アラビア書道とその周辺

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  インドおまけ写真１　すべてうまくいくホテル？

  インドで撮った面白い写真をいくつか紹介します。バザールストリートはいかにもインドらしいゴチャゴチャした通りで安宿が非常にたくさんあります。いろいろ面白い名前がありましたが、その中で目に止まったのが、Hotel All iz wellです。2013年に、多分10回ぐらいは見たインド映画の傑作「すべてうまくいく（原題：3idiots）」の中で何度も出て来たフレーズ『All iz well』をホテル名にしています。この映画がインドで上映されたのが2009年だったのでそれにあやかって付けられた名前だと推測されます。近くにある安ホテルSherton Hotel （シェルトン　ホテル？）など怪しい名前のホテルに比べれば、まあましかも。

  2014.06.29

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  ソマ炭鉱被災者支援チャリティ・バザーに参加

  ソマ炭鉱被災者支援チャリティ・バザーに参加してきました。会場の駐日トルコ大使館はJR原宿から歩いて数分の明治通り沿いです。中庭のようなところでそれほど広くありませんが、トルコアイス（ドンドルマ）、ドネルケバブ、スィーツのほか、アクセサリー、キリム、陶器、衣料品の販売もありました。アート系ではアラビア書道のほか細密画の体験も。500円で一個ハンコを押して、10個たまればイスタンブールへの往復航空券などが当たる抽選に参加できるクーポンも配られました。文化学院大学の生徒さんがボランティアとしてお手伝いをされていました。当日は時々強い雨が降るあいにくの天気でしたので、来場者は少ないだろうなと思っていましたが、11時の開場とともに、来場者が続々と入ってきて、会場は混雑。書道は体験とお名前書きの二本立てで対応しましたが、お名前書き依頼者が結構多く、来ていただいたお二人のお手伝いの方もかなり忙しそうでした。体験の方の中にはわざわざこの書道を楽しみに遠くから来たという女性の方もおられ、時間をオーバーしても非常に熱心に楽しんでおられました。昼頃になると、食べ物関連に行列ができ始め、ドネルケバブやドンドルマがどんどん売れていきます。また、グッズには売り切れが出てくるものもありました。午後からもう一人書道の助っ人が加わり、多少余裕も。また、アラビア書道の生徒さんや元生徒さんも大勢来られ、近況報告など。最終的にお名前書きをした方は合計45名ほど、体験は5名ほどでした。売上金の2割を寄付し残りはお手伝いの方で山分けしましたが、電車賃ぐらいはでました。参加者の中の何名かはお稽古場所のチラシももって帰られましたので、またポツポツ増えるかもしれません。午後はほぼ天気も持ち直し、薄曇りでした。急に開催が決まったにも関わらず、これだけの人が集まるとは、なかなかトルコファンは根強いものがあると感心しました。

  2014.06.22

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• アラビア書道関連催し

  アラビア書道関連のイベントが続きます。6月22日(日) ソマ炭鉱被災者支援チャリティバザール トルコ大使館(東京・原宿) 11:00〜17:00 トルコ産各種製品の販売。アラビア書道もお名前書きにて参加。 入場無料、予約不要6月28日(金)、29日(土)、29日(日) 写真家天野恵利の交流イベント第二回素晴らしいエジプト 星窓(渋谷区広尾5ー3ー10 東京メトロ広尾駅2番出口徒歩1分、広尾商店街内) 写真家天野さんの撮った写真紹介、ゲストのトーク(6月28日シルクロード貿易商会マジドアバディ アリレザ社長、 29日エジプト大使 館森下惠子、30日ヨルダン人マーゼン アブダーリ)によるラマダンとハラルについて 10:30-12:30、13:00-15:00、15:30-17:30、18:00-20:00 各回10名先着 参加費2500円(大学生以下 1500円 (お茶、お菓子代込み 予約申し込み:080-4884-3698) アラビア書道作品グッズ及びアラブの諺の作品展示及び販売(A4サイズ程度) 7月6日(日) ピースボート オーシャンドリーム号船内見学会 横浜港大桟橋国際客船ターミナル オーシャンドリーム号の船内見学会とともに中で色々なイベントが開催される。その一環としてアラビア書道も参加 10:00-15:30 船内見学会には要事前申し込みで先着6000名 参加費500円 (www.pbcruise.jp/openship/) アラビア書道体験(無料)この後にも幾つか催しが控えていますのでお楽しみに。

  2014.06.18

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• インド旅行 番外編 インドの旅行代理店

  このCottage Yes Pleaseには1階にShigeta Travelという旅行代理店が入っており（結構どこの安宿でも旅行代理店が入っている）、元日産社長カルロス・ゴーンに似たおじさんが日本語で対応してくれました。今回、デリーからアグラへの車、アグラからバラナシまでの夜行列車の切符、バラナシのホテル、バラナシからデリーへのフライト予約を頼みましたが、全て完璧でした。非常に無愛想ですが、仕事が早くて、信頼できました（地球の歩き方にも紹介されている有名なおじさんでしたが、今回インド国内でのアレンジが出発直前までできず、いろいろ助かりました）。また、一日デリー観光用運転手付きエアコン付きの車やデリー市街にあるコーラン学校訪問の車などの手配も頼みましたが、いずれもほぼ時間通り車はやってきました。特にコーラン学校はSeelpurというイスラム教徒の多く住む非常に入り組んだ地区でしたが、シーク教の運転手があちらこちらで聞いて一生懸命探してくれました。とかくインド旅行ではいい加減な旅行代理店に法外な代金を請求されたとか、チケットが取れていなかったなどトラブルが多く、地球の歩き方などにも多く報告されています。過去にインドには数回訪問していますが、全て前に勤めていた会社の仕事で現地駐在員が全て手配を行ってくれていたので、全くトラブルはありませんでした。今回は個人旅行なので、できるだけトラブルに会わないようにと思い、本代理店を使用したものです。若いときでしたら、いろいろトラブルを楽しむ時間も余裕もあったと思いますが、今になっては楽しむ歳でもないですし。

  2014.06.15

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• インド旅行 番外編 デリーの安宿

  今回デリーの宿は「地球の歩き方」にも出ているCottage Yes Pleaseという安宿で、一泊2000円以下でした。ここを基地にバンガロール、アグラ、バラナシを回りました。全部で5泊しました。シーズン前だったのでちょうど改装中で夜遅くまで結構やかましかったです。場所はニューデリー駅から延びるバザールストリートのほぼ端にあり、インドの喧騒と混沌を楽しむのには最高の場所です。周辺には多くの安宿、レストラン、商店がギッシリと並び、更に路端には屋台、物売り、乞食などが占領しています。その上、車、オートリキシャ、人間リキシャ、オートバイ、馬車が凸凹の道をひっきりなしに往復しています。カイロのハン・ハリーリ付近に似ていますが、もっとごちゃごちゃした感じで、一歩細い脇の道に入ると更にホテルや商店がひしめき合っているので、出られなくなります。部屋にはダブルベッドがあり、比較的広め。床が大理石風でひんやりしていてよかったです（冬は多分寒いと思われますが）。天井に大きな扇風機、少しうるさいエアコンはついているものの、温度調節や風の強さも調節できず、有る程度寒くなったら電源を切らねばなりません。さらに、インドでは結構停電が多く、その場合は自家発電に切り替わるのですが、エアコンは切れたまま。天井の大きな扇風機だけとなります。湯をかき回すようで、この扇風機はない方がまし。特に日中はひどく、何度も停電が起きました。ブラウン管テレビがありましたが、最後まで使い方がよく分からなかった。冷蔵庫がついていたので、近くで買ってきた水などを冷やすのに便利でした。何せ水の消費量は半端ではなく、朝から晩まで飲んでいました。トイレは水洗で比較的きれいでした。バスタブはなく、シャワーだけでしたが、水でも結構ぬるま湯だったので、お湯は必要ありませんでした。食事はついていないものの周りに適当な旅行者向けレストランが多い地域なので問題ありませんでした。また、部屋には向かいの系列レストランからのデリバリー用メニューが置いてありました。客は世界中の若者のバッグパッカーが多く、おじさんは皆無でした。洗濯物を出すことも、多分可能だと思いますが、部屋干しでも空気が非常に乾燥しているので一晩で大体乾きました。WiFiは無料でよくつながりました。窓が無い部屋に当たる場合もありましたが、外の騒音が聞こえないのでよかったかもしれません。

  2014.06.15

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  インド旅行 番外編 インドの中華料理について

  インドではカレー以外によく食べたのは中華料理で、インド人もよく入っています。インドの場合は焼きそばが比較的よく食べられているようで、チョウメンと呼ばれています。（アグラのレストランで食べたチョウメン）今回も何度か食べましたが、共通して言えることは、麺が短い、パサパサ、味が薄いでした。見た目は日本で食べるのとほぼ同じで具も色々な使っていますが、牡蠣油を使っていないところが多く、そのまま油で炒めただけという感じです。店によってはいくつか調味料がテーブルに置いてあるので、味を付けて食べますが、胡椒と塩だけの場合は仕方なく塩だけをかけます。炒飯もほぼ同じで、米はインド米を使うので、パサパサ感があっていいのですが、やはり味が薄い。（デリー・コンノートプレースの炒飯。量は多い）また、酸辣湯スープも何度か頼みましたが、これは店によっては味がだいぶ異なりました。ただ酸味がどこも少なめで、辛さは唐辛子で出しているところもある一方、胡椒で辛くしているところもありました。どこで食べても、余り当たり外れのないメニューで海外でもよく注文するのですが、なかなか美味いというところはありませんでした。（バラナシの酸辣湯。具材が多く一番美味しかったが、やはり酸味は少ない）

  2014.06.15

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  インド旅行 10日目 インドの珈琲専門店に入る

  インドは紅茶文化なのでコーヒーはインスタントが中心で余り美味しくない。ただ、このコンノートプレースには何軒か専門店がある。スタバやコスタカフェのようながいしけいの他に現地資本らしいCafe Coffee Dayというところが何ヶ所かあったので入ってみる。細い階段を上がって行くと、強烈にエアコンの効いた空間が広がる。ゆったりしたソファー、普通の椅子席、カウンターと色々なタイプの椅子。掃除も行届いている。席は8割がた埋まっている。それもかなり若い世代が多い。半分相席なようなソファー席に通され、メニューを見るとなかなか良い値段。一番安いエスプレッソで200円くらい。これに税金がつくので日本のドトール並み。日本でいう普通のコーヒーcoffee black は一種類のみで155ルピー(310円)。ほとんどのメニューがアイスクリームやクリームが載った系で占める。軽い食事メニューもある。他のインド人の注文を見ていると確かに大きめのグラスに何重ものアイスクリームが入ったものを頼んでいる人が多い。coffee blackは日本のコーヒーとほぼ同じ。ただ、砂糖の小袋が5つも付いてくる。コーヒーの味はまずまず。今までインドで飲んだものの中では一番香りがあり、よかった。ただ、余り熱くない。しばらく周りを観察していると、ジーパン姿が多い。7割ぐらい。冬ならまだしも、今の季節では暑い。多少薄目の生地だろうが、インドでは合わない気がする。普通の食事なら200円も出せば食べれるのでやはりここはリッチ層の場所。身なりが違う。皆お喋りに打ち興じており、一人で静かに読書したり、お勉強している姿は皆無。

