ドバイエピソード8 バティールについて
今回のドバイ旅行のお土産は、行く前からほとんど決まっていました。それはバティール(bateel)社のデーツ(ナツメヤシ)でした。ドバイにはブランド品や民芸品がたくさん売られていますが、そのほとんどは輸入品です。数少ない産品がデーツでドバイでも収穫され、スーパーなどで売られていますが粒が小さく余り美味しくなさそうです。デーツのブランド品、バティールは大きいだけではなく、甘みも最高と評されています。バティールのデーツはサウジアラビアの首都リヤドの北西にあるアルガートというところでとれた良質のデーツが元になっていると、バティールのHPに書かれています。デーツは全て種が抜かれており、中にオレンジピールやアーモンド、キャラメルコートをしたクルミなどが入っているものや、デーツ自体がチョコレートコーティングされたものもあります。いずれも店では某有名チョコレートGO〇〇VAのように綺麗にディスプレイされて、売られています。同社HPによると、デーツにもいくつか種類があり、同社ではヒドゥリ(Khidri), ホラス(Kholas), セガイ(Segai), アグァ(Agwa), ソカリ(Sokari), バルヒ(Barhi)などの種類が販売されています。今回ドバイで大量購入したものは、ヒドゥリとホラス種でした。ヒドゥリはベストセラー商品でちょっと濃いめの茶色で大きく、甘いのが特徴とのこと。また、ホラスの方は少しうす茶色っぽく、少し小さく、甘すぎないとの説明でした。バリエーションとして、フィルド(filled)というタイプがあります。中にアーモンド、オレンジピール、ジンジャーピール、キャラメルコーティングのクルミなどが入っているものを言います。職業柄(?)、良くデーツを食べることがありますが、バティールものが一番美味しいと思われます。お値段も結構高く、キロ当たり155ディルハム4,030円ほどしました。一キロで50個ぐらい入っているので、一個当たり80円ぐらいになります。日本でもバティール社はバレンタインの時にはチョコレートを販売しているようですが、常設店があるのかどうか不明です。アーモンド入りヒドゥリオレンジピール入りヒドゥリ生姜ピール入りヒドゥリキャラメルコーティング入りホラス