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カテゴリ:介護
先週病院で説明を聞いてきました。 そのあとお墓参りに行ったり、実家の方に行って父鳥の様子を見てきたりで、ずっと自転車で駆けずり回っていて、疲れての込んでいることも多い私です(電車使えよ)。 さて母鳥の件ですが、結論から言いますと、特老(特別養護老人ホーム)行きが濃厚になりました。 腸閉塞は治りましたが、リハビリを行っているものの数歩しか歩くことが出来なくなっており、トイレに自力で行くことも出来ません。 加えて痴呆症の進行で、自分が歩けなくなっていることも忘れてベッドから降りて徘徊して倒れ込んで動けなくなると言うことも頻発しています。 母鳥の入院以来、父鳥の体調も急速に悪化してきており(毎日ニトロを服用するぐらい、心臓が弱っています)、父鳥も状況によって入院しなくてはならない感じで、母鳥を介護するどころではなくなってしまっています。 一緒に説明を聞いていたケアマネさんの意見も、「自宅での介護は困難」という判断でした。 あとは受け入れ先の特老を探すと言う状態です。 正直ショックはありますが、3月に腸閉塞で入院して以来、この可能性を感じていたので、大きな驚きはありません。前に大雑把な余命宣告もでましたしね・・・。 ただ驚いたことがあります。 母鳥の脳内を詳しく検査した結果、痴呆症が急速に進行というのは(悪い意味で)予想通りだったのでしたが、「多発脳梗塞(軽度な脳梗塞塞)が頻発していたと思われる」と言う所見を聞いたことです。 多発脳梗塞脳とは、深部の極めて細い血管がつまり、小さな梗塞が多発することが多く、無症状の微小梗塞(手足の麻痺などの症状が出ない無症候性脳梗塞)もなく、せいぜい頭痛ぐらいで終わるケースが多いようです。 父鳥が数年前起きたような脳梗塞では、軽く右手に麻痺が出たため本人は気がつきましたが、母鳥の方は無症状のため、気がつかなかったようです。 数度の渡って起きた多発脳梗塞で、徐々に痴呆症への土台が作られていったという感じなのかもしれません。 無症状の病気というのは厄介ですね。私も頭痛持ちですから、もしかしたら起きた頭痛のいくつかが多発脳梗塞で、徐々に自分自身もむしばまれているかもなどと想像すると、恐ろしくなります(ちなみに昨日一昨日と、頭痛がひどく、この時間には就寝していました。まぁ、昨日は2時ぐらいに目が覚めて1時間ほどPCつけてネットを徘徊していましたけどね)。 母鳥の様子ですが、特老行きの話は伝えられていますが、納得している日もあれば、自宅に帰りたいと言っている時もあるようです。 これは痴呆とは関係ないかもしれませんね。もし自分が同じ立場となれば、老人ホーム行きはしょうがない。でも自宅に帰りたいとなると思うでしょうし・・・。 ただ父鳥も倒れる寸前の状態なので、自宅で母鳥を介護するのは難しい状態なんです・・・。せめて2月末に退院したレベルまで回復してくれていたら、退院して自宅でデイサービスを利用しつつ、様子を見るという選択肢もとりえたと思うのですが・・・。 まぁ、特老に入ったら入ったとしても、今度は金銭面の悩みが出ますから、私や父鳥が楽になるというわけではないんですよね。 でも自宅に戻ってきたら戻ってきたで、トイレに行くこともできない母鳥の介護で、1日拘束されることになるでしょうから、働くこともできないということになります。どちらを向いても前途多難ですね(溜息)。 それではまた。
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