アラビア書道とその周辺

お稽古もお盆休みのところが多くなり、時間がぽっかりと空いたので、近くの本屋に言行ったところ、またアラブを見つけました。

世界中の鉄道を紹介している「世界の車窓から」がＤＶＤ本になったものですが、そのNo.43が店頭に並べられ、地域がエジプト・シリア・サウジアラビアになっています。
速攻で購入しました。
本は簡単な観光紹介が書かれた、２０ページほどの薄いものですが、付録に（というかこちらの方がメインの）ＤＶＤがついており７０分間鉄道旅行が楽しめます。テレビで放映されたものを７０分に纏めたものですが、うまくまとまっています。

２年前にアスワンからギザまでツアーで乗ったナイル急行の様子が乗っていたり、
駐在中に是非乗ってみたかったサウジアラビアのペルシア湾岸のダンマンから首都リヤドまで結ぶ列車の様子が流れています。

確か昨年テレビで放映されていたはずで、タイマー録画していたのですが、臨時番組が入ったり、中継が延びたりして、結構取り損ねた回がありました。ＤＶＤができたら買おうかなと思っていたところ、最近近所の本屋で見つけた次第です。

特にサウジアラビアは写真撮影が大変難しく、このような映像は３０年前では絶対無理だっただろうなと思います。
リヤドの駅は町の中心から結構離れている上、まわりに何の施設もなく、バスやタクシーもなかったので、誰かに迎えに来てもらわなくてはなりませんでした。当時はまだ携帯電話もなかったので、列車が遅れたら何時間も出迎えの人は待つことになります。今、そのあたりはどれくらい変貌しているか分かりませんが、またサウジアラビアに行くチャンスがあれば、一度確認してみたいと思っています。もちろん、同区間も乗ってみたいです。確か所要時間は４時間ぐらいのはずで、エアコンの効いたステンレス車両で砂塵を巻き上げながら突っ走る姿はなかなか迫力があるだろうなと思います。