  2014.06.14

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• インド旅行 10日目 インド人に勝つ

  インド最後の日なので少し買い物をするため、コンノートプレースへ。土曜ということで人通りが多い。日本で言えばさしずめ銀座というところだが（実際Ginzaというレストランもあるし）、それほど高級感はない。ちょうど建物が円状になっていてブロックごとにいろいろな店が並んでいる。イギリス統治時代の建物を利用しているが、かなり薄汚れている。また、多くの屋台や出店、物乞いが多く、人間の流れを妨げている。ここは旅行者も多いためかひっきりなしに声が掛かってくる。どこに行くのか、何を買うつもりか、とうるさい。無視して歩き続けると、英語は分かるか？と。コンノートの外れにMittal Storeという紅茶の専門店があるので、場所を確認しながら地球の歩き方の1ページを切り取ったものを見ていると、早速やって来る。「どこに行くのか？」「Mittal Storeだ。」「今日は土曜日なのでお休みだ。ここからリキシャで10ルピーのところに○○○という東京でも有名な紅茶葉専門店があるから是非行きなさい。」確かにガイドブックでは土曜日はやってるはずだと思い無視して歩いていると、また別の男が、同じような質問をしてくる。今度は「現在、そこはメトロの工事のため、別の所に引っ越した。リキシャにこの住所を渡せば行ってくれるよ。」と。これが次々と4人の別の男から声をかけられる。最後にはひょっとしたら休みかな、それとも移転したのかなと思い始めて、地図に載った建物に着くと、かなり薄汚れたオフィスビルで門も半分閉まりかけている。どう見てもそんな有名店がある雰囲気はない。ますます、これは工事で移動した可能性大だなと思い、念のため門番らしき男にMittal Storeはここか？と聞いた所、そこを曲がった所にあるよと。かなり暗いビルの中を歩いて言われた方向を見るとちゃんと営業している。「正義は勝つ」と心で歌いながら店に入る。それにしても、有名店にしてはかなり目立たない。紅茶のサンプルは山のように並べられているが、どちらかと言えば事務所のような雰囲気。店の担当者らしきおじさんに「今日は休みだと聞いたが」と言うと、そんなことを言う輩が多く、困っていると。まあ小売で儲けるより、どこかに大量に卸すのがメインの仕事のように見えるので、それほど派手な店構えをしていないようだ。いろいろ紅茶の説明を受け、幾つか購入。たまたま、帰り道で嘘を言った一人に出会う。「ちゃんと開いてたぞ」というと、「工事で移転したと聞いていたが開けていたのは知らなかった。」と、しゃーしゃーと言う。更に、「今、Mittalは品質が悪くなっている。是非○○○にも寄るべきだ」と。もう何を言っても信じまへん。

  2014.06.14

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  インド旅行 9日目 バラナシからデリーまではひとっ飛びで

  最終日は12時にチェックアウトし、空港に向かう。ただ、時間が3時間ぐらい余裕があるので、途中にあるサールナートを見ることに。ここは仏陀（お釈迦さん）が初めて説法をしたところ。それにあやかってか世界各国22ものお寺が固まっている。もちろん日本のお寺(日月山法輪寺)もある。その他にタイ、チベット、スリランカなど世界の色々なお寺が見れるので、寺好きにはたまらないところだが、当方は3つほどで十分。(一際目立つダメーク ストゥーバ)(タイの立像)その後、空港にに向かう。一日数本ほどのフライトしかないにしてはかなり立派な空港。世界各国からの要人や観光客がかなり多いためだろうか。バラナシ空港からデリー空港までは1時間20分ほど。客室乗務員が飲み物などを配っているうちに時間切れになり、半分ぐらい回ったところで降下を開始。ニューデリー空港に着くもののどうも様子が違う。いままで国際線、国内線とも同じところについていたのだが、LCCはかなり離れたところに着けられるようだ。今回乗った飛行機はINDIGO航空というLCC。空港職員に聞いて、構内を回るバスに乗って途中のAERO CITYで降りれば、空港線の電車に乗れると説明あり。指示通りにAERO CITY駅に到着。ここからニューデリー駅までは30分もかからない。ただ、ニューデリー駅から安宿まではなかなか不便。歩けば30分ほどの距離だが、オールドバザール通りを歩くにはタフでなければならない。駅にたむろしているオートリキシャに声をかけて乗れば良い話だが、よりによって怪しそうな男ばかり声ををかけてくる。意を決して歩くことに。一番の難関は目前に広が国鉄ニューデリー駅。駅の陸橋渡るだけのことだが、ホームに直結する陸橋でもあるので、人通りが多い上に荷物のX線検査がある。更にホーム数が多いので横切るだけで数分かかってしまう。今日は少し曇りがちで意外に涼しく、それほど汗だくにならずに、なんとか予約していた安宿に到着。

  2014.06.13

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  インド旅行 8日目 午前中は寺参り

  ホテルで簡単な朝食をとった後、午前中はオートリキシャで寺回り。4ヶ所ほど回ったが暑さのため名前がはっきりしないものあり。ただ、どこもよく似ている。まずはドゥルガー寺院。まず入口で靴を脱ぐ。そして靴番がいるので小銭を払う。一ヶ所に一つの神様が祀ってあるわけではなく、数種の神さんがあちらこちらに祀ってある。どこもメインの神様が中心に据えられているいるが、周りを別の神様がサポートすると言った感じ。神様の顔は瞑想したり、睨みつけるようなものはなく、やたら目が大きく、すこしコケティッシュなものが多い。寺院内は大理石の床のところも多く、風が吹き抜け涼しい。そのためか、どこでも昼寝をしたり、だべっているグループを見かける。建物の外からの写真撮影はOKだが、神様はどこも撮れない。これらのお寺の多くは個人経営。お金持ちなどが経営している。ご利益があるかないかで人気に差があるようだ。バラナシにはバナーラス・ヒンドゥー大学がある。敷地は広く、多くの学部ごとに建物が分かれている。ちょうど夏休み中なので学生の姿は少ない。この構内にも大きなヒンズー教寺院ヴィシュワナート寺院がある。ここは国営のお寺。最後にガンジス川対岸にあるラームナガル城に向かう。旧藩王の城。面白いのが行く途中にある浮橋。オートリキシャより小さいサイズのオートバイや人間限定で渡ることができる。通常の車は渡れない。鉄製の大きな浮きを幾つも並べ、その上に鉄板をつなぎ渡してあるのだが、これがガタガタ。オートリキシャに乗っていると振り落とされそうになるほど揺れる。10分ほどだが結構タフ。この浮橋は水量の少ない乾季の間のみ使われる。既に隣には立派なコンクリート製の橋が建設中で早晩この橋はなくなる運命にある。城の内部には車、武器、資料など藩王の持ち物が陳列されているがお世辞にも保温状態は良くない。埃に被っている上に、暗くて見えにくい。写真撮影禁止となっているが、特に撮りたいようなものはない。展示物よりも建物の上階からガンジスを眺めるのが良い。城近くのラッシー屋。インドにはチャイ屋やラッシー屋が多い。やはり美味いまずいがあるらしく、混んでいる店は美味い。飲んだ後の入れ物は使い捨て。

  2014.06.12

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  インド旅行 8日目 バラナシ最後の夜は

  バラナシ最後の夜は特に予定無く、街中に出て少し買い物をする。夕方になるとさすがに涼しくなり、川風も気持ち良い。ただ、人の数が半端ではない。混沌を絵に描いたような混雑。凸凹の道路に、オートリキシャ、オートバイ、車、牛、人間がよくぶつからず（実際は多少ぶつかっているが）、大きな事故もなく毎日やっているものだと感心する。毎日がお祭りか？とツッコミを入れる余裕もない。美味しいマンゴラッシー屋があるというのでオートバイの運転手に連れて行ってもらう。確かに周りに何件かあるのに、この店だけがはやっている。蜂がマンゴラッシーに掛かっている蜜を狙って飛び回っている中、一気に飲み干す。うまい。うまいが早くこの混沌から抜け出したいので早々にホテルに戻る。

  2014.06.12

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  インド旅行 8日目 ガンジスを舟で

  早朝5時からボートでガンジス川を1時間ほど遊覧してもらう。今日は靄がかかっていて割りに涼しい。手漕ぎボートでゆっくりと川を下る。既に朝から沐浴をしている人、ヨガポーズをとっている人、洗濯をしている人、顔を洗っているひと、ウ○コをしている人がよく見える。漁船も多い。小さな船で仕掛けを流して小魚をとっている。簡単な仕掛けの割りには小魚がよく取れている。投網などは禁じられているようだ。これがフィッシュカレーなどの材料になる。火葬場には残った灰を処理する専門の人がいる。金持ちの人が亡くなると宝飾品をつけたまま焼かれることもあるため、彼らの副収入になるようだ。(火葬場。火がついていないときは撮っても良いようだ)やはり川べりには立派な建物が多い。もともと王侯貴族などが住んでいたところ。外観は変えられないが、中はきれいに改装されてホテルなどに使われている。

  2014.06.12

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  インド旅行 7日目 インドの飲み物と言えば

  インドの飲み物と言えば、チャイとラッシー。チャイは紅茶葉を煮出した中にミルクと大量の砂糖、香料を入れたもの。素焼きのカップに入れられることが多い。このカップは使い捨て。非常に熱いが旨い(しかし、この鍋は何年洗ってないのだろうか？)ラッシーはヨーグルトに水、砂糖もしくは塩、更に果物を入れて入念にかき混ぜて作る。時期的にはマンゴラッシー。日本のラッシーより粘り気が強く、アイスクリームで使うヘラにようなものですくって食べる。冷たくて美味。

