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カテゴリ:火山・地震情報の見方
さて、先日2月の火山動向で触れた阿蘇山が、本日12日朝6時に、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に上昇しました。 な、なんじゃこりゃ! (←松田〇作風) GWに構想していた登山旅行で、「今レベル1で、草千里方面からなら登山できるぞ!」と気が付いて情報を集め、先日ようやく空いている宿を見つけて、予約したばかりだというのに、何この仕打ち。 私って阿蘇山に嫌われているのかしら(涙)。 と、私怨全開な愚痴は、これぐらいにしたいと思います。 阿蘇山の状況ですが、3月も孤立性微動と火山性地震が継続して多い状態が続いていました。 そして11日夜半から、火山性微動の振幅が多い状態となり、12日早朝の火山性ガスの放出量が4000トンと、前回8日の測定結果1600トンの2.5倍に急増していることから、火山活動が急速に高まっているということで、噴火警戒レベル上昇となってしまったようです。 ただし、傾斜計の変動や噴気などには大きな変化はありませんから、今すぐに噴火が起きるという兆候はありません。想定されている噴火規模は、火口から1km程度に噴石や火砕流が起きるものです。 ですので、カルデラ噴火のレベルの災害の危機というわけではありませんから、慌てずに安心してください。 ふぅ、GWには落ち着いているといいなぁ。 もし入山禁止の状態の場合、登山口入口のところをうろうろ徘徊しながら、通行人を威嚇している鳥がいるというニュースが流れたら、それは絶対に私です。 そうならないでくれることを今日から祈りたいと思います。 それではまた。
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