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テーマ:小学校での出来事(1639)
カテゴリ:school
2ヶ月に一度くらいのペースで
校長先生による講義があります。 これは、この学校の特色のひとつでしょう。 校長先生がこの学校を作った意味、どうやって子供を教育していくか その理念が生で聞くことができます。 平日に行われることが多いためどうしても 仕事を休まなければなりませんが できるだけ参加していくつもりです。 昨日は本当にためになるお話でした。 ひとつは、感情のはなし。 気持ちの本 毎週行われる学校でのアッセンブリで 少しづつ読み聞かせているのですが 子供たちは大好きで真剣に聞くんだそうです。 うれしい、かなしい、おこりたい、こわい、言葉にできない気持ち。 それを口に出して言えば楽になるよ、ということ。 子供たちはみんな、親や先生にいい子に見られたくて 気持ちを抑えてしまうのだそうです。 だから、自分の気持ちを口にだしてもらいたいと。 校長先生は、ここで少し感極まっていて 私たちも少しもらい泣きしていました。 そう、知らず知らずのうちに いい子になることを押し付けていないかな。 これはちょっぴり反省させるられる材料です。 もう一冊紹介がありました。 自分を好きになる本 男らしくなりたかったら、自分らしくしてはいけない。 女らしくなりたかったら、自分らしくしてはいけない。 でも、それで最後には何も感じなくなっていまうかもしれない。 というようなこと。 これも、自分を抑えなくていいんだよというメッセージ。 人間としてあたりまえの感情を 抑えるということが美徳だと教えられる。 抑えることで、いい人になれる。 校長先生が見る限りでも子供にもそんな ところがたくさんあるそうです。 それは大人がそんな風に導いてしまっているのですね。 とにかく子供には、 自分はかけがえのない一人なんだ ということを伝えなくちゃいけない。 意味の無い子供なんてどこにもいない。 それは親が先生が、口に出して言わなくちゃいけない。 そうすれば子供は安心して 自分の感情を出すことができる。 校長先生は常におっしゃっています。 私も今のところはチビに対して 大好きだよ!と照れずに言うようにしています。 ママやパパにとって 本当の宝物だと知っていて欲しいから。 いつまでもこれだけは続けたいなあ。 たとえうるさがられても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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