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カテゴリ:アラビア書道
関東もようやく緊急事態宣言が解除になりましたので、4月から休講になっていたアラビア書道の自主講座も6月から開始に向けての準備に取りかかりました。
関東での定期的な自主講座は初めてですが、関西では既に多くの講座が自主講座なので特に問題はありません。 ただ、まだ自粛要請が出ているなかでの開講ですので、どれくらいの人数の方が参加されるか読みにくいところです。また、マスク着用、手の消毒などコロナ対策が必要です。 今日のことわざは、前日触れた、「約束は雲、実行は雨」です。アラブは乾燥地域が多く、めったに降らない雨は非常に大切なものです。雲が出ても本当に雨が降るまでは安心できません。いくら口で約束していても、本当に実行してくれるまでは安心できないということです。 一端雨が降ると、砂漠ではいつもは干上がっているワジ(涸川)に水が流れてちゃんとした川になります。 一方都会はほとんど排水設備がないので、雨は舗装した道路の低いところに溜まり、ちょっとした洪水になります。その中を突っ切ろうとする車がエンストを起こします。するとどこからともなくバキュームカーが現れ、水を吸い上げて砂漠に放出するという作業になります。 本来恩恵の雨ですが、現代では少し厄介者になります。 اَلْوَعْدُ سَحَابٌ وَالْفَعْلُ مَطَرٌ (アル・ワウドゥ サハーブン ワ (ア)ル・ファウル マタルン)直訳すると「約束は雲であり、そして実行は雨である」 ディーワーニ書体で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.28 20:13:16
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