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カテゴリ:旅行・史跡など
色々あって(仕事忙しかったり、風邪気味になったり、タックル問題で厭世的になったりで)、間が空いてしまいましたが、霧島旅行の続きです。
ビジターセンターに戻っ来ました。このとき15時過ぎぐらいで、まだ時間がありましたので、周囲を散策です。 ビジターセンター近くにある避難壕です。 これは御鉢の噴火に備えたものです。御鉢が噴火した場合、ビジターセンターまで噴石が飛んでくる可能性があります。そのための備えです。 トンネル型のシェルターで、長期滞在には向きませんが、噴石などの被害を回避するには非常に有効です。 出来れば一人でも多くの方に、実際に現地に行っていただき、ビジターセンターで霧島火山の紹介画像を見て、シェルターを確認し、御鉢に上って噴火口の凄さや、高千穂峰からみる霧島山の雄大さを実感して、火山に対する理解を深めていただけたらいいなぁと、思ったりします。 避難壕を見た後、私はビジターセンターに戻りました。 センターのお姉さんが出てきて、「(登山は)どうでした?」と尋ねてきました。 「風が強くて、視界も悪かったので御鉢までで終了でした」と答えると、「残念でしたね。でもまた次がありますよ」との慰めの言葉をいただきました。 もちろんそうですね。無理をして大けがでもしたら、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいますし、山は逃げたりしませんしね。あ、噴火で山が無くなってしまう可能性はあるななどと考えると、焦って落ち着く無くなってしまうので、そういう不吉なことは考えないようにします。 悔しい思いはありますが、また遊びに来る良い理由ができたと思えば、それはそれでまたの楽しみです。 お姉さんがタクシーを呼んでくれる間(霧島神宮からくるので、15分ぐらい時間かかります)、着替えをして一息ついて、館内をつらつら見学です(写真は撮り忘れました)。 やっぱり天気が悪いせいなんでしょうね。この時センターにいたのは、先刻私が登っている際に下りて行った兄ちゃんと(館内でも挨拶をして少し話をしました)、外で車でやってきた若い方々が4人ぐらいだけでした。 天気は若干暗く雲が出てきていまして、風も心なしか水を含んでいる感じです。 これは一雨来るかもし思っていると、タクシーがやってきました。三度目の高千穂河原ビジターセンターと、御鉢とのお別れです。 運転手さんは、霧島神宮であった方でした。 「鳥さん、登山どうでした?」 「御鉢までで終了です。上は風が強くて視界も悪くて、高千穂峰はあきらめました」 「そうか、残念だったね。でも登山に無理は禁物だから、良い判断だったよ」 と、ここでも慰められました(苦笑)。今日はいろいろな人に慰められます。 運ちゃんといろいろ話をしました。 「最近は、観光客も少しずつ戻ってきたんだ。昨日(5月12日)は、天気も良かったから、(御鉢・高千穂峰への)登山者は多かったよ」 前半の言葉はとても喜ばしいものでしたが、後半の言葉は少し悔しかったですね。1日ずれていたらもっと違う登山になっていたでしょうに。今回は登山運がなかったですね。 霧島山の噴火については、「(昨年の再噴火以来)新燃岳はしょうがないなと思った。でも硫黄山(の噴火は)余計だった。まったく、250年噴火しなかったなら、もっ大人しくしていてくれればよかったのに」ともおっしゃっていました。 確かに、硫黄山の噴火で、霧島市とえびの市を結ぶ交通が規制されたり、有毒成分が川に流入して大騒ぎになるなど、大きな影響がありました。GW直前に、交通規制は解除されましたが、観光にも大きな影響はあったでしょうね。新燃岳の噴火だけだったら、もう少しダメージは小さかったでしょうね。 そんな話をしていると、大粒の雨が降ってきました。 「ありぁ、鳥さん、良い時に降りてきたね。運がいいよ」と言われて、自分は運がいいのか悪いのかよくわからなくなりました。 丸尾のコンビニ(ローソン)前で下ろしてもらい、運ちゃんとお別れです(参考までに、高千穂ビジターセンターから丸尾の交差点までの料金は、だいたい4200円ぐらいでした)。この時時間は16時少し前でして、天気がよければ、丸尾滝を見に行って、それから宿にと言いたいところでしたが、あいにくの雨で、そんな気はなくなりました。 コンビニで飲み物を買って外で軽く一服した後、宿の隣にある霧島温泉市場でお買い物です。 ↑は2016年旅行時です。この時も雨でしたねぇ・・・。 親鳥たち向けにお茶(霧島茶)を購入し、ソフトクリームを買って堪能していたところ、新しい出会いがありました。 わが同胞アヒル隊長です。霧島の温泉大使の仕事をしていらっしいます。 5月13夕方に、アヒル隊長と語らっている鳥を見かけたという方がいましたら、それは私です。 買い物を済ませて外に出ると、雨は小雨になってきました。もう少しで止みそうです。 観光客はまばらでしたが、足湯のところは結構人がいて楽しんでいるようでした(声を聴くと中国語のようで、2年前と同様、中国の観光客が多いことが伺えました)。 その後宿に戻り、念願の温泉です。 そして宿泊場所、霧島みやまホテルへ向かいます。(続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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