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カテゴリ:鉄道
大井川鐵道には週末や祝祭日にSLを走らせているので有名。これは乗らなくてはいけません。
(今回乗ったかわね路号の牽引機関車C10型は1930年に製造された23両のうちの一台ですが、他の機関車は既に解体されているので唯一の現役機関車で、かなり貴重な機関車です。) 座席予約はインターネットで受け付けるとあったので、早速同社のホームページでチェックしましたが、ゴールデンウィークの真っ最中で全て”満席”とあります。 ところがよく調べてみると逆方向の上り(千頭→新金谷)には席があるのを発見。無事千頭発13時8分発”急行かわね路12号”の予約が取れました。 通常料金の他に急行料金800円かかります。 停車駅は、川根温泉笹間渡、家山のみですが、所要時間は各駅に停まる普通電車より遅く、1時間26分もかかります。その分車窓をゆっくり楽しめるようになっています。 客車も往年の古い車両をそのまま使っているので、あちらこちらガタがきています。 車内販売では動輪焼きというお菓子やお弁当を売り、OBと思われる車掌がハーモニカを吹いたり、駄洒落を飛ばしてサービスに努めています。 列車は家族連れが多く、特に小さな子供が多く結構賑やかです。 途中停車駅の川根温泉笹間渡駅付近では露天風呂客(水着着用)が、また茶摘みやキャンプ客が手を振ってくれたりして、絵に描いたようなほのぼのとした雰囲気になります。 家山駅では下り電車とすれ違うため13分停車します。この停車時間が撮影時間となります。また、一旦下車して木造の駅舎を見ることもできます。 かわね号の終点は金谷ではなく、一つ手前の新金谷ですので、後続の電車に乗り換えなくてはなりません。なぜ金谷駅まで行かないのかというと、金谷駅には先頭に付けた蒸気機関車の方向転換する転車台の設備がないからです。 転車台は新金谷駅と終点の千頭だけにあります。数人がかりで転車台を回す光景を千頭駅で見ました。結構大変な作業です。 (転車台を回す作業員) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.04 08:29:35
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