんだなぁと、気が付きました。 勝手知ったる空港内で朝食を済ませ、コンビニで昼食(一応登山予定でしたので)と水を調達し、霧島方面に向かうバスが来るまで時間つぶしです(飛行機が鹿児島についたのは定刻より20分遅れの8時半ごろ、霧島行きのバスは9時40分発です)。 その間、観光案内のところに行って、交通の確認です。 前回までは、霧島温泉郷の丸尾まで空港連絡バスで行き、そこからえびの高原・高千穂河原を回る周遊バスに乗って登山口まで向かっていました。 しかし周遊バスは3月2日から運休中のはずなので、代わりの交通機関について最終確認です。 「周遊バスは運休中ですから、高千穂河原に行くなら、丸尾までバスで行って、そこからタクシーを使って行くか、霧島神宮までバスで行って、そこから歩きかタクシーで行くしかありませんね」 ということで、東京であらかじめ調べてあった内容とほぼ同じでした。 晴れていたら、丸尾からタクシーで直行するのが早道ですが、もし雨が続くなら、登山は実質的に無理なので、急ぐ必要もありません。その時は、霧島神宮に参拝して、それから天気を見ながら決めようと考えました。 時間通り、バスに乗って、丸尾に向かいました。 バスの中から見る光景は、結構な雨で、こりゃ神社に参拝して終了になるかもしれないと覚悟しました。 11時10分ごろ、バスを乗り継いで霧島神宮に到着しました。 雨の境内を進みます。この頃が一番雨が酷かった気がします。 うーむ、霧島の神様に嫌われているのでしょうか(汗) お賽銭を入れて参拝しました。考えてみれば、霧島には3度も来ているのに、神宮に来るのは初めてです。まぁ、その代わり、古宮址の方には毎回行ってますけどね。 旅の安全と霧島山の噴火終息をお祈りしましたが、旅の方は無事に終わりましたが、火山活動の方は、残念ながら翌日噴火となりました。 お賽銭少なすぎたかな(多汗) さて、前にも触れたことがありますが、霧島神宮は、天孫降臨した天照大神の孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと。正式な名は天饒石国饒石天津彦火瓊瓊杵尊(アメニギシクニニギシアマツヒコヒコホノニニギ)という名前です。・・・舌噛みそう・汗)を祭っています。 建立は6世紀の欽明天皇(位539~571年)の時代で、御鉢と高千穂峰の中間に建てられました。 ↑高千穂峰と御鉢の中間にある霧島神宮跡。ここが1400年前に神社にあった場所になります。2016年の登山時の撮影です。 ↑今回撮った高千穂河原にある霧島神宮古宮址。600年前まで神社にあった場所です。今はパワースポットとしても有名だそうです。 しかし御鉢の噴火により焼失し、10世紀に高千穂河原に移されました。しかしそこも御鉢の噴火により焼失したため、文明16(1484)年に、現在の場所に再建されました。 上の写真にある拝殿は、正徳5(1715)年に、薩摩藩主島津吉貴の寄進により建てられました。つまり今年で303年の建物になります。 参拝をしませた後、これから先の事を考えました。雨はまだ強い状態です。それでもバス乗り場付近まで戻って、タクシーがいたら高千穂河原に行ってみよう。もしいなかったら、ここで昼ご飯を食べて、丸尾まで戻ろうかと思いながら歩いていると、タクシーの営業所を見つけました。 そこで一休みしている運転手さんに声をかけました。 高千穂河原にというと、「え?」っと、空に目をやり、「まさか鳥さん、雨の中登るの?」と聞いてきました。 私は苦笑して、「雨がやんでいたら登ってみます。降っていたら、高千穂河原で一服して、それから宿まで帰ります」と答えました。 私は基本的に雨の登山はしません。滑りやすくなってケガなどしやすいですしね。 2年前、雨の蓼科山で怪我をしたこともありましたが、あの時は登頂後に雨が降ってきたためにそのような事になってしまった不運からでした。 にもかかわらず、高千穂河原に行くことにしたのは、予報どうりならそろそろ雨がやんでくれるはずという未練と、今宿に行っても時間が早すぎて(この時時間は12時少し前位でした)、チェックインできませんし、時間つぶしに苦労しそうだったのもありました。 最悪の場合、高千穂河原に行って、丸尾に戻ることになっても、それなりに時間はつぶせます。 そんな感じで、高千穂河原のビジターセンターに向かいました。 上は15時半頃の高千穂河原ビジターセンター前です。この頃は雨がやんでいましたが、憑いたときは小雨が降っていました。 お店も開いておらず、駐車場の車も少なく、高千穂河原は閑散としていました。 これは天候のせいなのか、火山噴火の影響で観光客が少ないのか、どちらが原因なのかなぁと思いました(少なくとも売店の方は、火山噴火の影響で、休業中のようでした)。 (続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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