アラビア書道とその周辺

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• 大阪教室（淀屋橋）はかなり快調

  大阪・淀屋橋のお稽古場所はJACA直営のため、一般のビルの一室を借りて運営しています。AAホールは淀屋橋の周辺にいくつかの貸しビルを持っているため、以前は時々ビルが変わっていましたが、最近はずっと淀屋橋と本町の中間ぐらいにあるエビスビル本館のAAホールで開催されています。各フロアにいくつか部屋があり、毎回どの部屋になるか分からないのですが、エレベータの脇に紙で部屋番号が書かれています。部屋は割に広い部屋を割り当ててもらえているので、30人ぐらいまで増えても大丈夫そうです。ただし、人数が増えると部屋代も上がるという料金設定になっているので、今後人数がドンと増えたら、場所を再考しなければならなくなるかも知れません。イベント開催や一般企業の研修などが多いので夕方まではビルは人の出入りが多く、結構ごった返していますが、お稽古が始まる19:00ごろにはほぼ終わり、お稽古事や文化講座などがいくつか開催されているだけですので、比較的静かです。ここでのお稽古代は前金制ではなく、お稽古場所のなかで唯一、出席したときのみお稽古代を支払えば良いというシステムを取っています。このため出席者は、少ない日は一人、多い日は12人ぐらいと非常に幅があります。お仕事の関係で必ずしもいつも出席できるかどうか分からないという方に便利なため、このお稽古場所はOLの方や昼間にアルバイトをされている女性が多いです。また場所が大阪のビジネス街の真ん中にあるため、会社帰りに立ち寄りやすいというメリットもあります。最近はかなり波が少なくなり、コンスタントに10名前後の方がお稽古に来られており、安定してきました。一定の経費がかかるカルチャーセンターでは採用できないシステムですが、意外に良いシステムだと思っています。以前、あるカルチャーセンターにも提案したことがありますが、特に反応はありませんでした。先日のお稽古にも男性の体験者が来られ、かなり気に入られたようでした。また、2年近く休まれていた方がひょっこりと顔を出されました。こんなシステムですからいくら休んでも顔を出しやすいのかも知れません。まあ、2年はさすがに長いですが、半年ぐらいお休みされる方もよくいらっしゃいます。皆さん非常に熱心なので、私の無駄話には耳を貸さず、2時間一生懸命練習される方が多いです。

  2013.03.07

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• 國際書道連盟展を見てきました

  東京上野の東京都美術館に國際書道連盟展に行ってきました。同じ館でグレコ展も開催中ということでしたが、日曜日の昼過ぎにしては比較的空いていました。造形書部門に28点が展示され、アラビア書道と英語のカリグラフィーが同コーナーに展示されていました。今回のアラビア書道の出品数は4点のみと少し少なめでしたが、準特選が2点と秀作が1点と非常に入選率が高くなっていました。準特選のうち、一点はジャリーディーワーニ書体でコーランのルクマーン章の一節、もう一点はディーワーニ書体でアラビアの詩が書かれていました。秀作はジャリーディーワーニ書体で書かれていました。造形書ではなく、普通の書道の方に毛筆で白い紙にアラビア文字で書かれた書がパキスタンとイランから数点出されていました。いずれも日本のお習字のように書かれた文字ばかりでかすれあり、にじみありで、アラビア書道のカテゴリーではありません。それでもうち一点は連盟賞を受賞していました。ところが一つ大問題がありました。日本風に書かれたアラビア文字の中の一点の作品の展示が上下逆になっていたのです。急ぎ受け付けにその旨を説明したところ、慌てて至急展示し直すということでしたが、しばらくしてから別の係員が現れ、昨日書いた本人から既に指摘があったとのこと。なぜ展示し直さないのかと聞いたところ、今から表装をはずすと手間暇がかかり、展示に間に合わないからで、そのことは既にご本人にも伝えてあり了承をとったとのこと。書いた本人が来て、指摘しているにも関わらず、展示し直さないとは非常に問題。以前にも間違って展示していたことがありましたが、ちゃんと一日でかけ直されていましたのに今回は無視しています。特に書いてある内容が絶対間違えてはいけない言葉なので、敬虔なイスラム教徒の方がこれを見た場合、国際問題に発展しかねないのですが、そのあたりの感覚が分かっていない様子。今回、この展示展を見た方は、是非どの作品が逆さまに飾ってあるのかを探してみて下さい。

  2013.03.03

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• 今日は東京ジャーミイで初めてのお稽古です

  2月23日(土）、ユヌス・エムレトルコ文化センター主催の東京ジャーミイでのお稽古がいよいよ始まりました。 東京では6番目、全国で17番目のお稽古場所になりました。生徒さんの数は、つい10日ほど前に5人とご連絡いただいたのですが、この1週間で一挙に4人増え、9人になりました。モスクの1階に丸テーブルを2卓とホワイトボードを並べて臨時教室になっています。周りの壁にはコーランの文言がスルス書体で書かれていたり、少し小ぶりの本田先生の作品"緑の宇宙"が展示されたりしていて、環境は申し分ありません。 他のお稽古場所と同様、男性は少なく、1名だけでした。土曜の午前中ということもあり、参加者の中には会社勤めをされている方もいらっしゃるようでした。初日ということもあり、少し書道についての解説を行ったあと、いつものとおり、運筆、数字の順番で進めて行きました。みなさん熱心で一時間半のお稽古はあっという間に終わったという声がありました。東京ジャーミイは礼拝時間以外は見学自由なので時々見学者が入ってくるのですが、土曜日の午前中ということで少なく、それほど気になりません。10回講座としてスタートしていますので、この間に何か一点作品を作ることにしました。ちょうどお稽古をしているお隣には展示スペースがあり、使用可能ということでしたので、多くの訪問者に見てもらえて、好都合です。今日は、このすぐ後に西新宿のクラブツーリズムで、更に夕方から横浜の朝日カルチャーセンターでと3ヶ所でお稽古があり、かなり慌ただしい一日でした。

  2013.02.23

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  4月14日（日）は第15回アラブ・チャリティ・バザーです

  恒例となりました第15回アラブ・チャリティ・バザーが開催されます。アラビア書道で来場者のお名前書きを今回も行います。天気が良ければ、おそらく周辺で桜の開花が見られるかもしれません。便利な場所ですので来場者がいつも多く、特に午後になると混雑が予想されますので、午前中に来られた方がゆっくり見られるかも知れません。１．日時：4月14日（日）11:00～17:00２．場所：港区赤坂1-12-32　アークヒルズ　カラヤン広場３．アクセス：地下鉄南北線六本木一丁目駅3番出口から徒歩1分、または銀座線溜池山王駅13番出口徒歩1分３．内容：アラブ各国の雑貨・フードの販売および文化（アラビア文字習字、ヘナ・タトゥー）体験４．その他：　（１）入場料1,000円が必要です（当日も購入できますが、結構並ぶかもしれませんので前売りを購入した方が良いかも。）　（２）収益の一部は東日本大震災被災地にも寄付されます。

  2013.02.22

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• ユヌス・エムレでアラビア書道開始決定

  トルコ大使館文化部ユヌス・エムレトルコ文化センターが主催するアラビア語のカリグラフィー講座が代々木上原の東京ジャーミイでいよいよ始まることが決定しました。開始日は2月23日（土）とちょっと切りが悪いですが、7月末までの10回講座になります。お稽古時間は第2第4土曜日の朝10時30分～12:00までとなっていますので、当日はこの後に13:00から西新宿のクラブツーリズムで、また18:00から横浜の朝日カルチャーセンターでそれぞれお稽古があり、３コマのお稽古となり、またまた忙しくなりそうです。ユヌス・エムレという名前は14世紀初めごろのトルコの民衆詩人から取られているようです。「アナトリア中部サカリヤ川流域で生まれた。アナトリア方言による詩作で有名。民衆の生活に根ざした素朴な作風は人々に愛され，トルコ近代文学にも大きな影響を与えた（抜粋）。」と世界大百科事典にあります。場所が東京ジャーミイの中ですし、新たに始まる講座ですので何か他とは違った趣向を行いたいと思います。ユヌス・エムレ東京のホームページは一応ありますが、まだ未完成のようで、まだアラビア書道ほかの文化講座のお知らせが掲載されていません。ホームページ　http://www.yunusemreenstitusu.org/japan/index.php?lang=ja&page=1　ただツイッターの方ではいろいろ情報発信を行っているようですので、近々のいろいろな　催しものはこちらを見た方がよさそうです。ツイッター　https://twitter.com/yunusemretokyoまだ、募集人員には余裕がありそうですので、今からでも間に合います。

  2013.02.19

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  中東向け放送局の取材に

  2月4日のアラブイスラーム学院のお稽古にイランの国営放送局が取材にきて、本田先生と数人の生徒さんにインタビューをおこないました。実は前日に同放送局の担当者から電話が急にかかってきました。どうも前にここでも紹介したニッポンドットコムの記事を見たようです。撮影やインタビューは1時間ほどで終了しました。既にこのニュースはネットに載っていますので、ご覧ください(英語)。www.presstv.irページの中ほどにあるvideoというところにあります。

