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カテゴリ:介護
先日実家の方に行ってきました。 特養行きを母鳥が嫌がっていることから、話をしてみてくださいと病院からいわれていたためです。 雨が強い時に行く羽目になったので、今日は若干風邪気味です(汗)。あ、もちろん今回は朝から雨が降っていたので、電車で行ってきました。 そして、心は重いです・・・。 病院に行き、母鳥と面会しました。面会と行っても、コロナ禍の中で直接会うことは出来ず、タブレットを使ってのビデオ通話での面会でした。直接面会できるようになるのは、いつになることやら・・・。 話をして驚きました。母鳥、痴呆症を感じさせる発言は少しありましたが、頭の方はかなり正常でした。 まず特養に行きたくない理由ですが、「自分は人付き合いが煩わしく、(人付き合いを)したくない。自分の性格では老人ホームは向いていない」と言っていました。 実を言うと、この母鳥の自己評価は、息子から見てもその通りだと思います。 私が父鳥の体調悪化が著しい点(この時も、父鳥は「この調子だと、自分の方が先に逝きそうだ」と自虐的に言っていました)、また母鳥が完全に足腰が立たなくなっていて、トイレにも行けない点と合わせると、自宅に戻ってきてもらうことは難しいと、淡々と説明して詫びると、母鳥は「仕方ないか・・・」と納得していました。 母鳥は自分が歩けなくなっている点もしっかり認識して、また父鳥の体調も気遣っていました。つい先日まで、歩けないことを忘れてベッドから離れ、動けなくなったりしていた時とは別人のような様子でした。 私にも、「おまえばかり迷惑をかけて申し訳ない。こんなことになるならもう何人か兄弟生んでおくべきだったなぁ」と、冗談めかした発言もありました。 こんな母鳥の様子を見て、驚きとともに、とても切ない気持ちにもなりました。 今の母鳥は、足腰が悪くなったのと、目が見えない点こそ2月に退院した時より状況が悪いのですが、頭の方は2月より正常です。 この頭の状態で、2月時点の足腰の強さがあったなら、問題なく自宅に戻ってきてもらって、自宅で介護を選択できたと思います。 そう考えると、自分の力不足な点も含めて心が重いです。 会話後、病院の介護士さん看護師さんと話をしたところ、母鳥が痴呆症の症状がなりを潜めたのは、先週後半からだそうです。急に落ち着きを取り戻して大人しくなったと言うことです。 その頃はと言うと、私はお墓参りに行ってきていましたねぇ。お墓を磨きつつ、中にいる祖母鳥に、母鳥のことを報告していました。 まぁ、それが関係しているかは分かりませんが(オカルト的にはありな話でしょうけど)、母鳥が落ち着いてくれていることに安堵しつつ、家に帰ってきてもらうという選択肢を選べないことを嘆く堂々巡りの一日でした(おかげで特養への応募書類は、1文字も書けずに放置状態です)。 引っ越しの準備をしないとと言いつつ、明日も何もしない1日になりそうです。 それではまた。
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