  2014.06.11

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  インド旅行 7日目 バラナシも暑くて、牛も人も多い

  バラナシのガンジス川沿には80ヶ所以上のガート(水浴場)があり、全部名前がついている。一番中心になるのがダシャーシュワメードと言う旧市街に一番近いガート。そこまでオートバイに乗せて行ってもらう。15分ぐらいの行程だが、道路が悪い上に、おびただしい牛、人力車、車、人、牛糞などをよけながら走るのでなかなかスリルがある。それにしても人が多い。多過ぎる。商店、飲食店がギッシリ並ぶ上、その前には物売りが道路にはみ出していろいろなものを売っている。時期的にはマンゴのシーズンなので店頭にもたくさん並ぶ。川に面してにはたくさんのホテルが並ぶ。今は、乾季のため水量が少なく、ガートの下の方で沐浴しているが、昨年の大雨の際は道路まで水が上がって来たとのこと。(沐浴ではなく、子供たちの水泳学校)(水牛の水浴びも)いくつものガートが並んでいるが、ダシャーシュワメードガートの少し上流に行くとマニカルニカーガートがあり、火葬場がある。数ヶ所で火が上がっている。ここでは朝から晩まで毎日火葬が行われている。雨の日も行われる。マキで焼かれるリッチな人は数万円、貧しい人は同じ場所にある電熱の火葬場で数千円で焼かれることになる。ここは写真撮影禁止。神聖な場所ではあるもののおどろおどろしい雰囲気は全くなく、人々は少し広いところでクリケットに興じ、多くの人が見ている。一昔前の草野球の雰囲気。一旦食事でインドレストランKESHARIに入る。エアコンが入っていて嬉しい。少し時間が早いので客は少ない。酸辣湯とホウレンソウカレー（バラクパニール）を注文。酸辣湯は少し酸味が足らない感じだが、具がギッシリ入っていてなかなか美味い。インドで初めてナンを食べる。日本のナンに比べると小ぶりでそれほどモチモチしていない。ホウレンソウカレーはチーズが大きな塊で入っていて美味。あとで頼んだ塩味のラッシーも少しクセがあるものの料理に合う。玉ねぎの酢漬けも箸休め的で少しずつかじる。プージャーという儀式が毎日7時ごろから行われるので見る。既に多くの人が会場に集まっている。黄色い特別な衣装を身につけた5人が座っている。読経のような音楽とともに始まり、ロウソクに火をつけたり、香を振りまいたり何と無く神々しく見えないこともない。毎回決まった行程を繰り返すのであろうが、途中いくつかの動きでぎこちないところもあった。一時間ぐらいのパフォーマンス。

  2014.06.11

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  インド 6日目〜7日目 インドの夜行列車は眠れない

  アグラからバラナシへは夜行列車で移動。アグラ城のすぐ脇にあるアグラフォート駅19：50発の特急寝台列車アジュメール(AII)-コルカタ(SDA)H EXPRESに乗ります。分類ではSUPERFAST(超特急)となっています。今回はデリーからのチャータータクシーの運転手が列車に乗るまでついてきてくれるので安心です。列車の遅れはインターネットで見れるので、1時間ほど遅れているのが分かり、少し遅めに駅に着く。アグラフォート駅もニューデリー駅と同様多くの人でごった返しています。駅のアナウンスが英語で列車の入線を伝える。予定通り、ほぼ1時間遅れで2番線に入線。特急寝台列車とはいえ、座席車を中心に連結しているので、かなり長い編成。乗る予定の二等寝台車の場所がはっきりと示されていないので、自分で客車を探さなくてはならない。先頭車両から順番に探していると乗り遅れる恐れがある。幸い運転手がかなり後ろの方の寝台車番号を見つけてくれる。これで一安心と思ったら、座席にすでにインド人家族らしい姿が。これは私の席のはずですがと言いかけると、お父さんらしい人が、家族と離れた席になってしまったので、代わって欲しいと。しかし彼らは私が降りるムガール・サライ駅より手前の駅で下車してしまうので、もしそこから他の人が乗ってきたら、当方は夜中に席を代わらねばならないので困ると言ったところ、それなら、食事の間だけ席を代わって欲しいということで了解。寝台車は2段になっている。上段は紐2本だけで支えられているので、寝相の悪い人は紐の隙間から落っこちるかも。また、ハシゴようなものもないので手すりを使って昇り降りしなければならないのでかなり厄介。若い人はいいが年寄りはまず無理。結局は20時30分ごろ出発。車内アナウンスは全くない。ゆっくり走り出したので、ほとんど気がつかなかった。なかなかスピードアップしないのでこんなスピードで走るとバラナシまでまた大幅に遅れそうと思っていると少しずつスピードアップ。思った程揺れない。日本の寝台列車より揺れは少ない感じ。線路の状態は日本より悪いと思われるが、多分線路の幅が日本の新幹線が使っている標準軌(1435mm)よりも広い広軌(1676mm)を使っているからかもしれない。この幅は世界最大。10時40分ごろ、先ほどのお父さんがやって来て食事が済んだから自分の席を使って下さいと。やれやれと思い自分の席で寝ようと思ったら、上段の子供がやたら元気で騒ぎ出す。向かいの下段のお母さんがたしなめるも余り効果がない。それでも小一時間ほど経って静かになり、うとうとし始めたら、家族が降りる準備を始めて、またゴソゴソし始める。家族が降りたのでこれで静かに寝れるかと思ったら、こんどはいかにもガサツそうな青年がやって来て、すぐに寝たかと思うとイビキと寝屁。寝台列車なのに3人も乗客が代わる。日本では有り得ない。シーツや毛布は代えないので前の人が使ったものを使うことになる。潔癖性でなくても少し抵抗がある。まあ潔癖性の人はインドで生きていけないが。それも静かになって来たら、次に襲って来たのは冷気。出発直後はちょうど良かったエアコンの涼しさがだんだん強くなってくる。ガイドブックにも書いてあったので、ウィンドブレーカーを羽織り、更に備え付けの毛布で全体を覆うとなんとかマシに。寝台は通路側にはカーテンがあるものの、向かい側の寝台とは仕切りがないので寝ている姿が丸見え。寝台の幅は日本の寝台車より広いので荷物を枕元においても何とか寝れる。網棚みたいなものがないのでだいたい荷物は下段の下の隙間につっこんでいるが、汚さそうだしやはり不用心。いつものくせで枕元に置く。駅に着くたびに目が覚めるが、どこに止まっているのか、車内アナウンスもなく、暗くて駅名も見えない。下車駅Mughal Sarai(ムガール・サライ)駅までの数ヶ所の停車駅名はメモしてあるがこれでは役立たない。だいたい1時間15分遅れだから、下車駅には6時ごろ到着かなと予想。ただ、駅でもないところで何ヶ所か止まったりしているので、果たしてどれくらいの遅れになるのか気がかり。そこで登場、Google Map。現在地が表示され、更に検索欄に駅名を入れるとたちどころに現在地との距離が出てくる。あと45キロぐらいとでる。1時間ぐらいかかるかなとわかる。この寝台車には電源も付いているので充電も可能。ただし4人で取り合いになるが。予定よりほぼ1時間程遅れてバラナシの最寄り駅Mughal Sarai駅に到着。(ムガール・サライ・ジャンクションが正式名。接続駅。ここから列車を乗り換えて行けば最寄り駅バラナシ駅に行けるが、通常はここから車の方が手っ取り早い)先頭の機関車を見るために歩き出すと、出迎えのホテルのタクシー運転手らしい男が名前を書いた紙を見せてくれた。(一晩走った超特急。ムガール・サライ駅にて)そのままタクシーに乗り込み、ホテルまで。途中でガンジス川を渡る。乾季のため、水が少なく、川底がかなり見えているが、やはり幅がある。川を渡り切ったところからバラナシの街に向かう道路が急に悪くなる。約一時間程でガンジス川縁のホテル到着。まだ新しいホテルでガンジス川に面しているものの一番上流にあるAssiガートよりも少し北。トイレは水洗で綺麗、シャワーの水圧もまずまず。清潔なホテル。部屋ではWiFiもつながる。夜行で寝られなかったので朝寝。

  2014.06.10

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  インド旅行 6日目 アグラの昼飯とアグラ城

  一旦、西口付近にあるレストランMayaで食事。インド・中華・西洋となんでもOK。中華料理の焼きそばのようなチョウメンを食べる。麺は短く、ちょっとパサパサ気味。午後はアグラ城見学。ここからもタージマハルがよく見える。タージマハルを建てたシャージャハンが幽閉され毎日眺めていたところでもある。レッドフォートのおさらいをするような建物。夕方になるとヤムナ川をはさんだ対岸からタージマハルを見る。緑の多い果樹園のように綺麗に手入れされている公園と言った感じだが、本来ここにシャージャハン自身の黒色のお墓を建てる予定だったところらしい。実現していれば、黒いシャージャハン廟とタージマハルが川をはさんで建っている姿はさぞかし綺麗だったと思われる。（西陽を浴びるタージマハル）アグラにはファーテープル スィクリーというアクバル帝の14年間だけのお城があるが、車で2時間近く離れているのでパス。結局、アグラはタージマハルをあちらこちらから見るというのが目玉。