  2013.02.16

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  ムーンライズ・キングダム

  1965年のおとぎ話です。ある島で訓練する12歳のボーイスカウト所属の男の子と同じ島に住むお金持ちの女の子が駆け落ちしました。男の子はボースカウトでいじめられていたようでした。女の子は裕福な家でしたが、家族からは疎まれていたようでした。二人は島の海岸の誰も知らない場所で野宿をします。キスをしたり、泳いだりして楽しい時間を過ごしました。でも一日で捕まってしまいます。女の子は家に戻されます。一方、男の子は両親がいないため、里親のところに返されそうになりますが、里親が引き取りを拒否したため、少年院に連れてゆかれそうになります。少年院の係官が飛行機で彼を連れにくる間、彼は島の警察官のところに一時的に預かられます。そこにボースカウトの元仲間たちが協力し、男の子と女の子を連れだし、別の島に逃がします。警官、女の子の両親、少年院の係官、ボーイスカウトの大人たちが二人に迫ります。そこにハリケーンも加わり．．．全編に1960年代の音楽が流れます。テンポは決して早くないのですが、何かオーケストラの演奏を見ているようです。一つ一つの楽器演奏が始まり、だんだんその数が増えてきて、最後に大合奏するというような構成になっています。肩の張らない、何となくほっとするような映画でした。金がかかってなさそうな映画ですが、一番金がかかっているのは警官役のブルース・ウィルスのギャラではないかなと思います。最近は映画券ではなくこのようなムビチケと呼ばれるカードになっていて、自分で映画館の端末を操作して座席予約する必要がある。結構邪魔くさい。

  2013.02.11

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  ハラールのミソ

  ご覧になった方も多いとは思いますが、2月4日（月）の朝日新聞夕刊に面白い記事が載っていました。それは『イスラムが商機のミソ』という見出しになっています。ある日本のメーカーが、日本のみそ業界で初めてハラール認証を取得したという記事です。日本の純粋なミソの成分は動物性のものはなく、また製造過程でアルコールは検出されません。だったらハラール食品ではないかと単純に考えることができるのですが、記事によると、問題は製造ラインにあるようです。製造ラインは消毒する必要があり、その際、アルコール成分を含んだ薬剤を使うこともあるということです。一度でもアルコール消毒したラインは、その後アルコール類を使わなくても、そこで作った食物は全てハラーム（ハラールの反対）になってしまうということです。これは何となく日本でいう穢れ（けがれ）に近い考え方ですね。この意味でいうと日本にあるほとんど全ての既存の食品製造ラインではハラール食品を作ることができないことになります。それでは日本にいる厳格なムスリム、ムスリマの方は何も食べることができなくなりますので、厳格なイスラム教徒の方は輸入ハラール食品やハラール付レストランで我慢しているということになります。日本在住のイスラム教徒の数は数万人ぐらいだと思いますが、出張や観光で来られる方も増えてきており、彼らの食事はかない大変という現状です。先日もテレビでマレーシアからの観光客受け入れのため、日本の旅行会社が奮闘しているところを放送していました。そのとき、食事には全て紙製の使い捨ての食器を使っていたのが印象的でした。通常の食器類はハラーム食品で使われたことがあるためです。日本の美しい陶磁器や漆器などが使えないのがもったいないです。日本の人口減少に伴い、消費される食品量も減ってきて、食品業界も益々競争が激化するなか、このハラール食品産業は伸びる余地が大いにあると思います（まあ、新聞にこんな記事が出たということは、とっくにどこの食品メーカーも動いているということですが）。朝日新聞記事

  2013.02.10

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  アラブ イスラーム学院第21・２２期卒業式およびアラビア語オリンピック入賞者表彰式

  本日、アラブ　イスラーム学院で卒業式＆アラビア語オリンピック優秀者のメダル授与式がありました。15:00まで西新宿でお稽古がありましたが、15分前に失礼し、タクシーでアラブ イスラーム学院まで走りました。道路が空いていたこともあり、約30分で到着し、無事卒業式に間に合いました。卒業式は、早稲田大学副学長、サウジアラビア大使館大使代理などの来賓が列席され、ほぼ予定時刻通り開始。今回の卒業生は全部で23名でした。だいたい女性が多かったのですが、還暦を過ぎていると思われる男性が3人ほどいらっしゃいました。また2名はインドネシアの方（親子？）、1名はドイツ人と、アラビア語を学ぶ人のバリエーションも増えて来ているように感じます。卒業生への卒業証書授与の後、アラビア書道部門の優秀者も表彰され、メダルの授与がありました。また、総合一位の方には本田先生作の作品が特別に授与されました。これは昨日同学院の会議室に展示していた作品でしたので、慌てて取りに行き、本田先生から受賞者に渡して頂きました。式は1時間ほどで終了しました。卒業生は嬉しそうにお互いで写真などを撮っていました。ここではアラビア語を2年かけて学ぶコースになっており、かなり厳しい授業なので脱落者が多いと聞いています。それもあり、卒業生の喜びも大きいと思います。なお、学院の入り口にはアラビア語オリンピックで書いたアラビア書道作品が展示されていました。 アラビア書道優秀者の作品（１）ナスヒー書体（２）ルクア書体（３）ディーワーニ書体

  2013.02.09

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  2月 23日（土）から東京ジャーミイ内でアラビア書道開始

  以前、少しお話しておりました東京ジャーミイ中での書道がいよいよ開催されることになりました。小田急線代々木上原駅に近い東京ジャーミイにあるトルコ大使館文化部「ユヌス・エムレ　トルコ文化センター」が主催する文化講座の一環で、まずは書道とオヤ（トルコのレース刺繍）の教室が開催されます。第2・第4土曜日の午前中10:30～12:00ということでちょっと早起き（？）が大変な方もいらっしゃるかも知れませんが、モスクの中という日本で最高の環境でのお稽古場所になりますので、お楽しみに。書道は東京では5カ所目となります。もう限界、限界に来ていると言いながら、また講座が増えます(^^;)講座は2月23日から開始し全10回となります（2/23、3/9、3/23、4/13、4/27、5/11、5/25、6/22、7/13、7/27）。好評であれば続くと思います（多分）。また、3月3日からは、レース刺繍「イーネ・オヤ」の教室（全3回）も開催されます。お申込み・お問い合わせについては、直接以下記載の電話番号またはメールでご連絡ください。------------------------------------------------------トルコ大使館文化部ユヌス・エムレ　トルコ文化センター〒151-0065　東京都渋谷区大山町1-19 TEL: 03-5790-9927 FAX: 03-5790-9928 E-mail: tokyo@yunusemre.or.jp

  2013.02.09

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  アラブ　イスラーム学院内ミニ作品展の準備で

  今日午後からアラブ イスラーム学院へ作品を展示作業のため行って来ました。2月9日（土）に同学院で学院の卒業式と1月26日に開催されたアラビア語オリンピックの優秀者へのメダル授与のため、多くの来賓者が集まります。この機にアラビア書道作品を大勢の方に見てもらおうと学長が提案があったためです。提案はわずか2週間前でしたので、とりあえず同学院の生徒さんを中心に声をかけたところ、快くご協力頂き全部で19点が集まりました。作品展示の会場は通常は会議室として使用されているため、特に展示用のピクチャーレールなどがない普通の部屋でしたが、パネルを5枚入れてもらい、それに100円ショップで購入したフックをかけ、更に魚釣りで使用するテグス（糸）とスイベル（サルカン）という道具を使い、作品を引っかけて吊しました。これらの道具は以前ここで作品展を開催したときに使ったものでそのまま使うことができました。作品を持参した方が学院の生徒さんに大いに手伝って頂いたことから展示作業は1時間半ほどで完了しました。特に意図しなかったのですが、色もデザインもバリエーションに富んだものが揃い、まとまりの良いミニ作品展になりました。なお、本田先生の作品も新作一点が混じっています。実はこれが今回のアラビア書道オリンピックの最優秀者への賞品です。コーラン　イムラーン家章103節『あなた方はアッラーの絆に皆でしっかりとすがり、分裂してはならない』（スルス書体）

  2013.02.08

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  久しぶりのモロッコ料理

  京都のお稽古の前に久しぶりにランチLa Baraka（ラ・バラカ）で取りました。ここは京都でも珍しいモロッコ料理レストランで開店したての時に一度行っています。ブログを見てみると2011年2月18日でした。前回はタジン鍋を食べたので今回はクスクスを食べてみました。クスクスは他のところで何度か食べたことがありますが、これ自身には味がなく、おからを食べているようでパサパサしていますので、汁気の多い野菜や肉が掛かっていて一緒に食べます。この汁気のある具で善し悪しが決まるようです。ここのクスクスは具の量が多く、クスクスが完全に隠れてしまっています。豆が数種類、ナス、オクラ、カボチャ、それにチキンがスパイシーではなく、ちょうどよい味付けになってたっぷり掛かっています。食後にミントティーを飲んでいるとモロッコ人シェフが現れ、少し話すことができました。大変気さくな方で明るく、もともとベルギーに長くいたが、2年ぐらい前に日本に来て、レストランを開いた由。アラビア語を勉強している人が結構よく寄ってくれるようで、書道について少し話すとかなりノリノリになっていろいろ聞かれました。なかなか楽しいレストランなのですが一つ難点があります。メインディッシュの量が多いことです。前回のタジン鍋の時も多かったのですが、今回も多かったです。女性一人ではちょっと食べきれないようで、近くの席の女性もかなり残していました。多分サービス旺盛なため、多めに作ってくれているのだと思いますが、女性客が結構多いところですので、ちょっと量を減らしてはと老婆心ながら思う次第。具沢山のクスクスミントの生葉入りミントティー

