|
カテゴリ:介護
昨日は関東もまた雪になるかもという予報でしたが、幸い東京都心の方は降らなかったか、すぐに止んだかだったようです。 おかげさまで淡々と自転車で仕事に行ってこられました。 先刻父鳥から電話が来まして、病院から母鳥の経過報告と、退院を視野に入れた相談という話が出たようです。 かれこれ1ヶ月はいっていましたからねぇ。ようやく退院に向けての動きが出てきたようです。 ただ病院から詳細な連絡が来ているわけではなく、お見舞いもコロナの関係で出来ないため、母鳥の様子は不明な点が多いです。 目は今も見えないようです。ただリハビリは軌道に乗っているようで、だんだん歩けるようになってきているようです。 実は先週は命の危険ではありませんが、母鳥は精神的にかなり不安定な状況に陥りました。 病院で「誘拐された!」と騒いだそうです。 困った病院側から父鳥のところに連絡が行き、電話で話したそうですが、「誘拐されて今どこにいるか分からない」と繰り返し主張していたそうです。 なんとかなだめて電話を切ったようですが、数時間後の夕飯時にまた電話が来まして、まだ「誘拐された」が継続していたようです。 しかも父鳥の声を聞いてもまったく反応せず、誰か分かっていないようでした。 父鳥は、「母鳥がとうとうボケた!」と大慌てでした。 直接母鳥と話さなかった私はと言うと、父鳥より一歩落ち着いたところから事情を見ることが出来たので、恐らくせん妄では無いかなと話したところ、父鳥も落ちつきを取り戻しました。 昔、祖母鳥が入院している時、私は似たようなことを経験したことがありました。 初めに病院に行った時、祖母鳥は私をしっかり認識して、話も普通に成り立ちましたが、翌日病院に立ち寄った際、祖母鳥は私が誰か分からなくなっていました(祖母は私を6才で亡くなった自分の息子、私からすれば叔父に見えていたようです)。 その時はすごくショックでしたね。 年齢から考えても、また現在の母鳥の状況は、目が見えない上に耳も遠くなっており、いわば目と耳が塞がれた状態で、自分の家で無いところにいるので、誘拐されたと誤認しているのだろうと、考えたのです。 今の母鳥がまだその頃の状態なのかは分かりません。少なくとも病院から連絡があったのはその時だけのようなので、落ち着いていると良いなぁ願うばかりです。 退院の方向になったのは喜ばしい話ですが、今の状況では、退院してもろくに動けないでしょうし、当面父鳥しかいない状況で帰宅することになるので、その点は心配しかありません。 何が一番良いんですかねぇ。すごく悩みます。 それではまた。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[介護] カテゴリの最新記事
|