  2014.06.10

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  インド 6日目 泣く子も黙るタージマハル

  朝7時にチャーターしていたタクシーに乗り、アグラに向かいます。デリーからアグラまでは高速道路が繋がっているので約3時間ほどで到着。途中3回程料金場がある以外はノンストップ。料金場のすぐ近くにはサービスエリアがあり、トイレがあり、軽い食事が取れ、タダの冷たい水お飲めます。朝から何も食べていなかったの3つ目のサービスエリアで軽い朝食を。インド版揚げ餃子のようなサモサとチャイにします。辛めのタレを少しつけて食べると、中にカレー味のジャガイモの餡が入っていてなかなか美味でした。ほぼ予定通り10時過ぎに市街に到着したものの、ヤムナ川を渡る橋が大渋滞で30分程もかかる。車が一台立ち往生していて、半分の車線になったところに自動車、オートリキシャ、牛車、オートバイ、自転車、人間が我先と突っ込んでくるため、全く動かなくなってしまったということ。本来なら警官が交通整理するところ、橋のたもとに警官の詰所のようなところがあるにもかかわらず、全く機能せず。タージマハルへの入口は3ヶ所あるが、西口から入ることに。西口から西門までは少し距離があるが、一般車は入れず、歩かねばなりません。歩かない人用にオート電動リキシャとラクダ車(？)、数人が乗れる電動自動車がスタンバイ。排気ガスの影響でタージマハルの大理石が酸化されるのを防ぐためらしい。ここだけ空気清浄しても周りがひどいので大した影響がないと思うが。普通なら歩く距離ですが、すでに40度越えなので、オート電動リキシャに100円ほど払って5分ほど乗る。(ラクダはECOな乗り物。他では見かけたことがない乗り物。入場券は破格の高さの750ルピー（1500円）。もちろん外国人用価格。他の世界遺産でも250ルピーなので3倍もする。さすがに強気。この入場券の半券を持っていると他の施設が50ルピー割引。但し、期限は1日のみ。入ってすぐにガイドが寄ってくる。多少怪しげだが、手っ取り早く回ってくれそうだったので頼む。西門から、正門をくぐると真正面にタージマハルが燦然とあらわる。やはりここだけ異様な空間。タージマハルは2回目の訪問でしたが、やはり圧倒的な存在感。ガイドの説明によると正門のアラビア文字のコーランが実は上にいくほど少し字が大きく書かれているとのこと。コーランの文字を同じ大きさでみることができるようにしているから。なかなか芸が細かい。タージマハルは第一夫人の墓だが、その両側には第一、第二夫人の墓も全く左右対称の位置に建てられている。ただ素材は地味な赤砂岩が使われている。 ま た、4本の尖塔は少し外側に開いて建設されているのだと。宮殿に平行に立っているように見せるためと。かなり盗まれてしまったが、宮殿や柱の花のデザインには宝石が埋め込まれていた。ここに入るには入場券と一緒にもらったビニール靴カバーが必要。また写真も不可。墓のレプリカは中央の台上に置かれているが、本体は王と一緒に地下深く埋められている。大理石を大きな塊から掘り出して作られた部分が多く、宮殿本体も一つの大きな大理石の塊から彫出したものだと。途中で失敗したらどうするのかと、他人事ながら心配。柱も大理石を貼り合わせたものではなく、彫出したものが使われていたりと目に見えないところまで手間をかけている。22年もかけて贅を尽くして建設されたので国の財政が傾いたとのことで頷ける。いくら奥さんを愛していたからと言って22年もかけてこれだけ豪華な墓を作るというエネルギーが凄く狂気さえ感じる。(同じ敷地内にあるモスク)

  2014.06.10

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  インド旅行 4日目 その3 バンガロールの食事

  お稽古の見学が終わった後、Muqtar氏他3人の生徒さんと遅い昼食を近くの「Chutney Chang」というビュッフェレストランで取ります。日曜日の午後でもあり多くの人が並んでおり、かなり待ちそうかなと思いましたが、中が広く、15分ほどで。ベジタブルとノンベジ料理がずらりと並んでいます。家族連れが多く、すでに料理が少なくなっているものもあります。バンガロールは南インドに属するのでカレーをも若干あっさり目のような気がします。ここは主食はナンではなく、ご飯、チャパティーやお好み風のパラーター。（パラーター）スープは中華風の酸辣湯スープが出ました。具も多く意外に行けます。インド人にも中華料理はかなり受け入れられているようです。今日はノンベジアイテムを中心という方針で、エビ、チキン、ラムのカレー料理、それにビリヤーニを二種とりました。この店は中華とのフュージョンが売りなので餃子風のものもありました。果物のマンゴがちょうどシーズンで甘い。それにパパルというおつまみも。ジュレビは激甘かりんとう風。小麦粉を揚げてシロップに漬けたもの。（右の方にある飴細工のようなものがジュレビ）（街中でもよく売られているインドスナック。少し辛い緑の液を流し込んでから食べる）従業員はアジア系の顔立ちでしたがフィリピン人とのこと。

  2014.06.08

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  インド旅行 第4日目 その4 インドリッチの家に

  夜はMuqtar氏の協力者の自宅に呼ばれました。高級住宅街の一角にある高級そうなマンションで兄弟家族も一緒に住んでいるとのこと。屋上からはバンガロールの街が一望できます。また部屋にはMuqtar氏の作品がいくつか飾られていました。料理はオーソドックスなインド料理でした。ランチから余り時間がたっておらず、それほど空腹ではなかったのですが、根が卑しいので結構勧められるままに食べてしまいました。食事中は仕事の話、日本の地震の話など広範囲にわたりましたが、どちらかと言うと得意分野でしたので話は弾みました。まあ、昔取った杵柄というやつです。ちょっと面白かったのは、男の席には女性は一切顔を出しませんでした。子供たちはちょろちょろと出て来たり、奥さんや娘さんたちの声も聞こえたり、ちらりと見えたりはしましが。また、我々の食事の後、女性たちが子供たちといっしょに食事をとっている様子が見えました。別に隠す様子もなくおしゃべりをしていました。正にイスラムの習慣でしたが、それ程厳密ではなさそうです。兄弟でエンジニアリングの会社Bearleysを経営しており、お兄さんは大学も経営しているなかなかリッチなファミリーです。ついでに本田先生の作品も紹介しておきました。実は昼食後同氏の開発中の建物を見るために車で30分程離れた郊外まで連れて来られました。周りには椰子の木が生えているところでしたが、異様な形のビルが建設中でした。

  2014.06.08

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  インド旅行 4日目 その2 Muqtar氏のお稽古教室はきれい

  バンガロールではアラビア書道家のMuqtar氏に会うためで、彼のレッスン日が日曜日のだというので、スケジュールを急遽変更して来たもの。早速お稽古場所に向かいます。こ綺麗なビルの上にあり、おしゃれな机を並べて花なども飾られている。ハワイ風のそよ風が吹いていてエアコンは不要。生徒は十名程。11歳の女の子から66歳のおじいさんまで、いろいろな層の男女混成です。またこの日はたまたまハイデラバードで同氏に通信添削してもらっている2人の生徒も参加しています。Muqtar氏はInsitute of Indo-Islamic art & Cultureという組織の校長です。とはいうものも規模はJACAの方が大きいかも。彼はここで毎週日曜日10：30〜13：30まで書道家を教えています。授業料はタダ。初回に葦の筆、皮の下敷きも与えられる。これだけの場所なら結構賃料が高いだろうと聞いたところ、これもタダとのこと。実は彼にはスポンサーがおり、このビルのオーナーがタダで日曜日にこの場所を提供してくれているばかりでなく、彼に給与も支払っているとのこと。アラビア書道のファンということらしいですが、種々の開発プロジェクトを手がけている大手コントラクターとのこと。実はこの教室のあるところは礼拝場と隣接していてミフラーブもあり壁には彼のアラビア書道も描かれている。授業の進め方はトルコ方式です。まず、有名な文言「ラッビ ユアッスィル．．．．」という文言をいきなりスルスで書かされ、そのあと、スルスのアルファベットを一字ずつ書く。そして2文字の連結、そして文章へと。いきなりスルスからですから、ほとんどの生徒さんは真っ赤に添削されています。彼は一人一人根気良く一字一字添削しています。（添削中のMuqtar氏）ところがこの日は2社のインタビューが入っていました。聞いてないよという間もなくウルドゥー語放送局のインタビュアーが現れ、早口の聞き取りにくい英語でいろいろ質問してきます。そのあとまた別の地元テレビ局がやってきて同じような質問をしてきました。明朝私はバンガロールで最も有名なな日本人になっているかも。ランチにはパニーニというお好み焼きのような食事も出て生徒も10人を超え、地べたですわってお稽古するものも現れ大盛況。どうも、日本から大書道家が来るという宣伝をMuqtar氏があちらこちらに流していたらしい。（パニーニです。焼き立ては美味しかったと思いますがインタビューが入ってしまったので、冷えてしまった）（何かお稽古場所の入口に立て看がおいてあるなと思ったら）そんなこんなでお稽古時間は大幅に遅れ、2時半ごろに終了。後でわかったことですが、生徒さんの中にアバヤを付け顔を隠していた方がMuqtar氏の奥さんで、子供の生徒が彼の子供達だったということが判明。

  2014.06.08

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  インド旅行 4日目 バンガロールへ その1

  灼熱のデリーのから2時間20分ほどでバンガロール空港に到着。涼しい！！ 半袖だと少し寒さも感じます。外では虫の鳴き声も。ここはインドの軽井沢です。ホテルは一泊5000円ほどのビジネスホテル。デリーの安宿と比べ雲泥の差さの設備。エアコンは静か、液晶テレビ、ミニバー、湯沸かし機、朝食付き。値段の差以上。エアコンを切っても十分涼しい気候。久しぶりに熟睡できました。朝食はホテルの最上階のフロアでバンガロールの町並みを見下ろしながら優雅に。日曜日のためか、客は少ない。ビュッフェスタイルだがちゃんと卵を焼く係りもいます。南インドのイドリーという蒸しパンのようなパンにあっさりしたカレーをつけて食べます。スイカジュースも美味。昨夜は忙しく、ベジタリアン用の妙に甘い機内食を食べただけだったので美味しかった。（手前の白いのがイドリー。こめからできているそうな）（よく分からない生の豆があった。少し青臭かったが体によさそうだったので少し食べる）