  2013.02.07

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  出光美術館”オリエントの美術”展に行ってきました

  東京・有楽町駅近くの出光美術館に行って来ました。現在開催中の『オリエントの美術』展を見るためです。たまたま、朝日カルチャーセンター横浜に割引券があったので200円割引で800円で見ることができました。全部で144点とかなり見応えがあります。展示はエジプト文明とメソポタミア文明、ローマ時代の技術革新-ガラスの美-、実用の美-イスラーム美術-とコーナーを分けてあり、説明も細かく分かりやすかったです。やはり気になるのはイスラーム美術ですが、67点と全体の半分近くを占めています。16世紀～17世紀にかけてのイランとトルコのものが多かったのですが、”ラスター彩・・・”と付いた陶器がいくつか見られました。これは、陶芸用語大辞典によると「 ････光の角度によってやきものの表面がキラキラと七色の虹のように輝く光沢をもつペルシア施釉陶器。この現象は、釉薬の表面に置かれた顔料の非常に薄い金属皮膜が光線を複雑に乱反射するオパール現象によって、生ずるもので、金彩などのストレートな輝きとは異質の幻想的なものといえる。」とあります。いずれもなかなか綺麗な作品ばかりです。また、『銀象嵌ナスヒー書体銘文大盤』という大きなタライのような展示物がありました。当然、職業柄、”ナスヒー書体”という単語に反応しました。ただ、ナスヒー書体らしき文字はちょっと判別しにくい文字でかなり図案化されているような気がしました。また、他のもので珍しかったものは玄武岩で作られた分銅でした。単なる石ころではなく鳥の姿に小さくデザインされたもので、紀元前1千年紀のものとは想像できないほど精巧に作られていました。紀元前1千年紀『朱鷺のミイラ』の展示物も面白かったです。実際に中をスキャンした写真が展示されており、朱鷺のミイラが実際に入っているのが判明している珍しいものです。見終わった後、休息コーナーがあり、お堀端に向かってソファーがずらっと並べられており、無料のお茶（緑茶、烏龍茶、ほうじ茶）が自由に飲めます。展示物の鑑賞後、ゆったりとくつろぐには絶好の場所です。出光美術館は、帝国劇場に入っているビルの９階にあり、正に都会のオアシス的空間です。平日の閉館前という時間帯でしたが、そこそこ人が入っていました。3月24日（日）まで展示中です。休館日は毎週月曜日ですが、2月11日は開館。開館時間は10:00～17:00（入館は16:30まで）、毎週金曜日は19:00まで（入館は18:30まで）です。

  2013.02.05

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• アラビア語オリンピックの結果がアラブ　イスラーム学院のホームページに

  1月26日（土）アラビア語オリンピックが開催されましたが、その詳しい結果および写真が、アラブ　イスラーム学院のホームページに載っていますのでご覧下さい。http://www.aii-t.org/この中で、書道部門の結果について、本田先生のコメントとして、 「あくまで私見ですが、アブゼイド由美さんの作品について、ルクア書体については端正な線で書法を守って書いてあり、ディーワーニー書体では活き活きとしている。総合点で、本田孝一賞に選びました。各作品に大差はないが全体として水準が上がっている。統一感があるか、のびのびと書いているかというところで優劣がつくのです」ということで、今回参加頂いた方はご苦労様でした。また、次回にも多くの参加者が出るのを期待しています。

  2013.01.30

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  第10回アラビア語オリンピック開催

  （「アラビア書道競技　競技者は既に連絡済みのハディースの文言を書くこと」と書かれています）本日、アラビア語オリンピックがアラブイスラーム学院で開催されました。アラビア書道競技は11:00～12:00です。少し早めの10時頃会場に行くと、既に3名ほどの競技者がいました。一番乗りの方は9:30から会場に来られ準備していたとのこと。開始時間の11時の五分前には競技者14人全員が揃い、予定通り開始。見学者もかなり入ってこられ、アラビア書道競技を見学されていました。特に大きな問題もなく競技は12:00に終了。今回は時間前に退席される方はなく、皆さんギリギリまで頑張って書いておられました。最終的にはお一人で2書体書かれた方もいたため、全部で15作品が提出されました。2書体提出された方は2名。ナスヒー６点、ルクア５点、ディーワーニ3点、自由書体1点でした。厳正なる審査の結果、各書体で１席、2席、3席を決定。更に総合で1位、2位、3位も決まりました。今回はお手本が事前に無く、各書体とも自分でデザインして練習しなければならなかったことから、入賞者は全てベテラン陣が占め、１年未満お稽古期間の挑戦者たちにはちょっと難しかったようです。2月9日（土）の表彰式には総合１～3位の方への豪華なメダル授与と総合1位の方への本田賞（内容はお楽しみ）の授与が予定されています。（オリンピック当日に出された昼食。鶏、クスクス、パン、ホンモス、サラダ、羊の焼き肉、サラダなど）

  2013.01.26

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• アラビア書道も学校教科書に載るかも！？

  神田神保町にある某出版社に出かけて行きました。そこで撮影をするためです。何の撮影かと言いますと、小学校のお習字の教科書に載せる写真です。筆を持って字を書いているところを何パターンか撮り、撮影時間はわずか40分ほどで完了しました。撮り終えた後、担当者にいつ頃この教科書は出版される予定ですかと聞いたところ、何と平成27年度用とのこと。教科書は4年に一回改訂するので今から作り始めて文科省の検閲をパスしなければならないし、結構時間がかかるとのこと。たとえ27年度とは言え、アラビア書道が学校教科書に載るということは画期的なことで、これでかなりアラビア書道の認知度がアップするのではないかと思います。

  2013.01.25

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• ニッポンドットコムで本田先生の記事がアラビア語版でも

  先日紹介しました、ニッポンドットコムのインターネットサイトに本田先生の記事がアラビア語版でもアップされました。アドレスは、http://www.nippon.com/ar/people/e00028/　ですのでご覧下さい。本田先生に関する記述部分はほぼ同じですが、作品展について二人の女性の生徒さんと怪しげな中年太りのおじさん一人の作品と紹介が追加でなされています。アラブ人のお友達に本田先生のことや日本のアラビア書道について説明されるときにこのページを教えてあげたら良いかもしれませんね。

  2013.01.23

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  大阪でちょっと大きなオリエンタルダンスショー

  2月16日（土）に大阪でベリーダンスの大きな催しがありますのでご紹介します。場所は大阪・肥後橋イシハラホールというところです。メインゲストはバルセロナでオリエンタルダンススクールのオーナーであるアラビア系ブラジル人のMunique Neith（ミュニーク・ニース）さんで、その他トルコ文化協会の専属ダンスインストラクターのShadia Elise AlMansour（シャディア・アリ・マンスール）さん他、日本人美人ダンサーも多数出演されます。また、演奏にはウード演奏に常味裕司さん、ダルブッカ永田充さんなど豪華なメンバーです。主催は大阪・天満橋にあるトルコ文化協会ですが、アラビア書道教室のお稽古も第一・第三土曜日の18:30～20:00に地味にやっています（ちょこっと宣伝）。----------------------------------------------------------------------オリエンタルダンス＆ミュージックショーDANCING WITH ANGELS日時：2月16日（土）18:00開演（17:00会場）場所：イシハラホール（大阪市西区江戸堀1-3-15、地下鉄四つ橋線肥後橋駅５B出口すぐ）料金：全席指定　S席8,500円、A席7,000円、B席6,000円　（当日券はそれぞれプラス1,000円）お問い合わせおよびチケット販売：トルコ文化協会TEL06-6358-1201にお願いします（アラビア書道教室の体験・受講も同じ番号です。(^_^)）。

  2013.01.23

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  池袋のオリエント博物館に”ペルシア書道のいざない”展を見に行ってきました

  池袋の古代オリエント博物館で開催中の”ペルシア書道のいざない”に行ってきました。特別展示の書道コーナーには二十数点の作品が飾られていました。今年は16世紀の能書家ミール・エマードのトリビュート作品、早く言えば彼の作品を賞賛し真似て書いたものが数点展示されていました。作品の多くはナスタリーク書体が多いのですが、少しくずした独特のシェケスタ書体や、アラビア書道と同様のクーフィ書体、ナスヒー書体の作品も少しありました。彩色されているものも多く、文字デザインでアルファベット単体、または単語を繰り返して書いて配置した面白い作品もあり、なかなかバリエーションに富んでいました。また、作品には一つ一つ解説が入っており、わかりやすくなっています。たまたま、主催者の角田先生が一人で作業されていたので、少しお話ししました。苦労されたのは日本語訳とのこと。ミール氏の作品には、余り有名でない作家の詩も使われていたり、オスマン・トルコ語で書かれたものがあったり、文字には関係ない装飾点が付けられていて文字の判読が難しいものなどがあったためとのこと。このオリエント博物館では月に2回、ペルシア書道の講座があり、現在20名ほどの方が受講されています。初級クラスと中・上級クラスに別れており、長い方は10年近くになるとのこと。この特別展は2月3日（日）まで。1月27日（日）と2月24日（日）の13:30～15:30には体験教室が開催されます（事前申込み制で詳しくは電話またはホームページで）。

  2013.01.22

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  北千住のお稽古の後で

  読売文化錦糸町の生徒さんたちと東上野にあるインドレストラン”スルタン”で昼食会を行いました。現在お稽古お休み中の方も加わり総勢8名が集まりました。北千住教室は昨年急に人数が増えたこともあり、ちょっと皆さん余り顔馴染みでなかったのですが、今回の昼食会で一気に打ち解けたかも知れません。生徒さんの一人がムスリムだったので、色々質問が飛び、賑やかな集まりとなりました。料理はだいたいの方は990円のランチセットか1,050円のレディースセットを注文。いずれもかなりボリュームがあり、ナンとご飯とカレー2種類、サラダ、デザートでセットになっています。ナンはお代わり自由です。ナンはなかなか美味く、お代わりをされた方もいらっしゃいました。カレーの辛さは選べるのですが、hotでもタバスコほどは辛くない程度でした。レディースセットはアイスクリームのデザートがついています。追加でタンドリーチキンを注文。これもジューシーで肉は柔らかでした。＾ところで実はレストラン選びがちょっと難航しました。お稽古が終わった後ということで15:00始まりだったので、この時間に開いているレストランは意外に少なかったこと、更に生徒さんの中にムスリムの方もいらっしゃったので、ハラールの食事であることが条件だったので、北千住付近を探した結果、入谷駅と上野駅の間ぐらいにあるこのインドレストランになりました。一階はカウンターのみですが、地階にはいす席があります。（990円のランチ。ナンは食べ放題）

  2013.01.21

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  今日（1月21日）から「ペルシア書道のいざない」展が開催されます

