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カテゴリ:右前肢麻痺・ススム
また久々の更新になってしまいました。 今日も超長文で~す
せっかく暖かくなってきたのに 真冬に逆戻りですね。 昨日はススムのお届け日でした。 前日は福島も20℃くらいあったそうですが 昨日は2℃。 予報では夕方から雪マーク。 片道300キロの道のりを 無事に往復できるか!?
朝8時半に出発しました
圏央道 ↓ 常磐道 ↓ 磐越道 ↓ 東北自動車道 目指すは福島飯坂インター。
(途中のSAにあった道路図)
最初は雨だったけど
磐越道で雪が舞い始め
ほとんど吹雪になってきて
雪が積もり始めてきちゃいました。 なんせノーマルタイヤ。 焦る焦る。 どうする? Uターンする!? いや、山を越えればきっと大丈夫。
その通り また雨に変わり 無事に飯坂インターを降りたら 雨さえ降った形跡もない乾いた道路。 どうりで里親さんからも連絡がないはず(^_^;)
途中休憩を挟んで 12時半に到着しました。 あーよかった。
わが家と違って大きなひろ~いおうちです。 ススムのケージを置くお部屋に通されて 目に飛び込んできたのは・・
4個並んだケージでした。
実は里親さまは ススムと同時に3匹の猫を引き取っていたのです。 みんなそれぞれハンデがあるコを。
お見合いの時には 先住猫は「あいちゃん」1匹とうかがっていました。
「同時に何匹も引き取ることを話したら しかもみんなハンデのあるコなんて きっとおかしな人だと思われて ススムくんを譲渡してもらえないかもしれない」 と なかなか言い出せなかったんだそうです。
たしかに そんな奇特な方なんて 滅多にいませんからね。
それを知った時、 正直言って (これは新手の里親詐欺か・・?) ちょっと怪しいと疑ってしまって お届け前に猫たちの写真を送っていただいたりしました。
こんな風に 清潔な、きちんと並べられたケージを見て、 その中の猫たちを見て、 疑ってしまったことを激しく後悔です><
でも、 里親募集は里親詐欺との戦いでもあって 苦労して保護した猫を 絶対に悪魔に渡すまいと ボランティアはみんな 里親さん選定には 細心の注意を払っているのです。
あるボラさんのブログに、 「犬猫保護ボラをしていると 普通の生活をしていたら 出会わないであろう とんでもない悪い人間にも遭遇するけれど たまーに 神様みたいな人に出会うこともある」 とありました。
ススムの里親さんはまさに神様ですね。 本当はあいちゃんの遊び相手を1匹・・と考えていたのに 募集サイトを見たら ハンデのある子をどの子も引き取ってあげたくなって それをご主人も許してくださったと。 (5匹までと一筆書いて誓ったそうです(^_^;))
疑ってしまって 本当に、本当に すみませんでした!!
猫たちは いつもケージに入っているのではなくて みんな障がいがあるので 安全面を考慮して お留守番の時だけケージだそうです。 今日は新入りが来るので みんなケージで待ってくれました。
では ススムの仲間になる猫たちを紹介しますよ~
まずは先住猫のあいちゃん
センターに負傷猫として収容され 殺処分寸前のところで引き取った猫さん。 脳に障がいがあり視力はぼんやり見える程度 だそうですが 外見からはそんな障がいを感じさせない 元気いっぱいの女の子。
一番年上の推定3歳やよいくん
なんと偶然にも 知人の大ベテランボラのchieさんが保護主さんでした。 負傷猫として千葉県愛護センターに収容された当初は おそらく事故に遭い頭部に強い衝撃が加わったせいで ボロボロの状態だったそうです。 口蓋裂、下あご骨折の手術、 胃瘻チューブでの給餌と大変な闘病だったようで・・ 今は元気になって 視力がないもののやんちゃなコなんですって。 キバが出たままなので給餌にちょっと工夫がいるそう。
黒猫のこむぎちゃん
愛護センターから引き取った女の子。 やはり負傷で収容されて 斜頸気味で旋回してしまうそうです。 センターの職員さんは 「あまり長生きはできないだろう」 と言いながらキャリーに入れてくれたそうですが 里親さんは 少しでも改善するようにと通院して 治療を頑張っていらっしゃいます。
黒猫のベルくん
別の保護主さんから引き取り。 全盲の男の子。 保護主さん宅にどんな事情があったのかわかりませんが 家の外のケージで保護されていたそうです。 寒い外から助けてもらえてよかったね。 まだ人馴れがイマイチだとか。
そして ススムは・・ここへ。
床の間の前で申し訳ないです、、、
同じケージを買って用意しますと言ってくださったんですが ずっと使っていたケージの方が 少しでも落ち着くかな?と思って トイレからベッドから一式持って行きました。
(Fさん、ウールのベッドは婿入り道具にさせていただきました)
しばらく引きこもりでしょう・・
ここから出て 里親さんに甘えて 仲間の猫たちと遊べる・・ ようになるにはどのくらいかかるかな。
ススム、がんばれ!
トライアル期間をどうしましょうかとご相談しましたら 「いいえ、このまま正式譲渡でお願いします」 とおっしゃっていただきました。
右前肢麻痺ススム これからの長い猫生を過ごすおうち決定です。
里親さま どうぞ末永くよろしくお願いします。
・・でですね、 1時間半くらいお邪魔していたのですが その間、夫は チラチラとスマホを見ては天気予報をチェックしており。 ヤバイよ、また雪になってる 早く帰ろう・・と目くばせ。
そんなわけで ススムとのお別れもそこそこに (でもやっぱり涙が出てしまいましたが) 急いで帰途に。
帰りも郡山付近でまた吹雪いて 今度は磐越でなく北関東道を通ることに。 でもそっちも 「雪注意!80キロ規制」 チェーン規制になったら高速下りなきゃ! でしたが 無事に帰宅できました。
往復650キロ。 夫よ、運転お疲れさまでした。 普通ならビールで乾杯・・でしょうけども 下戸な夫婦は いただいた「ままどおる」とお茶で(笑) お疲れ~かんぱーい! (^O^)
ススム 元気に長生きして 里親さんに恩返しするんだよ~!!
「みんにゃ、応援ありがとー」
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