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カテゴリ:旅行・史跡など
ブログを書くために写真見返していると、若干霧島ロスが再燃する私です・・・。
ちなみに先週の今頃(10時20分頃)は、丸尾に到着して、コンビニで飲み物を買って、霧島神宮行きのバス停でボーっとしてましたねぇ(バスが来るのは10時58分だったかな?)。 ビジターセンター前にあるボードです。前日の霧島山火山活動の速報が書かれています。 これによると、12日は20回の火山性地震と、13日は7時までに9回の火山性地震が起きていたことがわかります。 翌日噴火していることを考えると、この時火口内の破壊が続いており、マグマが上がってきやすい状態になってきていたのかもしれません。 「ふっ、だがしかーし! 火山性地震が怖くて、火山オタクをやっていられるか! わーっはっはっはっ!」と、センター前で、羽を広げて高笑いしている鳥を見かけたという人がいたら、それは間違いなく私です。 到着したときはまだ雨が降っていたので、ビジターセンターに移動です。もし雨がやまなければ、ここで今回は登山中止です。 センター内に入ると、受付のお姉さんとあいさつしました。 「鳥さん、登ってきたんですか?」 「今来たところです」 「そうですか、予報だともう少しで止むそうですよ」 「止まなければ登りません。ここで終了です」 「今日は十数人ぐらい登っていましたが、(高千穂峰の)山頂まで行けたのは2名だけですみたいです。鳥さんも気を付けてくださいね」 このセンターに来ると、たいてい霧島の紹介VTRを上映してくれます(だいたい15分ぐらい)。雨が止むのを待つがてら鑑賞しました(観客は私以外に、ビジターセンターに見学に来たと思われる老夫婦が2人いただけです)。 見終わって外を覗いてみると、どうやら雨はやんでいるようでした。とりあえず無理をしない程度に登山開始です。 勝手知ったる霧島神宮古宮址への道を歩きます。 写真でもちらって見えますが、私より前に登山者が1人います。今回私が登山中に遭遇したのは、彼と登っている途中に降りてきたおじさんが1人、下山中に登ってきたおじさん1人の3人だけでした。 登山前に古宮址に参拝です。 今回古宮址の端に道があることに気が付きました。そこを抜けると、登山道に手取り着きました。 森を抜け森林限界近くです。 雨は完全に止んでましたが、視界は悪いですね。あと風も強いです。 今回の登山は、登山者とはほとんど遭遇しない寂しいものでしたが、そのかわりわが同胞たちの声はやかましいほど聞きました(私が判別できたのは、「ホーホケキョ!」というウグイスの声位でした)。 うーむ、同胞たちは私を歓迎してくれているのか、それとも「はよ帰れ!」と言っていたのか、どっちでしょうねぇ。 2年前に来た時はなかった標識です。 たぶん海外(特に前回は、中国の観光客が多かったです)の登山者も多くなってきていますし、御鉢は今年2月に噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に一時なりましたから、急いで設置したのかもしれません。 天気は晴れたり曇ったりです。空模様は結構目まぐるしく変わり、晴れたと思ったら、10秒と経たないうちにまた曇るという感じの繰り返しです。幸いにも私が登山している間に雨はありませんでした。 ただ怖かったのは強風でした。風に殴られるという感じでいきなり来ます。登っている最中に風を受けると、バランスが崩れてひやひやしました。 あと胸の痛みはありました。 私の場合、心臓本体は問題ありませんが、血管が50%ほど縮んでいるそうなので、運動していると血流が上がってそれが痛みになるんでしょうね。胸が痛くなるたびに小休止が必要でした。 考えてみると、この痛み自体は、頻度は少ないものの、数年前の登山中から感じることがありました。まぁ、この手の症状は、長い時間をかけて悪化していくものですから、数年前から兆候があったということなんでしょうね。 一方で歩くスピードは落ちておらず、自転車通勤効果か、筋肉痛も起きませんでした。その意味では登山に適した体力がついているんですけどね・・・。 登っている途中に撮った中岳です。この向こうに新燃岳があります(画面中央の、若干、火山灰をかぶっているところです)。 今回御鉢の上では天気が悪く、韓国岳や高千穂峰は撮れませんでした。これが今回唯一良く撮れた遠景写真です。
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