  ペルシア書道の展示が今日21日から開催されます。ペルシア書道教室の講師角田先生および生徒さんの作品が展示されます。また、書道体験もあります。ペルシア書道は、アラビア書道と同じように葦（アシ）の筆を使って書きますが、独自の書体を持っていたり、背景の描き方などデザインの仕方がかなり異なる点などもあり、色々参考になりますので是非ご鑑賞下さい。また、アラビア書道にもペルシア書体（ナスターリーク書体）がありますが、微妙に書き方が異なっているところを探すのも面白いかも知れません。（紹介文から）古代オリエント博物館自由学校「ペルシア書道教室（講師：角田久子さん）の講師・受講生の作品を中心に、書道にまつわる道具やイランの街の風景も紹介します。特に16世紀の書家ミールエマードをとりあげ、流麗で美しいペルシア書道の世界にいざないます。クローズアップ展ペルシア書道へのいざない○　日時：2013年1月21日（月）～2月3日（日）10:00～17:00（入館は16:30まで）＊＊1月27日（日）、2月24日（日）の13:30～15:30に一日体験ペルシア書道教室を開催します。申込み制。詳しくは電話またはホームページで（TEL:03-3989-3491、http://www.­sa.­il24.­net/~aom/­)○　場所：古代オリエント博物館　小企画展示室（豊島区東池袋３－１－４サンシャインシティ文化会館7階）○　アクセス：JR、地下鉄丸ノ内線、有楽町線、西武池袋線、東部東上線の池袋駅東口から徒歩13分または地下鉄有楽町線東池袋駅６・７番出口から徒歩6分）○　入館料：一般500円、大・高校生：400円、中・小学生150円（土・日曜日は小・中・高生は無料）なお、日本アラビア書道協会に入館料が半額になる特別割引券が若干枚数ありますので、お稽古の際、お申し出下さい（一枚で4名まで利用可）。○　期間中、古代オリエント博物館・常設展「タイムスリップ！古代オリエントの世界」もご覧いただけます。

  2013.01.21

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  帰りの新幹線では”かやく”を

  19日のお稽古が終わったらすぐに新大阪駅に駆けつけるのですが、前回に引き続き、帰りの新幹線で食べる夕食を、新大阪駅ではなく、途中の乗換駅梅田にある阪神デパ地下名物の閉店間際の叩き売りから選択。こちらの方が安くて美味しいものがあります。今回は200円引き483円のまねき食品の「かやく弁当」にしました。オーソドックスな駅弁スタイルで、半分にかやくご飯、残り半分がおかずになっています。おかず類は野菜とミンチボールと鯖の塩焼きが一切れですが、メインはかやくご飯です。ちょっと軟らかめでしたが、美味しかったです。「かやく」とは本来”加薬”から来たとされていまが、いろいろな薬味を入れたご飯ということで野菜や山菜、肉類などをいっしょに炊き込んだものです。一般的には炊き込みご飯と呼ばれますが、大阪では専門店もあるぐらい有名で、よく実家でも作っていました。立ち食いうどん・そば店にもだいたい置いてあり、きつねうどんと一緒に食べるのが昼飯の定番です。

  2013.01.20

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  岡山市立オリエント美術館で生徒さんのミニ作品展が

  岡山市立オリエント美術館で、そこでお稽古をされている生徒さんの作品を飾ってもらっています。ほとんどが10月からお稽古を始めたばかりの生徒さんの作品です。（左上から、「ありがとう」「成長」「夢」、左下から「決意」「猫」「毎年、善きことがありますように」）（左上から、「三日月」「偉大な」「星」「メソポタミア」、左下から「風」「卵」「ようこそ」それぞれ自分の好きな単語を書いてもらうことにしたのですが、アルファベットを習いながらの勉強ですので皆さんなかなか大変そうでしたが、何とか間に合いました。2月2日（土）まで「銘文に秘められたオリエントの世界」展も開催中ですので、ついでに（こちらの方がメインですが）、ご覧になって下さい。羊皮紙に書かれた古いコーランの一部とか、陶器に書かれたイミフなアラビア文字などなかなか興味深い展示物があります。

  2013.01.19

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• 本田先生の記事が掲載されました

  インターネットサイトに本田先生の記事が掲載されました。 http://www.nippon.com/ja/ このサイトは、昨年行われた作品展と同じタイミングで、本田先生のところに取材に来ていたニッポンドットコムというところのもので、日本のニュースを少し掘り下げ、多言語で海外に発信しているインターネットのサイトです。 まだ、日本語以外の言語アップされていませんが、アラビア語でも近々掲載されると思います。(多少内容は変わるかもしれませんが) 作品展の様子も少し載っています。

  2013.01.19

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  関西初のウイグル料理で新年会を

  大阪教室(淀屋橋)の生徒さんたちと大阪なんばにあるウイグルレストラン「ムカーム」で新年会を行いました。トルコ文化協会（天満橋教室）の方も加わり総勢13名が集まりました。3000円のコース料理を注文。デザートも含め以下10品の料理が出ました。○羊肉と鳥肉のチャーシュー○短く切ったうどん(？)炒め○羊肉シシカバブ○玉子スープ○ランプン(レンズ豆のデンプンを固めたクズのような料理。)○人参と春雨のサラダ○トホコルミス(鳥肉のピリ辛炒め、きしめん入り)○ジャガイモの千切り炒め○ポロ(ウイグル風ピラフ)○アイスクリーム(イチジクジャム添え)○ローズティー（ランプン）（短く切ったうどんのような料理。料理名不明）皿数は多いですが、一皿一皿の量も多くなく、それほど油っこくありませんの量的にはちょうどど良いかもしれません。 特に珍しい！という料理は、ランプン以外はありませんでしたが、 麺類や羊肉を多く使用しており、どこかで食べたことがあるような懐かしい感じです。羊肉はクセもなく食べやすかったです。なお、10人以上でコース料理を注文するとウイグルダンスもついています。食後、女性ダンサー（実はオーナー）が３曲ほど踊った後、ミニレッスンがあり、全員で参加。手先の表現が重要であり、ベリーダンスやインド舞踊が混じったような踊りでした。（鏡部屋でのウイグルダンス中）このレストランの料理はハラールですが、店にはハラールのシールや文言は貼られていません。理由はシルクロードワインなどアルコール類も扱っているからだそうです。ある意味ストイックなのかもしれません。経営は中国新疆ウイグル自治区ウルムチ出身ウイグル人夫婦がやっており、奥さんは京都の同志社大学で日本語を勉強、兵庫県立大学の大学院を卒業したとのことで日本語堪能です。レストラン経営のほかに、ウイグルダンス、ベリーダンスも教えていてなかなか忙しいようです。当日はたまたま阪神大震災のチャリティで神戸まで出かけていたとのこと。場所は地下鉄なんば駅25番出口から歩いて1分という便利なところで、中はかなり広く2階もあります。2階は鏡部屋になっておりちょっと怪しい感じですが、実はダンスレッスンのために使っているようです。平日は17:00～23:00の夜のみ営業、土・日はランチも提供しているようですが、まだ、ウイグル料理というのは馴染みがないためか、お客が少ないようです。看板にシルクロード料理と書けば少し増えるかもという意見も。ウイグルではアラビア文字が使用されているので、アラビア文字つながりで書道教室の生徒さんにも行ってもらい少し盛り上げて頂きたいです（宣伝料は頂いておりませんが）。ムカームのHPは　http://muqam.pepper.jp/。まだ工事中のところが多いです。

  2013.01.17

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  アラビア語オリンピックまであと10日

  前にもご連絡しましたが、1月26日（土）に東京・広尾にあるアラブ　イスラーム学院で開催されるアラビア語オリンピックが近づいて来ました。当日10:00からアラビア語のワープロ、スピーチそしてアラビア書道の３競技が行われますが、アラビア書道は11:00～12:00の間です。今回は前もってお手本がないため、ちょっとハードルが高いためか、参加者の出足が良くなかったのですが、少しずつ増え始めており、現在のところ14名程度になりそうです。いままでのお題はコーランからの出題ばかりだったのですが、今回初めてハディースになりました。このため、コーランではBSML(いと慈悲深く、慈愛あまねくアッラーの御名において）という文言の代わりに、ハディース独特の文言がついています。それは、ムハンマドこと”アッラーの使徒”に対し、『アッラーが祝福し、彼に平和を与えたまえ』）という修辞的な文言（祈願文）です。ここの部分は細筆を使って書くのでなかなか難しいと思います。オリンピックまであと10日ほどになりましたが、参加される方は頑張って下さい。（クーフィ書体（フォント）で課題文を書くと上記の通りとなります）

