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カテゴリ:読書
(あらすじ)
少年誌「ガンガン」で連載中の大ヒット漫画「鋼の錬金術師」の最新刊が発売されました。少年誌といえばどちらかといえばティーンエイジャー向けの作品が多いものですが、この「鋼の錬金術師」、ストーリーは物悲しく、軽快なテンポで進む展開の中にも重厚で読み応えのあるエッセンスが盛り込まれています。さて、この「鋼の錬金術師」の愛読者である帆日多課長。今日は何を語ってくれるのでしょうか? 帆: わーい、わーい。 須: ん?課長、どうしたんですか。すごく楽しそうですね。 帆: うん。待ちに待った「鋼の錬金術師」の最新刊がでたのぅ。 須: ・・・漫画ですか。 帆: あっ、バカにしている。漫画は有力なエンターテイメントコンテンツなんだよ。この「鋼の錬金術師」だって、漫画にとどまらず、TVアニメ、ゲーム、そして今度は映画と幅広く展開されてるんだから。 須: いや、別にバカにはしてませんけど。あまりに話が突然だっただけです・・・ 帆: ふぅ~ん。ま、いいや。でね、でね、今回の最新刊ではいよいよ物語の核心に迫っていくことになるんだけど、マスタング大佐率いる軍部と錬金術により作られた人間ホムンクルスとの激闘がいよいよ始まるんだよね。 須: えぇと、興奮されているところ申し訳ないんですが、主人公はそのマスタング大佐なんですか? 帆: はぁ、なんで。主人公は錬金術の天才、エドワード・エルリックとその弟アルフォンス・エルリックだよ。 須: ・・・あのぅ、話が見えないのであらすじを教えてもらえませんか。 帆: しょうがないなぁ。主人公はエドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックは優しい母親に育てられた仲のよい兄弟なんだけど、ある日その母親が病で死んでしまうんだよ。行方不明の父親が偉大な錬金術師だったんだけど、その遺産から二人は死んだ母親を錬金術で蘇らせることができるのではないかと考えたんだ。ところが、死者の蘇り、人体練成は禁断中の禁断の技であり、失敗してしまう。そして、弟は体全てを、兄は右手と弟を救うために左足を失ってしまうんだ。 須: す、すごいグロイ展開ですね。 帆: うん。とても少年誌で連載してるとは思えなかったよ。絵もかわいくて、冗談もテンポいいんだけど、根本的な部分は非常に重いネタだからね。 須: そうですね。で、体をそれぞれ失った二人はどうするんすか? 帆: 母親を蘇らせることが大きな間違いであったことに気付いた二人は、せめて失った体を取り戻そうとするわけ。そのためには錬金術の集大成ともいえる“賢者の石”を手に入れる必要があるんだけど、その“賢者の石”を探す中で次々と事件に巻き込まれ、それが国家的な謀略に繋がっていくという、そういう展開なんだよぉ。 須: う~ん、話を聞いてるとストーリーがかなりしっかりしてるみたいで興味あるなぁ。ちょっと貸して下さい。 帆: いいけど、今娘が読んでるからその後ね。 須: は~い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.01 11:13:50
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