|
カテゴリ:サウジアラビア
3月26日夜に帝国ホテルに行き、豪華なディナーを食べてきました。
サウジアラビアから国防副大臣のハーリド・ビン・スルタン殿下の公式訪日にあたり、在日サウジ大使館が帝国ホテル富士の間でレセプションを開催したからです。これに本田先生が招待されたので、当方もご相伴に預かりました。 だいたいこういうレセプションは立食が基本だったのですが、今回はテーブル席が用意されており、雰囲気が異なっていました。 日本からの出席者は錚々たる要人が招待されています。 米倉経団連会長(日本サウディアラビア協会会長)、小池自民党広報本部長、飯島勲内閣官房参与、河野太郎参議院議員(もっとほかにも議員がいたようですが、顔を認識できたのはこれだけ)のほか、各国在日の中東国大使、結構多かったのが防衛省の役人、米国軍の軍人(軍服を着ていたので明らかでしたが)、更に民間人も新聞記者、民間外交官、イラストレーター(郡司みさおさん)、書道家(佐川先生も)など芸術部門の方も。 出席者は全部で百数十人ぐらいだったようです。 ハーリド副大臣は1949年生まれというので63か4歳で、故スルタン王子の長男。 訪日の目的は「両国の親善関係をさらに深めるため」としかありませんが、国防副大臣という肩書から、例のアルジェリア事件絡みで日本企業のサウジでの操業の不安を取り除いたり、米軍との軍事協力を強くすることも含まれているのかも。JGC(日揮)、昭和シェル石油、東洋エンジニアリングなどの企業が花環を出していました。 今まで多くのサウジの要人が来日していたのですが、これだけ大掛かりにをパーティを開催したことはありませんでした(呼ばれなかったのかもしれませんが)。 ハーリド殿下は初代国王から数えて第3代世代の一人であり、次期王子を選定したり、現国王や皇太子が業務を遂行できなくなった時に代行する忠誠委員会35人のメンバーの一人でもあることから、将来的に皇太子や国王になるやも知れないということで、サウジ大使館が音頭を取って盛大なレセプションを開催したものかと思われます。 ただ、いつもの通り、開催の通知は直近だったので(他の出席者も同様)、これだけの人を集めるのに関係者はさぞかし大変だっただろうなと想像する次第。 面白かったのはサウジ人の出席者も数多くいるにも関わらず、サウジ伝統の民族服を着た人は一人のみ。また食事も完全な西洋式フルコースで、食材もアラブっぽいものは一切ありませんでした。唯一、ステーキにハラール肉が使われているという点ぐらいでした(メニューカードにわざわざ書いてありました)。もちろん、アルコールは皆無でしたし、ノンアルコールビールもありませんでした。 レセプションに出たハラールステーキ。脂身はほとんどなくしっかりした肉の味がしていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.03.28 11:21:18
コメント(0) | コメントを書く
[サウジアラビア] カテゴリの最新記事
|