  2013.01.16

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  大雪の中、お稽古は通常通り

  今日は祝日かつ大雪でしたが、横浜翠風荘でのお稽古がいつも通りありました。往きは多少小降りだった雪がだんだん強くなり、お稽古が終わる時間には横殴りとなり、かなり積もっていました。お稽古は15分ほど早めに切り上げたのですが、バスがなかなかやって来ません。翠風荘は横浜市内にあるものの陸の孤島のようなところで、周りは閑静な住宅街ですが、交通手段はバスしかありません。しかも祝日は１時間に一本しかありません。最寄り駅まで20分ほどかかります。その唯一の足のバスがやって来ません。神奈中バスに電話をしても全くつながらず、同社のインターネットで運行状況のページに繋ごうとしてもつながらずで、いつ頃バスが来るのか全く読めません。小一時間ほど待って来そうにないので、いつもとは違う別ルートのバスで帰ることにします。このバス停までは少し歩かなくてはなりませんが、幹線道路沿いにあるので、おそらく動いていると判断。途中、余り人が通らない道を通るため、バス停まではかなり雪が積もったままになっています。長めの階段があるところなどかなり歩きにくい。バス停に近づくと、この幹線道路も片側は車が数珠つなぎ、もう一方はガラガラで車がほとんど走っていない状態。いやな予感がし、翠風荘まで戻ろうかなと一瞬思いましたが、ダメ元と思い、バス停で5分ぐらい待ったところ、ノロノロと雪だらけのバスが運良く到着。（翠風荘付近。一方の車線が数珠つなぎなのにもう一方はガラガラ）一安心と思ったところ、バスは「雪のため途中までで打ち切ります、神奈中バスは全線運行ストップとなります。」とアナウンスがあり、何もない本郷車庫というバス停で乗客は全員降ろされました。ここで待っていてもいつバスが再開するか分からず、バス停の周りには暖をとるようなところもなく、凍死する恐れがあったので、最寄りのJRの駅まで歩くことを決行。バスでいつも通っている道ですので道順は覚えていましたが、実際に歩くのは初めてです。急な坂があり、多くの車がスリップしています。車道と歩道の区別もないほど雪が積もり、湿った雪でぐちゃぐちゃになった道路を40分ほど歩きました。10回ほど滑りそうになったものの、一度も転倒せず、体勢を立て直し、やっと港南台駅に到着。全体的に電車はかなり遅れていたものの、幸いすぐやって来て、大船駅に到着。ところが今度は東海道線、横須賀線も全てストップ中とアナウンス。まあ、ここまで来たら何とかなると思い、大船駅で一旦下車し、昼食をゆっくりととり、再び戻って来るとまだ同じ電車が停まっている状態。駅ごとに電車が待機しているとのこと。それでもしばらく待つと少しずつ電車は動きだし、いつもなら翠風荘から1時間もかからないところ３時間ほどかかり家に到着。（大船駅前の中華料理屋『千馬』の日替わり定食。油淋鶏がメイン。鶏肉がジューシーでボリュームもあり満足しました。）こんな悪天でも翠風荘のお稽古には11名中、9人が来られていました。お休みされた2人も体調不良のためで、天気が悪いから来ないというような軟弱な方はいらっしゃいませんでした。 

  2013.01.14

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  またもや近所にインドレストラン発見

  最近インドレストランが増殖しているような気がします。今まで家の近くには本格的なインドカレーレストランは無かったのですが、先日、家の近くに『チャイ』というインドレストランがあるのを発見し、試してきたばかりですが、たまたまインターネットでやはり自宅から歩いて15分ぐらいのところにもネパール・インドレストラン『クリスナ　キッチン』があるのを発見し、またもや食べに行きました。もとは町の定食屋というような店をそのままインドレストランに改装した感じでドアを開けるといきなりテーブルが並んでいました。4人ほどのネパール人らしき従業員が働いていました。休日の昼すぎでしたが、そこそこ人が入っていました。ランチは650円～1150円となっており、一番安い650円の定食だと4種類のカレーから一種類選び、ナンが一枚だけお代わりできるようです。これが750円になると、選べるカレーは一挙に11種類となり、ナンも食べ放題になるという面白いシステムです。チキンカレーを選びました。カレーの辛さも選べるのですが、辛口でもそれほど辛くはありません。だいたいネパールのカレーはインドカレーより油が少なめで、香料の種類も少ない感じであっさりしているのが特徴ですが、ここのカレーも割に軽めです。カレーの量はナン一枚をちょうど食べきるぐらいです。ナンも柔らかく甘みもあり美味しいです。本来はネパール料理がメインだと思いますが、ランチメニューにはありません。まあネパール料理は日本人には馴染みがないので一枚看板では商売しにくいのかも。インドカレーにはターメリック、シナモン、ショウガ、カルダモン、クローブなど漢方薬にも使われる、体によさそうな香辛料が多く含まれているせいか、会社員時代には、体調が悪くなるとインドカレーを食べていたという記憶があります。ただ、ナンやライスを食べ過ぎるので体調が良くなると同時に肥満する恐れもあります。1月末にも新しいインドカレー屋が近くにオープンすると、チラシが入っていました。選択肢が増えて楽しみです。（『クリスナキッチン』の650円の定食。これに飲み物が付く）

  2013.01.13

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  Arabic Editor

  iPhoneにはいろいろアプリがあるので何か面白いものが無いかと思い、検索欄に”arabic ”と入れてみました。思った以上にたくさんのアプリが出て来たので、暇つぶしに一つ一つ見ていくといくつか面白いものがありました。その中で今回の一番はArabic Editorというアプリでした。これは英語のキーボードのまま文字を打ち込むとアラビア語の単語が出てくるというものです。例えばキーボードからktbと打ち込んだ後、スペースバーをタッチすると、アラビア語の単語である、kataba,qataba,qaTabaなどいくつかの候補が出てきます。その中から自分の意図する単語にタッチすると文字が確定するという仕組みになっています。要は日本語のローマ字変換と同じ理屈です。これはアラビア文字のキーボードでなかなか上手く打てない人に朗報です。また、タッチタイピングに慣れている方もそのまま慣れてくれば意外に早く打てます（ただiPhoneの画面が少々小さいので少々難しいと思いますがiPadならちょうど良いでしょう）。特に日本人はパソコンで日本語のローマ字変換に慣れているので操作も簡単かもしれません。このアプリはAndoroid型スマートフォンにもあるのかどうか不明です。（ktbと打てば該当する単語の候補がいくつか出てくる）

  2013.01.09

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• 1月19日から岡山市立オリエント美術館にて生徒作品を展示

  岡山市立オリエント美術館で、昨年10月からお稽古をされている生徒さんの作品が同美術館で展示されます。アラビア書道は初めてという方も多く、3ヶ月で作品にするというのはかなり困難なハードルだったのですが、皆さんアルファベットの練習と同時に、毎回作品用の単語も練習し頑張って頂きました。作品内容はそれぞれ異なっており、ありがとう、星、偉大な、卵、成長など生徒さんの好きな単語をナスヒー体で書いてもらいました。『巨人の星』の星一徹ばりの厳しいお稽古（？）のため、何とか1月5日のお稽古でほぼ完成し、全部で10点ほどの作品となりました。展示は1月19日（土）から2月2日（土）までの二週間です。何かお正月の書き初めの披露のような展示になりそうですが、インパクトはかなりあると思います。ちょうど、同時期に特別企画展の”銘文に秘められたオリエントの世界”（～2月11日（月・祝））、さらに、新年特集展示の”祈りのかたち～土偶”（～2月11日（月・祝））も合わせ開催中と盛りだくさんですので、ついでにご覧下さい（どちらがついでか分かりませんが(^_^;)）。詳細は同美術館のチラシ（http://www.city.okayama.jp/orientmuseum/exhibits/meuibun2012/meibunn_leaf.pdf）をご覧下さい。

  2013.01.09

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  駅弁よりデパ弁

  1月5日（土）は帰省ラッシュに重なって3日ほど前に新幹線の予約が取れませんでした。大阪で一泊してから翌日のこだまあたりでちんたらと帰ろうかなとも思いましたが、当日、ダメ元で岡山駅の端末機でトライするとあっさり最終のぞみ号の指定が取れました。新幹線の場合、座席数が多く、結構間際にキャンセルが出たりするので、1座席ぐらいなら何とかなりますね。20:00まで天満橋のお稽古があるので、その後新大阪に向かいます。だいたい、夕食は新大阪駅構内で軽くとったり、駅弁を買ったりするのですが、おそらく今日は新大阪駅は混み合っていてろくなモノが残っていないだろうと判断し、途中の阪神百貨店の地下食料品街で弁当を調達することにしました。閉店時間に近かったため、あちらこちらで値引き合戦が始まっていました。いろいろ悩んだ末、田吾作という店のおこわ弁当を半額の525円で入手。これは結構お買い得でした。おこわが4種類も入り、おかずの種類も少しずつバラエティに富んでいました。当たり外れもあると思いますが、選択余地が多く、かつ安いので次回以降もこの手を使おうと思います。

  2013.01.08

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  久しぶりにちょぼ焼き

  以前も紹介したかも知れませんが、阪神百貨店の地下には粉モンを中心とした少しマニアックなフードコートがあり、久しぶりにちょぼ焼きを食べました。関東ではもちろん、大阪でもほとんど見かけなくなったスナック？ですが、なぜかここにだけ生き残っています。超有名になった”いか焼き”と同様結構人気があり、短い行列ができていました。ちょぼ焼きはたこ焼きのタコの代わりにコンニャクが入っている以外は同じような具材です。マヨネーズがかかっており、中は少しとろみがあり、細かく切ったコンニャクに歯ごたえがあり、味はちょっと頼りないたこ焼き味です。ソースかポン酢を掛けてくれます。 値段は125円と非常に安いです。本当に虫養いにはちょうど良い食事です。 天満橋のお稽古の前に梅田駅の乗り換え時間を利用してこのフードコートには時々立ち寄るのですが、ちょぼ焼きは久しぶりです。   

  2013.01.07

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  新春倉敷旅へ その５　食編

  せっかく、倉敷まで行ったのに特に珍しいものは食べる機会がなかったので、代わりに岡山駅構内のうどん屋でままかり鮨を食べました。ままかりは隣家からまま（＝ご飯）を借りるほど美味しいということで名付けられたらしい小魚で見かけはイワシのようです。ママカリは岡山地方での呼び名で、本名は味が”さっぱり”しているところから鯯（さっぱ）というらしいです。イワシのように大きく回遊せず、近海をウロウロしている魚だそうです。二切れで250円とちょっと割高な気がしますが、結構ご飯がぎっしり詰まっており、そのご飯の中にもままかりが入っており、充実感があります。ママカリ自身がちょっと甘みが効き過ぎでもう少し酸っぱい方が個人的には好みですが、味は悪くなかったです。（ままかり押し寿司）

