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カテゴリ:アラビア書道
木曜の本田先生による、『たのしいアラビア語講座』を18:00~19:30を初級者、19:30~21:00を中・上級者が6月11日から開講することになりました。
中・上級者はもともとアラブイスラーム学院で勉強されていた方が移ってくるので開講は問題ないと思っていましたが、初級者は応募者が少なくて開講できないかも知れないと思っていました。 ところが、意外にも初級希望者が増えてきて、最終的に初級講座も開講することになりました。 巣ごもり生活で多くの人が何か新しいことをやって見たい感が強く出たのかも知れません。 今日のことわざは、 بَيْضَةُ الْيَوْمِ خَيْرٌ مِنْ دَجَاجَةِ الْغَدِ (バイダトゥ (ア)ル・ヤウミ ハイルン ミン ダジャージャティ (ア)ル・ガディ) 直訳すると「今日の卵は明日の鶏より良い」 日本のことわざでは「明日の百より今日の五十」という文言があります。英語でも、A bird in the hand is worth two in the bush「手の中の鶏は藪の中の二羽に値する」になります。 明日何が起こるか分からないので、少なくても今日手に入るもので満足した方がよいということでしょう。 ところが、「今日の卵を得るよりも明日の鶏を得るほうがよい」という格言もあります。17世紀のイギリスの神学者のことばらしいですが、これは、今我慢すれば、後で卵が孵り、鶏になれば卵をたくさん産んでくれるかも知れない、という事らしいです。 なお、ダジャージャは雌鶏を表しますので、鶏が大きくなって卵を産んでくれるということでしょう。 どちらのことわざを取るか、個人の自由ですが、多分「今日の卵は明日の鶏より良い」がもともとベースにあったのだと思います。 韻も踏んでいないし、何か直訳的な感じもしますので、元はアラビア語のことわざではないような気がしますが、ルクア書体で書いてみると、文字の流れがスムーズで非常に書きやすかった文言でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.09 22:44:04
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