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アラビア書道とその周辺

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2022.08.28
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カテゴリ:アラビア語
السبع سبع ولو انقلعت أنيابه


アラブのことわざで(سبع)という単語がでてきました。サバゥ(saba')と発音したら数字の「7」の意味になるのですが、「7」では文章の意味が通じません。
改めて、(سبع)を辞書で引いてみると、同じ綴りでサブゥ(sabu')と発音する「野獣」とか「ライオン」の意味がありました。

アラビア語でよく使われるライオンはアサド(أسد)です。シリアの大統領など人名にもよく使われていますが、sab'(سبع)は余り見かけない単語です(不勉強かも知りませんが)。

シャクル(発音記号)が付いていなければ、「7」かその関連の単語かと思います。もちろん、後半の文に「もしその牙が抜かれても」という文があるので「7」ではないなとあたりは付くのですが。

ということで全体の意味は、「ライオンはライオン。たとえその牙が抜かれても」となります。日本語では「腐っても鯛」が近いかも知れません。その他に「襤褸(ぼろ)でも八丈」、「破れても小袖」、「ちぎれても錦」、「沈丁花は枯れても芳し」など同様のことわざがいくつかあります。
英語ではA good horse becomes never a jade(駿馬は決して駄馬にはならない)。

ディーワーニ書体で書いてみました(赤色とオレンジ色の部分が「ライオン」です)。










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最終更新日  2022.08.28 20:13:17
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