  2013.01.06

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  新春倉敷旅へ その4　いよいよ大原美術館は

  さて、今回のメインである大原美術館に入ります。大原美術館は、画家児島虎次郎を記念して昭和5年(1930年）に設立された日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎は日本美術のコレクターでもあったが、画家で友人の児島虎次郎にヨーロッパに渡らせ、美術作品を選ばせて購入したものを展示してあります。当時のお金持ちは単なる個人趣味ではなく、日本の美術発展のために金を使うという意識が強かったと思います。 一枚の入場券で本館、別館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館と4カ所に入れます。 やはりメインは本館にあるヨーロッパ作品です。 目玉は、一番広いスペースを占領しているエルグレコの受胎告知。さらにモネの水蓮、モジリアニ、ピカソ、ゴーギャンなどがずらっと並ぶコーナー。また日本人作家も、麗子で有名な岸田劉生、版画家の棟方志功などの作品も展示されています。どれもゆったりと展示されているので、落ち着いて見ることができます。一つ一つ中学校の美術の時間を復習しているようで、美術音痴の私でさえ知っている作家や作品がずらりと並びます。 意外に面白かったのは、別館にあったコンテンポラリー部門。 草間弥生さん以外名前も知らない作家ばかりの上、題名と作品を見比べても関連性が全く分かりません。しかしとにかくでかい作品が多く、それぞれが強烈なエネルギーを放っているように感じます。写真ではこのエネルギーが出て来ません。ツッコミどころはいろいろあるもののこのパワーで圧倒されます。やはり本物は見ておくべきです。ただかなり疲れました。 更に、地味に、中国の唐三彩、ガンダーラの仏像、甲骨文字まであります。これで1,300円は安い。だいたい美術館に入っても時速4キロでさっと通過することが多いのですが、今回は2キロぐらいになった感じ。今までになく、かなりじっくり見て回った気がします。ミュージアムショップではミーハー的に、水蓮、受胎告知のファイル、それに印象に残ったセガンティーニのアルプスの真昼の一筆箋も購入。   （セガンティーニのアルプスの真昼の一筆箋）

  2013.01.06

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  新春倉敷の旅　その３　いよいよ倉敷

  倉敷駅に降りるのは人生で初めてですが、特に特徴のない”倉敷感ゼロ”のビルをあとに見所が集まっている美観地区まで10分ほど歩きます。駅から道路沿いに標識も出ていて分かりやすいです。 美観地区は昔風の造りの家が川沿いに建ち並んでいる一角です。観光客も結構来ています。一部中国銀行や公会堂のように当時の建物がそのまま残っているものもありますが、それ以外は、いかにも観光用に一生懸命建てました的な建物が多く、ちょっと興醒めです。 （インフォメーションの建物があるこのあたりは何となく雰囲気がある）土産物屋も多く、メインは、食べ物系では、きびだんご、むらすずめ、ままかり、日本酒など、モノ系では、ジーンズ生地で作った小物類、手拭い、備前焼、それから目立ったのが大原美術館に近い川沿いのアーティストたちの自作アクセサリーです。ちょっと珍しいのはオルゴール専門店がアイビー地区にありました。これも倉敷感が薄いです。 まず、この美観地区を見下ろす位置にある阿智神社に行きます。200段近くの階段を登ったところにあるこじんまりした神社です。 天照御大神と須佐之男命（すさのをのみこと）の娘の宗像三女神が祀られています。元々は海の守り神でしたが、交通交易、財宝、芸術、美の神も担当。更に現在は応神天皇他30柱の神を祀ってあります。かなりオールマイティ的なところもありますが、基本は海の神らしいです。阿智という名前は、同社ホームページによりますと『応神朝に朝鮮半島より渡ってきた漢の霊帝の曾孫、阿知使主（あちのおみ）一族のことで、「製鉄」「機織」「土木」等の先進文化を担う技術集団として、吉備国の繁栄の礎を築き、当時、島（内亀島）であったこの鶴形山に神々の天降られる斎庭として、日本最古の蓬莱様式の古代庭園を造ったと伝えられている』ところから由来しているとのこと。200段近い階段を登ろうという観光客は少なさそうで、どちらかというと地元客指向の神社のようです。

  2013.01.06

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  新春倉敷の旅 その2 金光駅へ

  鈍行三原行きはほぼ満席で発車。 はじめは倉敷で下車するつもりでしたが、まだ7時台なので倉敷に降りてもどこも開いていないだろう、今日は特別寒いので早朝にフラフラ歩いていたら凍死するのでは、駅前の喫茶店で時間を潰すのももったいなしと、いろいろ考えた末、そのまま乗り続け、下車したのが金光駅。 一日の平均乗降客が3,000人ほどの小さな駅ですが、ここに降りるのは、40年ぶり、いやもっと前かもしれません。 ここは駅名の通り、金光教の本山があるところです。 1859年開祖で黒住教、天理教とともに幕末の三大新宗教の一つと言われています。 実は父親が信者で子供の頃何度かつれてこられたことがありました。 だいたい大きなお祭りがある時でしたが、当時はまだ新幹線がなく、団体専用列車が大阪駅から夜12時ごろに出発していました。 金光までは約3時間かかり、深夜3時過ぎに到着。そこから10分ほど歩いたところにある宿で数時間仮眠した後、大祭に参拝して、昼飯の弁当を食べて、土産の饅頭を買って、また、3時間かけて臨時列車に乗って帰ったという記憶があります。 大祭になると、各地から臨時列車が金光駅に向かい、駅周辺はごった返していました。金光駅はホームが3本あり、うち一本には臨時列車専用のホームになっていました。 いまでもホームは3面ありますが、臨時列車が発着していたホームへの線路は既に一部取り外されています。 おそらく新幹線ができてからは臨時列車を出さなくとも、簡単に来れるようになったのでしょう。 金光駅に着いたのはまだ8時前でしたが、40ウン年前の記憶とほぼ同じ街並みでした。 早朝のためか人通りはほとんどありません。 短い参道周辺の店屋もあまり変わっていないような気がします。 時間が止まったような風景です。 (参道) 会堂に進むと10人ぐらいの信者が祝詞をあげていました。 大祭の時はぎっしりに人で埋め尽くされる会堂もシーンとして祝詞の声だけが響いていました。ここは24時間開いていますのでいつ行ってもokです。 (会堂) しばらく暖まってから、裏山にある教祖の墓などを回り、ちょっと清々しい気持ちになってから、駅方向に向かいました。次回はいつ来れるかと思いながら。

  2013.01.05

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  新春倉敷旅へ その1 サンライズとともに

  久しぶりに寝台特急列車サンライズ瀬戸・出雲に乗ります。(上の方が個室B寝台です）今となっては東海道線、山陽線を走る唯一の定期寝台列車になった貴重な列車です。更に寝台専用電車も現存するのはこれだけです。今のうちに乗っておかないと廃止になる可能性もあるズワイガニ同様絶滅危惧種です。今回取れた個室寝台は、ほとんどのスペースをベッドが占領している超コンパクトな部屋ですが、天井は比較的高く、ベッドも進行方向に長め、窓も大きいので快適です。横浜から岡山までは、ほぼ8時間かかりますが、寝巻きも付いていて車内でゆっくりできます。本を読みながら寝入ってしまい、気がつくと既に草津あたりでした。深夜ですので京都は通過、大阪も一旦停車するもすぐ発車です。乗降扱いはしません。でも駅には既に通勤客らしい姿も見えます。熱海出発からストップしていたアナウンスがあり、あと20分ほどで岡山到着とのこと。列車は岡山駅で分割されます。サンライズ瀬戸は瀬戸大橋を渡り高松へ、サンライズ出雲は伯備線経由出雲市 へ向かいます。岡山駅での分割作業には鉄男、鉄女が一斉にカメラを向けます。特にドラマチックなこともなく流れ作業で淡々と進行します。瀬戸号の方がさっさと先に発車し出雲号がその5分後に出雲号が出発します。(岡山駅での切り離し作業)今回は岡山で一旦下車し、大きめの荷物をコインロッカーに預け、軽く朝食をとってから倉敷方面に向かうことにします。駅構内でも6時台に開いているのはマクドナルドとすき家ぐらいしかありません。すき家に入るとビールを飲んでいる3人組がいます。何かライブ明けのようでした。一人は東京に帰るようで、列車の時間が気になっている様子でした。豚汁定食280円を食べて再び山陽線の鈍行に乗ります。

  2013.01.04

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  今年の初詣は地味目な弘明寺へ

  我が家の恒例となった初詣は、今年は近場で弘明寺（ぐみょうじ）になりました。横浜の南区にあり、地下鉄にも京浜急行も駅があり至極便利なところです。弘明寺はWikipediaによりますと、高野山真言宗の寺院。瑞應山蓮華院と号し、横浜市内最古の寺院である。 本尊の木造十一面観音立像（通称「弘明寺観音」）は、国の重要文化財。と結構由緒あるお寺です。歴史もかなり古く、寺伝によると、721年（養老5年）にインドの僧・善無畏が当地に結界を創り、737年（天平9年）に行基が観音像を刻んで一宇を建立したと伝えられ、行基を以って開基としている。坂東三十三箇所観音霊場の十四番札所となっている。石段を上がったところに本殿がありますが、余り広くなく一度に6人ぐらいしか参拝できません。境内の中で奉納されたものをガンガンに燃やしています。また、鐘を無料で叩かせてもらえるため、行列ができています。10時半ごろに行った時は比較的空いていたのですが、昼前になると石段の下から商店街まで続く参拝客の行列ができていました。  （参拝客の行列）地下鉄弘明寺駅からはちょっとレトロな商店街が寺の入り口まで続いています。商店街はアーケードになっており道幅もかなり広いのですが、時々車が通るのが難です。商店街はあくまで地元志向であり、特に珍しい店はありません。屋台もほとんど出ていませんでしたが、猿回し芸をやっていました。天気は良かったもののかなり風が冷たく、猿も猿回しも寒そうでした。  昼食はその商店街にあったラーメン屋で取りました。喜多方風のラーメンであっさり目の味でした。今年の初詣は、地味にあっさりと静かに粛々と執り行われ、30分ほどで終了しました。

