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カテゴリ:火山・地震情報の見方
↑は、気象庁の防災マップです。 現時点で想定される最も大きな噴火になった場合ですので、このような被害が必ず出るというわけではありません。 21日から始まった口永良部島の噴火ですが、28日現在、断続的に継続しています。 噴煙は800m程度ということで、噴火規模はごく小さいままです。 火映現象(高温の火山性ガスが噴出して、炎のように見える現象)も20日以来観測されていないようで、火山性ガスの放出量も、噴火後特に急増しているかは不明です。現地の天候はあまりよくないようで、強風でガスが四散してしまっているのかもしれません。 その強風の影響で、降灰が隣の屋久島、種子島にも広がっているようです。 今後の火山活動ですが、火山性地震の多さは変わらず、火山性微動の回数も多くなってきていることから(昨日27日は6回、本日28日は15時までに2回)、マグマの動きは活発です。噴火は当面継続するでしょう。 気象庁は、噴火活動が高まれば、新岳火口から2km圏内に、噴石や火砕流の被害が出る可能性を警戒しています。現地の皆様はご注意ください。 それではまた。
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