  2014.06.08

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  インド旅行3日目コーラン学校に行く

  デリーの郊外にあるコーラン学校に行きました。 錦糸町の生徒さんが一時通っていたというコーラン学校にある書道教室に行くためです。 メトロで最寄り駅からオートリキシャで数分でも可能と聞いていたのですが、初めての場所で荷物を持って炎天下場所を聞いて歩き回るのは大変そうでしたので、直接ホテルから車を手配してもらいました。 駅からは近い密集した界隈で迷路のような細い道を人、オートリキシャ、牛車、人力車が行き交い、商店、レストラン、工場がびっしりと並んでいます。 コーラン学校はシーク教徒の運転手があちらこちらの人に聞いてもらい何とか約束の時間前に到着。 名前の通りモスクの近くにあったのですが、入口がかなり分かりずらかったです。 3人の先生(一人は女性)と通訳としてもう一人がスタンバイされていました。 生徒18人のうち男性は2人のみで、あとは若い女性ばかりでした。年齢層は15歳から20歳真ん中ぐらいとのこと。 授業は日曜日を除く毎日あり、13：00から16：00で2年のコースになっています。 余り広くない部屋にぎっしりと座ってお稽古しています。エアコンはなく、冷風扇のような機械が賑やかに回っているだけです。外は40度以上ですので生ぬるい風が吹き込んできます。 クラスは1年未満組と1年以上組のほぼ半々で2組に分かれています。 書いているところを見せてもらうと、初心者はナスタリークを書かされるようですが、それ以外は色々な書体を書いています。ナスヒー、モダンナスヒー、ディーワーニ、スルスなど。円にデザインしたものを見せてくれた生徒もいます。 年長の先生はナスタリークをアルファベットごとに書いて見せてくれました。 一方、若い先生はボール紙の断片と絵具を使い、ハッサン・マスウーディ風な文字を披露してくれました。 先生や生徒さんの以前の作品を見せてもらうと普通に黒で書かれたものは少なく、ほとんどが彩色されたものでした。 余り系統だった教え方ではなく、まずはナスタリークのアルファベットを習い、そのあとは自由に自分の好きなことをやればよいような感じでした。 筆はインドの葦、インキはラテン・カリグラフィー用のカラーインキを使っていました。墨汁を持っていたのは一人のみで、前にいた日本人生徒からもらったと言っていました。 お稽古用の紙はコピー紙のようなものでしたので、かなり書きにくい様に見えます。ただ薄手のアート紙も使うようで、特別に先生が切って渡していました。 机は少し手前に傾いた書道机でインク、筆などを載せるところは平になっています。下敷きは特に使わず紙ファイル用の少し硬い厚紙を台にしています。この机の上で書いている生徒もいましたが、多くはこのファイル紙を自分の膝の上に載せて書いています。 (机) 老先生がナスヒーを書いているところをみせてもらいましたが、少し丸みのあるインド風ナスヒーになっています。 テキストは特に決まったようなものはなく、いろいろな書道本やどこかでとってきたらしいコピーの作品を見て書いている生徒もいます。 両先生は優しく全体的な雰囲気は書道をしているというより、お絵描きを楽しんでいるようにも見えます。 生徒さんにリクエストされてお名前をナスヒーやディーワーニで書いたり、厚紙書道を書かされたり、写真を撮ったり、撮られたりしているうちに、2時間半ほどがすぐに過ぎました。 日本からのお土産として本田先生の筆を数本と和紙とA4サイズの特製下敷き、そしてお菓子「白い恋人」をお渡ししました。たいそう喜んでもらえたようです。 帰り際、先生たちに挨拶をして階段を降りる途中の階では子供達が身体を揺らしながら一生懸命コーラン暗唱をしている様子が見えました。また、最初に通されたエアコンが効いている部屋ではコンピュータも教えていました。 決して満足のいく環境ではないように見えましたが、コーラン学校の原点を見るようで何となく楽しくなりました。 通訳してくれた方が言うにはここはインド政府が金を出して運営しているようです。

  2014.06.08

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  インド旅行2日目 デリー市内観光

  今日は車を借り切って一日観光。3600円ほどで夕方まで使い放題なので便利。まずラール・キラー。別名レッド・フォート。アグラに首都を置いたムガール帝国のシャージャハンによって建設された城。赤色の砂岩を使っているのでred fortと呼ばれる....と初めの説明書きを読んでいたが、余りの暑さのため、だんだんぞんざいになり写真を撮っただけで、多くの建物をスルー。それでもあらかた回るのに一時間ぐらいかかり、暑さのため鼻血まで出る始末。観光客は多いものの、ほとんどインド人。5月、6月は学校が休みなので家族連れが多いと。外国人観光客は7月末頃から増える。すでに雨季になっているので多少暑さはしのげる。一番良いシーズンは12月。次にクトゥブミナール。インド最初のイスラム王朝、奴隷王朝のスルタンであったクトゥブッディーン・アイバクが建設。高さ72.5メートルもある尖塔。コーランの章句が彫られている。近くに未完の更にでかいミナールの一部が残っている。フマユーン廟。ムガル帝国第二代皇帝フマユーンの墓。タージマハルに似ている。上記3ヶ所はいずれも世界遺産でそれぞれ、別途入場料がかかり、外国人250ルピー、インド人10ルピー。差が有りすぎ。最後にインド門。第一次世界大戦で戦死したインド兵士の慰霊碑。警戒が厳重で真下までは行けない。ここは無料。まだ他にいくつか見たいところもあったが、暑さのため限界。ホテルに戻る。朝9時から3時ぐらいまでほぼ6時間。以上のようにデリーにはイスラム建築が多い。オールドデリーにはイスラム教徒が、ニューデリーにはヒンズー教徒が多いと、キリスト教徒 の運転手が説明してくれた。

  2014.06.06

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  インド旅行1日目

  11:30予定通りインドの首都デリーに到着。アレンジしていた出迎えの車の運転手はムスリムでいきなりお祈りへ。途中でガソリンスタンドに立ち寄り給ガス。車はガソリン車ではなく天然ガス車。街中は思ったほど排気ガス臭くない気がする。(給ガス中車)さすがに日中は暑い。エアコンのない車で約1時間でメインバザールの通りの脇にある安宿へチェックイン。3階の窓のない部屋。ダブルベッド、冷蔵庫、ブラウン管式中国製テレビ、少しうるさいエアコン、一応お湯が出るシャワーと最低必要限の設備は整っている。部屋でのWiFiも問題なくつながる。インドで一泊2000円ならまあまあか。昼は近くにあったSubwayでパニールティッカ。インドチーズを焼いたものが載せられたベジタリアン用メニュー。ヘルシーだがチーズのコクが効いて美味い。Subwayにはヨーロッパ人ばかりではなくインド人も多い。ベジタリアンとノンベジと作るコーナーをはっきり分けていてインドらしい。コーラと一緒で380円くらい。コーラが意外に高い。一眠りしてから、ホテルの旅行代理店お勧めのGreen Chilli Restaurantへ。メニューは豊富で中華、タイ、インドとなんでもOK。旅行者が多いのでこの手のレストランがいくつかある。ウエイターにお勧めを聞いて、ラムカレー、チキンティッカのハーフを注文。ここはお酒も飲めるのでアルコール類も豊富。ラムカレーはシャブシャブではなく、ねっとり、グレービーで濃厚な味でうまい。パサパサのご飯も良く合う。チキンティッカはしっとりとしていて、玉ねぎの味が効いていてこれも美味。レモンソーダを二杯飲み、締めて1800円ぐらい。(ラムカレー)(チキンティッカ)

  2014.06.05

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  アラブイスラーム学院にて急遽書道展示

  アラブイスラーム学院に行って、本田先生及び生徒さんの書道作品を10点ほどを展示してきました。展示場所は学院の入り口を入ったところすぐのところです。通常は本田先生の『緑の宇宙』が展示されているところに、ついたてを立てて展示したものです。5月24日(土）午前中にアラビア語翻訳ワークショップ、日本人アラビア語講師向け体験講座があるので大学の先生方が大勢来られるということと、昼食をはさんで午後からは、同学院の生徒さんによる学生活動発表会（クルアーン朗唱、紙芝居、スピーチ、詩の朗読、朗読劇など）などの催しがあるため、ついでにアラビア書道も見てもらおうという意図と思われます。書道生徒さんにはshort noticeでお願いしたものの、新旧取り混ぜて面白い作品が集まりました。本田先生は、本田先生にしては小ぶりなピラミッド形の青のピラミッドを出品して頂きました。一日だけの展示ですが、もしお時間があればご来場下さい。昼食は12:30からです。誰でもお相伴にあずかれるようですので、ご来場下さい。

  2014.05.23

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  トルコ細密画展に行ってきました

  トルコ細密画グループ展に行ってきました。全部で30数点余りの作品が展示されていました。今回は「王子スィヤーウシュ火を渡る『王書』より」という古代ペルシャ神話がメインテーマであり、数点がこのテーマに関する作品が飾られていました。アラビア文字やペルシア文字が描かれている作品も数点ありましたが、書道ではなく絵で描かれていました。初めて間もない方の作品は小さめの文様やタイル画などが多かったようです。長くやられている方は作品も大きめで人物の描き方に差が出ているような気がしました。作品の絵葉書も売られていました。会場には結構多くの方が来ていました。中には書道の生徒さんも来ており、細密画を習って自分の書いた字と合わせて作品を作ってみたいというお話がありました。展示会場は、表参道から一本入ったところにあるこじんまりしたGalera Mというギャラリーです。5月25日（日）まで11:00～19:00（最終日は17:00）に開催しています。です。なお、「トルコ細密画と文化史の会」によるトルコ細密画講座は東京（御茶ノ水）と横浜（かながわ県民センター）で月2回ずつ開催されています。（会場のGalera M 表参道から一本入ったところにあり、地下）

  2014.05.20

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  アラブチャリティーバザー@東京プリンスHに行って来ました

  アラブチャリティーバザーが東京プリンスホテルで開催されました。11:00開場予定が少し早く開いたため、入り口で並ぶということはありませんでした。アラビア書道のお名前書きコーナーは開場のほぼ中央付近で悪くなかったのですが、ステージの出入口に近いところでした。4人の生徒さんと大使館の助っ人が一人で5人体制で対応していました。（赤い民族衣装を着て黙々とお名前書きに専念されている生徒さん）お名前を書く紙のサイズはB5、A4、しおりの3パターンでそれぞれ500円、1000円、200円と値付けされていました。手頃なB5サイズのリクエストが多かったような気がしますが、200円のしおりも結構はけています。しおりはかなり小さいので、竹筆では書けず、ロットリングやフェルトペンを使って書いています。生徒さんはナスヒー書体かディーワーニ書体でお名前書きを淀みなくこなされていました。原則お名前のみを書くのですが、中には会社の名前や組織の名前を書いて欲しいというリクエストもありちょっと対処に困っていましたが、何とか書かれていました。11:00ごろはまだそれほど来場者もなく、ゆっくりと見て回れたのですが、11:30を過ぎるころから、次第に人が増えてきて12:00すぎにはごった返すくらいに。それに合わせるかのように、中央のステージではアトラクションが始まりました。ベリーダンス、各国民族衣装のファッションショー、こどもたちのダンスなどなかなか華やかかつ賑やかでした。今回はショーが４回も行われ、そのたびに声援やアラブ独特のかけ声や歓声があがり、賑やかでした。ただ、そのショーが行われる度に書道コーナー付近で人の出入りが激しくなり、混み合っていました。（ベリーダンス）民芸品はどこのブースもなかなかバリエーションに富んだものを出品していました。その中に「made in P.R.C.」という民芸品ががいくつもありました。Pが付くので、フィリピンかパキスタン製かなと思って、スマホで調べてみるとPeople's Republic of Chinaの略、つまり中国製ということが判明。まあ、多くのアラブ諸国の民芸品は中国製ということは明らかですが、PRCという表記はどこの国かちょっと紛らわしい表記です。食事コーナーではクスクス、シャワルマ（ドネルケバブ）、フェルフェル、ミントティーなどが各国から供され、スイーツもバクラワなど定番ものが多かったです。一品500円のものが多く、少し割高感はあるものの結構良く売れていました。（アルジェリアブースのクスクス500円。あっさり目の味付けで美味しかったです）（オマーンブースのシャワルマ。ちょっと小ぶり）（バラの形をしたスウィーツほか4つ入りで400円。閉店間際でディスカウント）NGO団体もいくつか参加しておりパレスチナ製の刺繍やオリーブオイル、シリアの石鹸なども販売されていました。また、ちょっと場違いな感じの絨毯屋も出ていました。アート系ではヘナも出店していました。。ヘナは2人の方が担当されていたのですが、1人は以前アラビア書道をされていた方でしたので、少しお話をお聞きしました。ユーチューブなどで新たな技術を独学され、本場ものよりかなり細かいデザインで描いています。ビーズをあしらったりと個性もでていました。毎年進歩しているように見えます。（子供にヘナ中）会場には書道の生徒さんも多く来られており、あちらこちらで挨拶を受けました。以前お稽古されていた方、子育てや病気で中止されている方もおられました。15:00を過ぎるころから人出は一気に少なくなり、私も少し早めに会場を出ました。今年のお名前書きには200人以上の方が来られたと報告がありました。十分チャリティーになったと思います。