  2013.01.03

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• 淀川のヨシ

  2012年11月20日朝日新聞朝刊に面白い記事が載っていました。"新名神　野焼きで通行止め計画"ルートにヨシ群生地　が楽器の材料確保へ ヨシはアシと同じ植物のことをさしますが、地域的に呼び名が異なっているようです。Wikipediaによりますと、「ヨシ」という和名は、「アシ」が「悪し」に通じるのを忌んで（忌み言葉）、逆の意味の「良し」と言い替えたのが定着したものであるが、関東では「アシ」、関西では「ヨシ」が一般的であるとあります。アラビア書道も中東諸国では主にこのアシが使われています。日本でも川辺に生えている普通の草です。書道の生徒さんの一人が日本のアシを持ってきてくれましたが、ワラのような感じでコシがなく、到底書道には使えないなーと思っていました。ところがこの新聞記事を読んでみると、高槻市鵜殿地区には、淀川沿いの約75ヘクタールにヨシが自制している。茎の厚みがあって繊維の密度も濃いことから、篳篥（ひちりき）の音の元になる吹き口（リード）に重宝され、宮内庁によると、皇室行事で用いる篳篥は平安時代から鵜殿のヨシを使っているという。かなり有望です。高級なアシはオーボエなどの木管楽器の吹き口に利用することは知っていましたが、和楽器の篳篥にも使用されているとは知りませんでした。そしてその材料が大阪の高槻に自生していることも。リード用のアシはかなり堅く書道の筆にも十分使えそうですが、楽器店で売られているリードは既に楽器に合う用に加工されているものばかりです。また、まるのまま売っていたとしても、ヨーロッパや南米から輸入したものなのでかなり高そうです。この淀川のヨシも使ってみたいですが、勝手に獲りに行くと皇宮警察あたりが付近を警戒している恐れもあり、捕まったら洒落にならないので自重します。誰か宮内庁雅楽局（？）に知り合いの方はいませんでしょうかね。 

  2013.01.02

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• 2013年JACA年間行事

  kull aam wa antum bi-khairあけましておめでとうございます本年も日本アラビア書道協会（JACA)はいろいろなイベントを考えています。これからも新しい企画が加わるかも知れませんが、ひとまず以下のことを進めようと思っています 〇メルマガ発行JACAメンバーの方たちにはメーリングリストでアラビア書道関連情報をご連絡していましたが、メールアドレスが変更されると管理が煩雑であること、JACA以外の方にも情報を共有してもらいたいことを考え、近々メーリングリストに移行予定。アラビア書道に興味がある一般の方も登録すると読むことができます。〇ホームページの英文化最近海外からのコンタクトも時々あるので英文でJACAの活動を報告したいと思います。アラビア語化も検討中ですが、ちょっと時間がかかりますのでひとまず英文を先行。〇お手本整理本田先生10数年に亘って書かれてこられた書道用のお手本を整理し、生徒さんに公開したいと思います。作品展のたびに何を書こうかと迷っている方に朗報。〇スルステキスト作成ナスヒー、ルクア、ディーワーニに続く、アラビア書道テキストの第4弾。いままでの3書体と違いかなり手強いです。ただ、アラビア書道をやるからには避けて通れない書体。既に原稿打ちに入っていますが、内容はかなり詳しいです。分冊になる可能性もあり、4月頃を目処に一部は刊行予定。ディーワーニ書体を終えた方にお勧め。〇書道ツアー好評を博しています海外アラビア書道を観るツアーは、今年はマレーシアになるかも知れません。時期は年末か？マレーシアのクアラルンプールにある、Islamic Art Museum, Malaysia（イスラム美術博物館）が今年末に15周年を迎えます。それを記念して記念式典を開催する予定。この式典に合わせて、本田先生の作品が公開されるかもという話が来ています。まだ詳細は決まっていませんが、これに合わせてツアーを組みたいと考えています。マレーシアは日本からも近く、イスラム教国の中でも比較的戒律が穏やかです。夏ごろには式典のスケジュールが決まると思います。〇アラビア書道カレンダーアラビア書道カレンダーの作成を考えています。題材はアラビア書道作品になります。もちろん本田先生作品も載せたいと思いますが、月ごとには皆さんの作品を掲載予定。その作品は応募作品とし、3月ごろにも応募要項を発表したいと思います。皆さんの力作をお待ちするものです。

  2013.01.01

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• 年末散歩

  以前住んでいたあたりを久しぶりに散歩する。今の家から歩いても15分ぐらいのところにある一戸建てだったが、駅まで少々時間がかかることと戸締まりが面倒くさいということで今のマンションに引っ越した経緯がある。また、隣家が火事になり、危うく延焼しそうだったという縁起が悪いことも。今は売ってしまったが、建てるときはああでも無いこうでもないといろいろ考えて作った家なので時々眺めに行く。６年ほど前というのに周りの風景がすっかり変わっている。火事のあった家は人が亡くなったためか駐車場になっている。老朽化し、お化け屋敷化していた隣家は綺麗なアパート然とした建物に変身。近くにあった可愛らしいケーキ屋がつぶれてリフォームハウスに。大きな看護学校が開校しようとしていたり、駅近にスポーツジムが建設中だったり、ちょっと古びていた4階建てのアパートが完全になくなり更地になっていたり。一つ発見したのが、本格的なインドレストランが開店していたこと。一回した行ったことがない中途半端な中華料理店があったところ。11月に開店したとあったが気がつかなかった。是非、次回試したい。このあたりはちゃんとしたカレー屋がなかったので少しバリエーションが増えて良かった。例の中華料理店は近くの、飲み屋の多い雑居ビルの2階に大きくなって引っ越していた。わずか徒歩15分圏内でも短い時間に結構変わるもんだと実感。

  2012.12.31

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  三方五湖付近の名物は

  三方五湖付近は食べ物が美味いところ。3大有名品は、梅干し、へしこ、ウナギだと思う。看板が道路沿いに至るところで見られる。へしこは鯖などの青魚をぬかに漬け込んだもの。以前食べたことはあるが、魚臭さは消えているもののひたすらしょっぱい。ご飯が何杯でも食べられる （三方五湖の一つ、水月湖付近の梅林） 梅はかなりの産地らしく、道路脇には何軒も梅の販売所や店が並んでいる。早春には梅の花が咲き乱れるそうだ。ただ、その割には大阪でさえ余り有名ではない。おそらく近くの和歌山の南高梅ブランドに負けてしまうからかもしれない。民宿の朝食でも梅干しが丸のまま一個出された。かなり酸っぱいが美味しい。 （民宿の朝食。味噌汁は昨晩食べた刺身のアラ汁で出汁が良く出ている。生玉子の黄身は少し赤めで美味い。真ん中の赤いのが名産品の梅干し。カレイの一夜干しはちょっと堅め。何気ない豆腐も味が濃い。典型的な民宿の朝食パターンだが、ご飯をおかわりしてしまった） 

  2012.12.29

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  若狭でカニとフグを堪能

  福井県若狭にある三方五湖に近い民宿で魚介類を堪能。茹でたズワイガニ、カニ酢、ウマヅラハギ・マトウダイ・タイの姿造りにタイの塩焼き、イカの刺身、甘エビの刺身、てっさ、フグ鍋＋雑炊セット＋ひれ酒、フグの天ぷら、ハマチの煮付け、サゴシ（？）の陶板焼きなどテーブルに乗り切れない。ご飯やお酒を飲んだりしたら、料理が食べられないのでひたすら食べる。 （薄くないてっさの薄造り） 白身の新鮮な魚の刺身はほとんど味が無いというのが分かる。その中でもタイはやはり味が濃い。イカは歯ごたえ十分。甘エビは意外にそれほど甘くない。薄くない薄造りのてっさは弾力に富み、5年分ぐらい一度に食べる。別に料理人の包丁さばきを愛でに来たわけではないのでフグの刺身は薄造りでない方が美味い。フグ鍋にはとろっとした白子が美味。（ウマヅラハギの姿造り）カニは丸々一匹を二人で食す。カニ然としたちゃんとしたカニを食べるのは何年ぶりだろうか。早く食べないと絶命危惧種に認定されると信じているので今のうちにと思いやって来た甲斐がある。身離れもよく、ほんのり甘い身を堪能する。カニ味噌もしっかしているのをこそげ落として食べる。最近は漁獲が制限されているとのことで、このあたりでも土産物屋の店頭に並ぶのはロシア産ばかり。今回食べたカニもロシア産か福井産か疑惑は残るものの、カニがロシア語を話す訳でもないのでおいしく頂く。 三方には、往きは新大阪から同行者に車に乗せてもらったが、雨中の名神高速、湖西道路を経由して3時半間ぐらい。帰りは最寄りの三方駅からローカルの小浜線で敦賀に出、北陸線に乗り変え、更に米原で東海道新幹線に乗り換えて新横浜まで4時間ぐらい。恐ろしく乗り継ぎが良く、待ち時間は全て10分以内。大阪からでも横浜からでも余り時間が変わらない。まあ、それだけ運賃を払ったら築地で良いものが買えるのではという雑音を振り切っても美味い。夏は海水浴客で賑わう地域だが、冬も開けている民宿は少ない。ただ、この魚介類を楽しみにしている人は多いらしく、年末の慌ただしい時期なのに団体客が我々を含め3組。うち一組は豊橋から来たらしい社員旅行の一団（入り口に歓迎ボードが）。雑魚寝に近い部屋で冷房のみのエアコン、石油ファンヒーターがガンガンにかかっている素っ気のない畳部屋。外は薄暗い日本海。13インチぐらいの小さなブラウン管テレビしか置いていない。風呂は5人ぐらいで一杯になる沸かし湯だがほぼ一日入れる。魚介類以外は楽しみがないというところが潔い。

