日本犬のボケの原因は・・・。
確定申告書の作成が一段落したので、久しぶりにブログに書きこもう。先日メルマガに掲載されていたドッグフードによる、日本犬のボケについて。西洋種の犬には関係無いのだが、日本種にはドッグフードは痴呆の素らしい。万寿美の獣医学入門 No.200から『内野富弥先生が、獣医畜産新報 JVM、Vol58 No9,2005年9月号、日本犬痴呆の発生状況とコントロールの現況 という論文の中で、痴呆犬のことを書かれています。 それを私なりに解釈をしたのが、以下です。 何故、日本犬が痴呆になるか? 日本犬のルーツは、縄文時代に飼われていたイヌといわれています。その頃から、日本人はイヌを飼っていたのです。ウマやウシだと、人間のすぐ傍らにいるわけには、いきませんが、イヌだと人間の近くをうろうろとしているので、食事はどうしても、人間の残り物、つまり残飯をもらっていたことになります。 いまでこそ、「これ、チョビ(イヌの名前)が、喜びそうなかな、それともこちらかな~」という具合に、ドックフードを買い漁ったりしています。小型犬のトイ・プードルや、チワワなんか、特に、食が細いので、何を食べてくれるか、飼い主の悩みのタネです。そんなイヌが、喜んで食べてくれるフードを飼い主は、血眼になって捜したたりしているのが、現代です。いま、一般的に普及しているドックフードは、1960年代からで、それまでは、ほとんど人間の残り物をもらっていたのです。 日本人の食生活を考えていただければ、牛肉を多量に食べていたわけではなく、魚中心だったのです。つまり蛋白質は、魚から取ったいたのです。日本犬の中には、長い年月をかけて、魚の不飽和脂肪酸をうまく利用する機能が出来上がっていたのです。それを1960年代からの牛肉中心のドックフードを食べることにより、痴呆になったといわれています。 日本犬以外の血統書付きのイヌは、海外で生まれて、その祖先が、魚から蛋白質を取っていたわけではないので、いまのドックフードを食べていても、痴呆になりにくいというわけなんです。 ここ20年ぐらいで、イヌの寿命が、飛躍的に伸びてきていますが、食事によって痴呆になるということが、ほぼ解明されたのです。』だそうです。日本犬だけではなく、日本人も同様に「肉食」がメインになってから「認知症」になる割合が増えたと言われています。この原因は、主に魚に含まれる「DHA(ドコサヘキサエンサン)」の摂取不足であると昨今では言われています。でも和食好きならともかく、すでに欧米人食にどっぷり浸って、それを好んでいる人達には簡単には食生活を変えられない(そんなこと気にもしていない人もいるだろうし)だろうし、確かに肉とか乳製品(牛乳は単品では摂らないけど)とかは体に悪いんだけど、焼肉なんか美味しいもんね。まあ、食事もそうだけど、何事もバランスが大事ですよね。話が横に逸れたが、何はともあれ、日本犬の飼い主の皆さん、ご注意を!!人気blogランキングへ登録しています応援のワンクリックお願いします