  2014.05.18

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  インドの書道情報入手

  錦糸町のお稽古に女性の新入生が入ってきました。なかなかユニークな経歴で、アラビア書道を習うためにインドのデリーで1ヶ月ほどみっちりとお稽古してきて最近日本に戻ってきたとのこと。インドの書道情報が余りなかったのでいろいろ聞いてみました。〇書道教室は大繁盛で30～40人の生徒がいる。このようなお稽古場所がデリーに何ヶ所もある。〇生徒のほとんどが女性。〇女性が書道を習う目的はたしなみ〇男性は書家になるためか、宗教目的。〇生徒の貧富は関係なく、いろいろな階層がいた（日本人は自分だけだったが）〇お稽古は毎日あり、毎回3時間ぐらいのお稽古時間〇お稽古代は無料だった〇テキストはあるものの（写真参考）ほとんど使用せず、先生がお手本を書き、それを真似るのが主〇最初に習うのはナスタリーク書体（ペルシア書体）、その後はナスヒー書体〇使う筆はアシで中東で使うものに比べ柔らかい。〇お稽古はナスタリーク書体から始める（このため筆のカットの角度は平らに近い）いきなりナスタリーク書体とは難しいとは思いますが、お隣のパキスタンの公用語ウルドゥー語がナスタリーク書体で書かれるため、ナスタリークの方が取っかかり易いのかも。インドの書道情報が入ってきたので、一度インドを下調べしてみたく。また、インドへのアラビア書道旅行も面白そうですね。毎日カレー料理が楽しめます。書道教科書（紙質は余り良くない。ページ数も少ない）教科書の中身はこんな感じインドで使われているアシの筆。ナスタリーク書体を書くため、カットの角度は平らに近い）

  2014.05.10

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  アートな一日その２

  国立新美術館の後、食事をはさんで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中のこども展にも行ってきました。テレビのCMやポスターを見かけており、気になっていましたので、こちらは自腹で1,500円払って見てきました。著名な画家が子供を描いた作品ばかりでしたが、個人が所蔵しているものが多く、これだけ集まるのは珍しいという触れ込みでした。依頼主に応じて描かれたものも多いので、子供も可愛らしく描かれているものも多かったのですが、中には？？？な作品もありました。その筆頭はアンリー・ルソーの作品でした。誰が見ても可愛くない少女がこちらを睨んでいる作品です。フジタ、モネ、ピカソなどの作品もあったのですが、余りインパクトがあるためか、今回のこども展もこのルソーの作品を前面に押し出しているようで、ミュージアムグッヅも色々な形で売られていました。この後、錦糸町のお稽古に向かいました。アンリー・ルソーの作品をレゴで再現したものが会場入口に展示されていました（これだけは写真を撮ってもOKでした）

  2014.05.09

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  アートな一日

  アートな一日でした。入場券をもらったので国立新美術館に行き、第88回国展を見てきました。黒川紀章氏デザインのガラスの曲線の多いモダンな美術館には絵画、写真、工芸品などがギッシリ展示されていました。写真作品の中には何とか理解できるものもありましたが、絵画の方はほとんど理解不能なものばかり。まあ元々美術の素養がないので、頭では理解できないのは当然と開き直り、何か知らんエネルギーだけを感じられたので良しとしました。

  2014.05.09

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  トルコ細密画展2014開催のお知らせ

  トルコ細密画グループ展のお知らせです。青木節子さんを中心とする「トルコ細密画と文化史の会」が今年も生徒さんの作品展を開催します。通常アラビア書道の場合は背景には、人物や動物などの具象物を入れることがなく、抽象的な模様が多いのですが、ペルシャ書道では物語や詩などが書かれ、背景に人物や動物が細密画で描かれていることが多いです。今回の作品の中にアラビア文字が書かれているかどうか分かりませんが、アラビア書道の作品作りにも役立つかと思いますので、お時間がある方は是非ご覧になって下さい。タイトル：トルコ細密画グループ展2014日時：5月20日（火）～5月25日（日）11:00～19:00（最終日：17:00）場所：Galera M （東京都渋谷区神宮前5-1-14　TEL:03-3409-2622)アクセス：JR原宿駅、もしくは東京メトロ表参道駅A1出口から表参道に出て、河合楽器の角を曲がってすぐ（下記の地図参照）

  2014.05.09

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  東京ジャーミイで取材を受ける

  作家の森まゆみさんと紀伊國屋書店出版部の方に東京ジャーミイで２時間ほどアラビア書道に関する取材を受けました。紀伊國屋が３ヶ月に一度出している「scripta」という冊子に『お隣のイスラーム』という記事を連載で書かれている森さんが、今回アラビア書道を取材したいということで今日の面談となったものです。ユヌス・エムレの方も同席され、東京ジャーミイのいつもお稽古に使っている一階の丸テーブルでアラビア書道について色々とお話しをしました。森さんは最近トルコに旅行に行かれ、その内容を『お隣のイスラーム』に書かれていたのですが、現地で見た書道に大変興味を持たれたということです。一通り面談が終わった後、２階の礼拝場も回られました。森さんは谷根千の地域雑誌を長らく出版した後、『鷗外の坂』、『「即興詩人」のイタリア』、「昭和快女伝」、『東京遺産 保存から再生・活用へ』など色々なジャンルで多くの本を出され、現在は市民運動にも携わっています。なお、同冊子にはドイツ文学者の池内紀氏、エキゾ風物ライターのサラーム海上氏、経営コンサルタントの神田昌典氏、演出家の鴻上尚史氏など著名な方々がエッセーを載せておりなかなか面白いです。今回の内容の記事がのった同誌は６月末ごろ発行されますので、もし紀伊國屋書店に積んであったらご覧下さい。60ページほどの結構しっかりした冊子ですが、無料です。(表紙の色は号によって変わるようです）

  2014.05.07

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  松江は美味しい

  松江には美味しいものが多い。汽水湖である宍道湖で取れる魚介類は「宍道湖七珍」と呼ばれ、スズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・シジミを指すようです。松江駅付近で旨そうな店はないかとぐるぐる30分ぐらい歩き回ったところ、駅から5分ほど離れたところに混んでいた店があったので入店。ところが満席で、空いたら電話してもらうということで、先にホテルにチェックインし、30分ぐらいたったら電話があり、カウンター席に付く。松江おでん：おでんそのものはあっさりしたアゴ（トビウオ）出汁で具材も珍しくないが、岩海苔がどさっと掛かって出されるのが特徴。海苔の風味がでて美味しい。カラシと柚子胡椒が添えられていた。ノドグロ（アカムツ）という魚がお薦めということで刺身に。脂が乗っており、タイより脂がのっており、身も柔らかめ。イカ、サバも美味。しじみ汁。大きめのお椀にどっさりとシジミが入った味噌汁。シジミはそれほど大きくない。

  2014.05.04

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  新見でサラダパンを食す

  新見駅近くのパン屋で購入した”たくあんサラダロール”という菓子パン。中身に「サラダ」ではなく、黄色いタクアンの細切りとマヨネーズを混ぜたものが入って居ます。タクアンはそれほどしょっぱくなく、マヨネーズも酸っぱさ抑え気味でさっぱりして美味しい。岡山のキムラヤが倉敷工場で作っているパンですが、もともと滋賀県で発明（？）されたサラダパンらしい。

  2014.05.03

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  木次線に乗ります

  神戸、岡山のお稽古が休みだったため恒例の鉄旅行に。中国地方は乗っていない線が多いので、その中でも特に乗りにくい、木次（きすき）線に乗ろうと決心。木次線は山陰本線の宍道駅と芸備線の備後落合駅を結ぶ超々ローカル線ですが、ヤマタノオロチ伝説があったり、松本清張の小説に紹介されたりとで有名なほかに、鉄ちゃんの間では三段スイッチバック、JR西日本で最も高い標高727mの位置の駅、神社と見間違える程のりっぱな木造の駅があったりと見所が多いです。全線を通して走る列車は朝、昼、晩の一本ずつ。一日3往復のみなので、うまく乗り継がないと何もない駅で死ぬ程待つことに。接続駅の備後落合駅もかなりローカル線の中の駅なので慎重にスケジュールを組まねばなりません。一昔なら時刻表をにらみながら作っていたのが今では「駅すぱあと」で一発検索できます。最も早く着くルートでは、岡山から伯備線で新見まで乗り、そこから芸備線に乗り換え、備後落合まで行くというルートになり、合計6時間21分乗ることになっています。しかし他のルートを見てみると面白いルートが載っていました。岡山から津山線で津山に出て、そこから姫新線で新見に。そこから伯備線経由芸備線で備後落合まで行くルートです。これだと9時間29分と結構乗りでがあります。木次線に乗るという、余り真っ当ではない理由なので、どちらのルートでも構いませんが、あえて長いルートの方に乗ることにします。ルート：岡山8:07＜津山線＞9:37津山10:05＜姫新線＞11:44新見13:00＜芸備線＞14:24備後落合14:44＜木次線＞17:36宍道17:40＜山陰線＞18:01松江　木次線（宍道-備後落合）は81.9kmしかありませんが、急カーブ、急坂が多く、3時間ぐらい掛かりますので平均時速は27キロと超ゆっくりです。その分景色もゆっくり見ることができます。もちろん大赤字路線ですが、廃止の予定は今のところなさそうです。（備後落合駅に佇む一輌編成の宍道行き）（木次線名物三段スイッチバック。これだけではよく分かりませんが。坂が急なため、列車は行ったり来たりして坂を降りて来ます。そのたびに運転手は移動します）（大きな注連縄がある出雲横田駅）

