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カテゴリ:旅行・史跡など
御鉢火口壁外側にある花です。 ツツジのようです(花は詳しくないので、自信ありません・汗)。 この写真を撮っていたところ、先に登っていた兄ちゃんが降りてきました。 「こんにちは。山頂はどうでした?」 と私が聞くと、 「山頂までとてもいけませんでした。風が強くて、もう怖くて怖くて。私は初心者なのでダメです」 と、降りていきました。 確かに風が強くて、私もどうしようかと思いながら登っていましたから、撤退の判断は正しいかなと思います。 まぁ、私は御鉢の上は近いのを知っているので、無理しない程度に登山を継続することにしました。 山頂まであと少しのところで、視界が悪くなりました。風も強く、写真の岩の隣で小休止です。 と思ったら、晴れ間が見えました。上の写真からたった1分のことです。 でも山頂まであと一息の距離なので、一気に登りました。 御鉢の火口が見えました。これが今回唯一撮れた火口の写真です。 火口壁も花が咲いています。天気が良かったら、もっときれいに見えたんでしょうね。 この構図は、過去2回の登山時も取りましたね。今回は意識して撮りました(笑)。 ご覧の通り霧が覆い、高千穂峰は見えません。 まぁ、前に行って道は覚えているので、行こうと思えば行けるのですが、風が強いのと(たまに体が持っていかれそうになります)、雨が心配だったので(予報では、17時ごろから雨とのことでしたが、もしかしたら時間が早まるかもと思いました。この予想は当たり、下山後タクシーで移動中に、通り雨的な豪雨にあいました)、今回はここで登山終了することにしました。 ここで昼食と言いたいところだったのですが、残念ながら風が強くて視界も悪いので、とても食べらる余裕はありません。 しかしこの視界の中岩場を降りるのも少々怖かったので、岩場の陰に腰をかけて、お茶を飲みながら様子見をすることにしました。 10分ぐらいすると少し視界が晴れました。 御鉢回りしたいところですが、火口縁の南側は、噴気などが出ることもあり、登山道も少し荒れているので、現在は通行できないところです。 高千穂河原方向を撮ってみました。写真左手下方にある開けたところが、ビジターセンターです。駐車場に、霧島神宮古宮址隣の建物も見えます。 10分ぐらい休憩する、呼吸も落ち着きましたし、視界も少し晴れてきたので、雨が降らないうちに下山することにしました。 岩場を慎重に降ります。 時折強風で揺さぶられたり、霧で視界が悪くなって小休止をしましたが、今回は転んだりすることなく降りられました。 途中、おじさんが一人登ってきました。 「こんにちは」 「こんにちは鳥さん。高千輪峰まで行ったの?」 「残念ながら御鉢で終了です。風が強いのと、霧で視界が悪くなるので、気を付けてくださいね」 「うーん、そうかぁ。俺も御鉢の火口まで頑張ってみるよ」 「お気をつけて!」 「お疲れ様!」 岩場の下のところまで降りてきました。今回の下りは好調でした。心臓も下りの時は負担にならないようでした。 この標識、前回(2年前)に来た時はなかったものです。岩場で方向が分からなくならないよう設置されたのかな? 桜島を撮ってみました。残念ながら雲がかかっていて見られず、僅かに雲の下に土台部分が見えるだけです。 淡々とビジターセンターまで戻り、今回の登山は終了です。 まぁ、不完全燃焼ではありますが、自分の現状も確認できました。これから先の登山はどうなるか、考えていきたいです。
(登山は終りましたが、旅行の話はもう少し続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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