  2012.12.28

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• 恒例となりました応募展のお知らせです

  朝、小荷物がやってきました。小さい割に結構重たかったので開けてみると、第41回國際書道連盟展が開催のハガキと応募要項の紙がギッシリと入っていました。毎年末、年始の恒例となった書道展です。日本書道はもちろん、モンゴル書道、ハングル書道、ペルシア書道、ラテンカリグラフィーそしてアラビア書道も含めた総合書道展です。出品数は日本書道が圧倒的に多いのですが、アラビア書道は出品数が少ないにも係わらず、なかなか入選率が高く、過去にも特選以下様々な賞を受賞しています。また、海外からのちょっと変わった書道作品も混じりますので面白いです。今回は2年ぶりに新装開店となった上野の東京都美術館での開催です。１．名称：第41回國際書道連盟展２．開催場所：東京都美術館（東京都台東区上野公演8-36　電話03-2823-6921)３．アクセス：JR上野駅から徒歩10分ぐらい。４．開催日：2013年3月1日（金）～3月8日（金）（但し、3月4日（月）は休館日です）５．開場時間：9:30～17:30（但し、入場は17:00まで。初日は14:00開場。最終日は14:30終了ですので14:00までにご入場下さい）。６．主催：國際書道連盟日本部会、後援：外務省・文化庁・東京都応募要項の概要は下記の通りですが、詳細は日本アラビア書道協会までご請求下さい。**応募要項（概要）**◯出品料：12,000円（但し初出品の場合10,000円）◯搬入日：2013年2月16日（土）9:30～11:00（業者による場合）11:00～12:00（個人の場合）受付は東京都美術館地下３Fの國際書道連盟展作品作業室にて。◯搬出日：3月9日（土）9:30～10:30に東京都美術館地下３Fの國際書道連盟展作品作業室で返還◯授賞式及び祝賀会：3月3日（日）16:00から上野精養軒で行う。

  2012.11.06

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  細密画のお知らせです

  細密画展のお知らせです。ウードとレクのギャラリーコンサートもあります（一回のみ）。毎年、このころ同じ場所で開催され、繊細なペルシアの細密画を見ることができます。吉祥寺の散歩がてら足を運んでみてはいかがでしょうか？１．題名：第２２回西アジア細密画展２．時期：１１月１３日（火）～１１月１８日（日）３．場所：井之頭画廊（〒180-0003武蔵野市吉祥寺南町１－４－１井の頭ビル３F　TEL:0422-48-1680　（JR中央線もしくは京王井の頭線の吉祥寺駅すぐ。いずみ書店の３F。４．ギャラリーコンサート：11月17日（土）14:00から。演者：ウード（常味裕司）及びレク（和田啓）

  2012.11.06

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  砂漠の薔薇２０１２　最終日

  今日は早くも最終日です。天気がもう一つ良くなく、午後からは雨が降るという予想でしたが、来場者の出足は悪くありません。午前中にニッポン・ドットコムというインターネットで海外に日本のニュースを配信している会社の取材があり、写真を撮ったり、来場者にインタビューなどを行いました。この会社は日本語の他に、中国語、英語、フランス語、スペイン語で日本語のニュースを海外向けに紹介している財団法人ですが、10月からアラビア語配信も開始したので、その目玉として、今回の取材になったものです。（http://www.nippon.com/ja/）ここは日本の政治、経済、文化、教育などいろいろな分野の記事を海外に発信していますが、ちょっと変わった視点でのニュースが多く、なかなか面白いです。なお、アラビア書道の記事は11月半ばごろになりそうです。午後からは、作品回収も兼ねて生徒さんが続々と来られ、かなりごった返してきました。16:00過ぎに本田先生も会場に現れ、あちらこちらで一緒に写真を撮る場面がありました。17:00丁度に無事終了。会場に残っていた生徒さんに本田先生から挨拶をしてもらいました。その後は大急ぎで撤収作業を行います。会場は18:00に閉められるので、残った生徒さんと一緒に、取りに来られなかった方の作品の梱包、会場内の展示物の撤去、ピクチャーレールに掛けているワイヤーの回収、ゴミの廃棄など大急ぎです。宅急便で配送する作品は合計53点もあり、ほぼ全作品の半分という多さで、やはり2年前と比べ、出品者が多くなっているのが実感できました。ほぼ18:00に全ての撤収作業は完了し、無事第4回アラビア書道生徒合同作品展「砂漠の薔薇２０１２」は完了しました。今回ははじめての会場、参加人数も史上最高ということもあり、不手際も多く、かなり大変でした。まあ、次回はだいぶ様子も分かったのでだいぶ楽になると思います。多分、2014年にまた、どこかで、開催することになると思います。

  2012.10.28

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• 砂漠の薔薇２０１２　２日目

  作品展2日目です。天気は良いです。今日は午後からワークショップをやることにしています。2年前東神奈川のカナックホールでやった時には平日はほとんど来客がない時間帯があったのですが、こちらでは10時半ごろからパラパラと人が入って来ました。隣の水彩画・パステル展を見たついでにという方も何人かいらっしゃいましたが、生徒さんの知り合いという方も結構多く、小さいお子様を連れたり、乳母車に乗せたりした方も。また、神戸、大阪、名古屋の生徒さんも何人か顔を出されていました。特筆すべきはお一人お一人の滞在時間がかなり長いため、会場にはいつも誰か鑑賞しているという状況が続きました。初めて見る方も多いため、色々質問をされる方も多く、説明にも時間がかかります。書道体験は14:00から始めました。助っ人として生徒さんの一人に来てもらっていたので、当方は時々様子を見ているだけで良かったのですが、数人の方が来られ、お名前書きを楽しんで頂きました。中にはこの体験を楽しみにされている方もいらっしゃいました。ラテン文字のカリグラフィーをされている方は払いの部分などはなかなか上手く書けていました。最終的には前日とほぼ同数の方が来られました。

  2012.10.25

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  第4回アラビア書道生徒合同作品展　砂漠の薔薇２０１２　初日です

  今日はアラビア書道作品展の一般公開初日です。今朝は10時に会場に出向きました。まあ平日の朝だし、誰も来ないだろうと思って、昨日見つかった間違いラベルを交換したり、展示作品の高さを微調整したりしているうちに、パラパラと来場者が現れはじめました。会社員時代のにアシスタントしてもらっていた方、生徒さん自身、生徒さんのお友達、更にアートガーデンかわさきの広報誌を見られた方、ペルシア細密画の方、更にアートガーデンかわさきの担当者の方の口頭での宣伝を聞いた方、第二、第三展示室で開催中の淡彩・スケッチ展を見に来た客が流れてきたりして結構忙しくなりました。現在NHKラジオ講座の講師をされている長渡陽一さんも来られました。はじめはいらっしゃっていたのが分からなかったのですが、他の来場者の方とアラビア語の話をしていた時に、NHKラジオ講座の話題になり、私がお勧めしていたところに、突然別のところからカミングアウトされたので、ちょっとびっくり。今回ははじめての場所でしたので、初めてアラビア書道を見るという方も多く、色々感想が聞けて、なかなかおもしろい一日でした。結局80名以上の方が来られました。平日の初日として上出来です。明日はワークショプも14－16時にかけて行います。会場のある川崎駅前リバークビルの二階に架けられている横断幕

  2012.10.24

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  第4回アラビア書道生徒合同合作品展『砂漠の薔薇2012』の準備

  アラビア書道生徒作品展「砂漠の薔薇展2012」の準備を行いました。今回ははじめて使用する場所アートガーデンかわさきです。JR川崎駅、京急川崎駅いずれからも徒歩2分ほどと超ベンリな場所にあるRiverKという高層ビルの3階の全スペースがアートガーデンです。地下から2階にかけては飲食店や一般店舗が入っているため、結構人通りの多いビルです。高層階には一般企業の事務所も入っています。午前10時から現地に待機し、作品の到着を待ちます。手持ちで作品を持参される方が10時半ごろからポツポツ来られ、11時過ぎに宅配便でドサッとまとめて到着。12時過ぎには本田先生、角田顧問（ペルシア書道）を含め105点が揃いました。さっそく数人の生徒さんと共に開梱、そして展示作業に入ります。点数が多いので今回はお稽古場所ごとにまとめて展示を行うことにしていましたが、サイズの大小やお稽古場所ごとの点数が大きく異るので少しばらついたものもありました。2年前の展示展と同様追加パネルを2枚出してもらっていましたが、それでもスペースはギリギリであちらこちらを動かして何とか全点展示終了したのは１5時ぐらいになりました。前回開催のかなっくホールよりも床面積が広くなったため、入場すると作品のほぼ全貌が見える形になっています。アートガーデンかわさきとしても初めての展示物なので何かと気を使って頂き、広報誌への掲載や今回の展示に関しいろいろアドバイスを頂きました。アラビア書道展は第一展示室を使っていますが、隣の第二、第三は通常の絵画展示のようですので、そちらに来られた方もついでに流れてくると思います。そして大きなインパクトを受けてもらえればと思います。10月24日10時から正式に開幕で、28日17:00まで展示を行います。なお、ビルの2階の地上からよく見えるところに、横断幕で『砂漠の薔薇　アラビア書道展』と掲載されていますので目印になるかも知れません。

  2012.10.24

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  ”KAWASAKI ART NEWS"にアラビア書道の紹介が・・・

  川崎市が発行している市内ギャラリー情報誌”KAWASAKI ART NEWS"の2012.10月号Vol.197のアートガーデンからのピックアップというページの半分を割いて「砂漠の薔薇展2012」が取り上げられました。取材の方が何かインパクトのある作品を掲載したいということだったので、ちょっと変わったものを２点ピックアップしました。川崎は工業都市というイメージですが、最近はアートに力を入れており、展示施設が意外に多くあります。この冊子もアート好きの方が多分見ておられると思いますので、書道展には多くの方が来られるのではと期待しています。

  2012.09.30

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