  2014.05.03

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  東洋文庫ミュージアムで「トルコ展」の内覧会

  たまプラーザのお稽古の後、駒込にある東洋文庫ミュージアムに行って来ました。明日23日から開催されるトルコ展の説明・内覧会があったからです。30分ほど会場の説明が合った後、トルコ次期大使、文京区区長、文化学院長によるテープカットが行なわれ、入場。展示物の目玉は、ブラウの大地図帳、キャーティプ・チェレビの世界の鏡の地理書、エルトゥールル号遭難事件に関する展示です。トルコ研究者、ファンに取ってはなかなか貴重な資料が並びます。招待客も学者、出版社関係、大使館関係風の人が多かったです。トルコ関係以外にも、国宝級の展示物、司馬遷の史記、学校の歴史の教科書で見たアヘン戦争の絵、さらには、ジョン万次郎を助けた米国の捕鯨船で書かれていた航海日誌など、いずれもオリジナルが展示されており、見所満載です。今年は日本とトルコの国交樹立90周年となり、この他にも色々な関連催しが企画されているようです。多分、書道の方にもいろいろお呼びが掛かってくるかも知れません。連休にどこにも行くところがない人にはお薦めです。ただし、入場料が要ります。１．催し名：日本・トルコ国交樹立90周年　トルコ展２．展示期間：4月23日(水）～8月10日（日）（但し、毎週火曜日は休館、火曜日が祝日の場合は開館で次の平日が休館、6月8日(日）はイベント貸し切り）３．場所：東洋文庫ミュージアム（〒113-0021東京都文京区本駒込2-28-21）４．アクセス：JRもしくは東京メトロ南北線駒込駅から徒歩8分。５．開館時間：10:00～19:00６．入場料：一般900円（但し、65歳以上800円）、大学生700円、中・高生600円、小学生290円７．主催：駐日トルコ共和国大使館文化部、ユヌス・エムレインスティトゥート、東洋文庫（テープカット：左から東洋文庫ミュージアム館長、文京区区長、次期駐日トルコ大使、文化学院大学長）（トルコ初の活版印刷本　キャーティプ・チェレビーの世界の鏡）（トルコランプ）（東洋文庫ミュージアムの図書館）

  2014.04.22

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  岡山名物えびめしを食べる

  岡山のお稽古が終わってから、新幹線で一路次のお稽古場所の大阪・千里中央に向かいます。昼食は千里中央で取ることが多いのですが、今回岡山駅構内にあるユアーズというスーパーで「岡山名物えびめし」というがあったので購入。見栄えはあまりぱっとしないですが、食べてみるとエビ味がしっかり効いたドライカレーです。なかなか美味しい上、安いです。もともとは東京・渋谷のカレー店「いんでいら」のメニューだったらしいのですが、岡山県出身の店員が暖簾分けの形で許可を得て故郷に持ち帰りアレンジを加えて、岡山市奉還町で開店した自信の店で提供したのが始まりとのこと。岡山全域で提供しているとのことでしたが、食べたのはこれが初めてです。岡山の駅弁といえば、ままかり、さわら寿司、祭り鮨のような寿司系が多いのですが、このえびめしは無かったような気がします。ちょっと異色です。

  2014.04.19

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  今年最後の大阪造幣局の通り抜けに間に合いました。

  大阪造幣局の通り抜けに行ってきました。今日が最終日です。9時30分には既に数十人がもんの前に並んでいます。ツアーの団体もいくつか来ています。一眼レフのカメラを持っている外国人の姿も。10時になり開門と同時に中に入ることができました。立ち止まり禁止、逆行禁止、三脚禁止、飲食物禁止など禁止事項が多いのですが、これだけ多くの人なので仕方ないかも。とは言うものの皆写真を撮るため立ち止まったり、見事な咲きっぷりのものはゆっくり見たりとゆっくり歩きます。ここには131種350本の桜がありますが、ソメイヨシノ種がほとんど無く、八重桜系が多いので、開花時期が少し遅く今が見頃です。また、珍しい種類も多く、ピンクの濃いもの、グリーンかかったものもあります。毎年、今年の桜という木を決めており、 その周りには人が集まります。今年の桜は松前琴糸桜（まつまえこといとざくら）です。（今年の桜です）（緑色の桜）通り抜けは造幣局南門（天満橋側）から北門（桜宮橋側）への一方通行で距離にして約560メートルになりますので15分ぐらいで見終わります。帰りはまた天満橋に大川沿いに戻ります。ここも桜並木で有名ですが、ソメイヨシノがほとんどなので、今は完全に花は落ち、葉桜になっていました。ただ、屋台がぎっしりと並んでいますので、通り抜けを見終えた客がここでお昼をとったり、スナックを食べたりすることができます。平均して1日10万人ぐらいの来場者があるそうです。造幣局に行く途中に天満橋のお稽古場所（トルコ文化協会）があります。ここもこの時期は書き入れ時で、トルコアイスや飲み物を販売していました。

  2014.04.17

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  第1回：「煌めきのペルシア」展の紹介です

  5月3日（土・祝）、4日（日）、17日(土）に、イスラム諸国の写真を中心として活動されている天野さんから以下催しの開催の連絡を受けましたたのでご連絡します。写真展だけではなく、イランのお菓子とお茶（有料・要予約）を楽しむ、チャリティーバザーなども開催されるようです。伝承体験TAMATEBAKO「美しいイスラームの世界」「煌めきのペルシア」 「素晴らしいエジプトと中東の人々」の写真家　天野恵利　の交流イベント開催！！ 体験１　＜きく＞ 生き生きとした笑顔の表情のポートレイトを中心に、それぞれの国と人々の美しさ、 素晴らしさをご覧頂きながら、現地での楽しいエピソードをお聞き頂きます。 体験２　＜みる＞ 写真も展示しながら、未発表の写真をプロジェクターを通してご覧頂きます。 体験３　＜あじわう＞ 中東の国のお茶とお菓子を味わって頂きます。 体験４　＜つながる＞・縁あってご一緒になられたご参加の皆様が和気あいあいとした一期一会の出会いを お楽しみ頂く、自己紹介を含めた交流お話し会の時間もございます。 体験５　＜たのしむ＞・中東の国などのお土産なども販売致します。見て、触って、楽しんで。現地の雰囲 気を思い浮かべながら・・・ ・その他、フリーマーケットも同時開催の場合もあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1回：「煌めきのペルシア」イランの写真とイランのお菓子とお茶をお楽しみ頂き ます。2014年5/3(土)、5/4(日)、5/17(土)10:30‾12:30、13:00‾15:00、15:30‾17:30、18:00‾20:00参加費：￥2500 (大学生以下￥1500)各回先着10名様。完全入替制。事前予約をお薦め致します。 場所：「星窓」広尾駅2番出口徒歩１分。広尾商店街内 住所：渋谷区広尾5-3-10-3F　 (1Fがタバコ屋さんです。)　お問い合わせ、お申込み:伝承体験TAMATEBAKO　「天野恵利交流会予約申し込み」と記載の上、お名前、お電話番号、メールアドレ ス、参加人数とご希望の日時を tamatebako2020@gmail.com　までご連絡下さい。 ＊5/3、5/4は15:30までは、フリーマーケットも同時開催。（品物無くなり次第終 了。） ＊夕暮れ後は、ろうそくを灯して皆様をお待ちしております。 ＊こんな中東の食べ物、お菓子があるよ、とお披露目したい方、お持ち込み歓迎致します。 天野恵利プロフィール　「世界平和」を願う写真家。モザイクタイルに魅せられて、1993年にモロッコを訪ねてから、イスラームの国々と人々に魅了され、イラン・トルコ・モロッコ・チュニジア・シリア・ヨルダン・イエ メン・エジプト・サウジアラビア・オマーン・ウズベキスタンなど各地を訪ねる。 「世界平和につながる社会貢献活動をしたい」という思いと、「大好きなイスラーム の世界の本当の素晴らしさを伝えたい」という思いから、写真展を開催。「本当の幸せとは何か」を問いかける生き生きとした人々の写真と繊細で力強い美しさに満ちた イスラームの世界を心の目で捉え、美しい感動をフィルムに祈りに近い思いで撮影し ています。「笑顔」は、世界共通のコミュニケーションツール。「笑顔の写真」は世 界中の人々が心を近づける最強の力を持っている。そんな「笑顔の写真」を多数撮影しています。 ＜活動内容＞2008.10.4‾10.13「美しいイスラームの世界－天野恵利写真展－」東京ジャーミィー　ご来場者数：約1,000人2009.1.31‾2.9「煌めきのペルシア－天野恵利写真展－」イラン・イスラム共和国大 使館　ご来場者数：約500人2009.9.4‾9.13「第2回美しいイスラームの世界－天野恵利写真展－」東京ジャー ミィー　ご来場者数：1,370人2010.4.22‾4.28「素晴らしいエジプトと中東の人々－天野恵利写真展－」エジプト・ アラブ共和国大使館　ご来場者数：約350人2010.8.12‾9.1.「素晴らしいエジプトと中東の人々－天野恵利写真展－」巡回展　港 区立虎ノ門健康福祉館　ご来場者数：約3,580人2010.9.24‾9.26「旅行博」東京ビッグサイト、イランパビリオン内に写真展示2011.1.29‾2.12「第2回煌めきのペルシア－天野恵利写真展－」イラン・イスラム共 和国大使館　ご来場者数：706人2012.6.9‾6.15「美しいイスラームの世界－天野恵利写真展－」青学講堂2階　在校 生、同窓生に向け公開2013.8.12‾8.20「第61回平和美術展」写真部門に「美しいイスラームの世界」出品。 上野　東京都美術館　ご来場者数：5100人以上その他、「私が出会った『美しいイスラームの世界』」と題して写真を映写しながら講演会も行う。

  2014.04.15

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  東京・横浜でミニ作品展開催中（無料）

  ２ヶ所でミニアラビア書道展が開催されています。いずれも入場無料です。お時間がある方も無い方もどうぞお気軽にお越し下さい。１．横浜　　場所：朝日カルチャーセンター横浜　　アクセス：JR横浜駅ルミネ８階　　展示期間：4月13日～26日　　コメント：同カルチャーセンターの「アラビア文字のカリグラフィー」の生徒さんの作品12点を展示。本田先生の　　かなり古い作品も1点あり。全体的にベテランの作品が多かったので落ち着いた中にも微妙に凝った作品が多い。２．西新宿　　場所：クラブツーリズム　　アクセス：東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅下車新宿アイランドウィング9階　　展示期間：4月14日～5月24日　　コメント：同カルチャーセンター「アラビア書道」教室の生徒さんの作品10点ほど。経験の浅い方の作品も含め、　　全体的にシンプルな作品が多い。日祝はお休みです。(朝日カルチャーセンター横浜の展示風景）

  2014.04.12

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• 第16回アラブ・チャリティー・バザーは5月18日（日）です

  恒例になりましたアラブ・チャリティバザーですが、今年は会場が東京タワーのすぐ近くの東京プリンスホテルに変わりました。昨年までの六本木アークヒルズ・カラヤン広場は屋根はあるものの、壁がないため、まともに風が吹きこんだり、寒い日は係員も大変ということで、変わったらしいです。プリンスホテルならなら雨が降ろうが、寒かろうが問題ありません。ただ、入場料が2,000円にアップしました。入場券は当日でも購入可能ですが、結構並ばねばならず、いらいらしますので、予め購入しておいた方がよいと思います。入場券の購入先はアラブ各国の駐日大使館で。来られる方は是非とも11:00の開門と同時ぐらいに入場するようお勧めします。午後になると大勢の人が来るので混雑しますし、遅くなると食べ物も商品もなくなります。アラビア書道もいつもの通りのお名前書きで参加します。名称：第16回アラブ・チャリティー・バザー日時：5月18日(日）11:00～16:00場所：東京プリンスホテル　2階　鳳凰の間アクセス：都営地下鉄三田線「御成門駅」から徒歩１分。または「大門駅」から徒歩７分、大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩７分、ＪＲ「浜松町駅」から徒歩１０分、日比谷線「神谷町駅」から徒歩１０分と便利。主催：SWAAJ/駐日アラブ大使夫人の会

  2014.04.09

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  アラブウィーク2014のアラブアート展覧会は粛々と

  オマーン大使館に行って来ました。アラブ・ウィーク2014でアラブ・アート展覧会のオープニングセレモニーに招待されたためです。今回は担当国がイラク大使館らしいのですが、会場はオマーン大使館でした。会場には約50点の各国のアラブ人作家の油絵や写真の作品が展示されていました。正面にはイラク人書道家ハッサン・マスウーディー氏の作品が3点飾られています。(ハッサン・マスウーディー氏の作品）時間通りに開会式が始まり、イラク大使、ゲストの衆議院議員小池百合子氏、オマーン大使の短いスピーチがあった後、テープカットで開会式終了。（左から、イラク大使、小池百合子氏、オマーン大使）隣の部屋が開けられて、てっきりお食事かと思ったら、アラブ各国のお菓子が20種類ほどずらっと並んでいるだけでした。それにアラブコーヒーか紅茶かエビアン。前面のスクリーンにはハッサン・マスウーディー氏が書道について話している様子やオーケストラの映像が流されています。どのお菓子も美味しいものの甘いものが多く、アラブコーヒーと一緒にいくつか食べましたが、後で少し胸焼け。（アラブスウィーツがずらり。これで半分）各国の大使の姿も多く、お世話になったレバノン大使に挨拶。また、プレスの人の紹介を受ける。いつものアラブ式のレセプションのように、特に後は何も無く、三々五々人が減りつつ散会となりました。アラブ・アート展覧会は4月10日(木）～11日（金）10:00～16:00まで一般公開しています。場所は駐日オマーン大使館で、地下鉄日比谷線の広尾駅3番出口からからすぐです。（住所：渋谷区広尾４－２－１７）。

  2014.04.08

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  天満橋は氷雨

  一方、大阪の天満橋は桜は満開なのに、曇りがちで少し雨が落ち始めていました。それに寒い。それでも屋台はいくつか出ており、ビニールシートを敷いて宴会を始めているグループもありました。ところが、お稽古が終わると、雨がかなり降り出しており、さすがにビニールを敷いて楽しむ花見客はいませんでした。屋台も手持ち無沙汰でした。翌日曜日も天候はもう一つの予報。あとは、4月の造幣局の通り抜けを期待するのみです。（お稽古に来た時はまだ雨がパラパラ）（お稽古が終わったら少し強めの雨が）

  2014.04.05

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  岡山の桜は残念

  岡山は先週まだ桜は蕾でした。今週は満開を期待して、朝少し早くホテルを出て、岡山城に向かいました。かなり肌寒い朝です。ところが、岡山城付近の桜は一部を除き、ほとんどの花はなくなっていました。あとで生徒さんに聞くと昨日の強風と雨で散ってしまったそうです。雨も降りそうでしたが、さすが”晴れの国”で、曇りのまま持ちこたえた感じです。（岡山城のお堀跡はまだ少し桜は残っていました）（岡山城天守閣付近の桜はかなり散っていました）

  2014.04.05

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  京都は桜満開

  新聞情報ではまだ満開ではなかったのですが、天気も良かったため、京都のお稽古の前に嵐山を回って来ました。平日というのにさすがに人通りが多いです。渡月橋付近ではウェディングドレスで写真を撮っているカップルも。韓国ではよく見かけましたが、日本では初めてです。ちゃんとカメラマンらしい人やスタッフも何人かいたのでひょっとしたら韓国人カップルかなと思いました。祇園近くの高瀬川の桜も満開、鴨川の桜もいい感じでした。(高瀬川と桜) (鴨川と桜)

  2014.04.03

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  天満橋の桜はもうすぐ

  大阪天満橋のお稽古場所は天満橋の橋のすぐ脇にあります。ここは桜の名所で大川沿いに桜並木が続いており、有名な「造幣局」までもすぐです。造幣局の桜は遅咲きのものが多いのでまだ開放されておらず、見ることができませんが、川沿いの桜はソメイヨシノが多いため、場所によってはかなり咲いています。今日はあまり天気が良くなく、パラパラ雨も落ちてきましたが、早々と花見客が出ていました。多分来週が見どころで屋台がいっぱい出てこのあたりも、大賑わいになると思います。

  2014.03.29

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  ベイルート出張　エピソード２

  レバノンの通貨はレバノンポンドでLLと記載されます。100レバノンポンドが約7円に相当します。また、US$１=LL1,500になります。ベイルートの街中ではレバノンポンドが流通するのと同様US$も普通に流通しています。レストランや本屋ではレシートを出してくれますが、そのレシートにもLL表示と同時にUS$表示もはっきり記載されており、どちらの通貨で払っても、また、両方の通貨を混ぜて払っても問題ありません。また、クレジットカードでの支払も特に問題ありません。(カフェ・ハムラのレシート。下の方に、レバノンポンドとUS$の両方での金額が書かれています。ピザは1183円、シーザーサラダ1015円、ペンネ・アラビアータ2310円。それにしてもアメリカンコーヒー910円は高い。トルココーヒーならば334円）US$で払ってもおつりはレバノンポンドで返してくれることが多かったですが、US$が混ざっていることもあり、滞在中は結構計算がややこしかったです。ただ、特に間違ったり、ごまかしたりして返金されることはありませんでした。まあ、それほど自国の通貨が弱いということでもあるのでしょう。旅行者に取っては有り難いのですが、何か不思議な感じがします。

  2014.03.25

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  ベイルート講演　エピソード１

  今回本田先生がベイルートで行った講演の題は「私のアラビア書道修行－書道家カーミル・アルバーバー讃」です。この中で取り上げられたカーミル・アル・バーバーさんは1950年から70年代に活躍した職業書道家です。職業書道家とは主に新聞社や雑誌社などで雇われていた書道家のことを言います。（カーミル・アル・バーバ氏）1950年代は新聞や雑誌はまだ活字の時代でした。そのため、自由に文字の変化をつけることができず、見出しやちょっと手の込んだデザイン文字は全て書道家が手書きで書いていました。その証拠に見出しの文章には書いた人のサインが小さく入っていることがありました。カーミル・アル・バーバさんもレバノンの新聞「アン・ナハール」紙などの見出しを書いていたほかに、サウジアラビア航空の機内誌”Ahlan wa Sahlan”の見出しも書いていました。（ムハンマド・アリの記事の見出し。ナスタリーク書体とスルス書体で書かれている）当時サウジアラビアで地図の会社で働いていた本田先生はサウジ航空に頻繁に乗る機会がありました。その際、機内誌を何冊か持ち帰ってアラビア語の学習にあてていました。機内誌は英語とアラビア語が対訳になっていたのでたいそう勉強になったそうです。まだ、本田先生も当初はそれほど書道に興味をもっておらず、機内誌はアラビア語の勉強のためにのみ残していたのですが、後に書道に注力するようになってから、この機内誌をみてみると、いろいろな書体で見出しや文章が書かれているのが分かりました。そして、そのほとんどにカーミル・アル・バーバ氏のサインが入っていたのです。（赤丸のところがバーバー氏のサイン）今回、本田先生がベイルートの講演の題材を何にするかを考えていた際、この書家の名前が頭に浮かんだということです。更に、今回、講演の後、思いがけなく、その息子さんにも会うことができるというどっきりもありました。（バーバー氏の息子さん。なるほど良く似ている）1980年代になるとコンピュータで自由に書体が作れ、いろいろなレイアウトもできるようになり、このような職業書道家はほとんどいなくなりました。これはアラビア書道の歴史において重要な転換期です。

  2014.03.24

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  ベイルート出張　おまけ２

  ホテルの朝飯の品数はそれほど多くなく、毎日ほぼ同じ。まず、どの国でも同じように席に着くとウエイターが飲み物は何にするかと聞いてくる。コーヒーを頼むと、なみなみと温かいミルクが入った大き目のピッチャーとコーヒーを持ってくる。自分で適量ミルクを入れて、カフェオレで飲むのがベイルート流らしい。紅茶の場合も同様にミルクをもってきてくれるのでミルクティーが普通だが、通はバイキングのサラダコーナーに置いてあるミントの葉をたっぷりとポットに入れてミントティーで楽しむ。ミントが余りなかったので紅茶に２〜3枚浮かべても良い。ヨーロッパやアメリカの朝食によくでてくるメニューだが、どれもなかなか美味しい。、

  2014.03.18

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  ベイルート出張　おまけ１

  ベイルートではドル札が普通にどこでも使用できる。レストランでドル札を渡すとレバノン・ポンドでおつりが返ってきたり、ドル札が混ざったりしていて一瞬計算が正しいのかどうかややこしい。物価は意外に高く、レストランの定食が15,000ポンド程度（約1,050円）。小さなレストランに出されていた手書きの看板。今日の定食　鶏ごはん（サラダとスウィート付き）15,000ポンド？？ポテト　（サラダとスィート付き）14,000ポンドと書かれている。下の方のメニューがよく読めないが、コロッケを四角くしたような感じ。

  2014.03.17

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