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カテゴリ:少女マンガ
HLC(白泉社LADY'S COMIC)
CLAMPの「ツバサ」を読んでから、ツバサに出てくる登場人物の元話を探しています。で、今日は「新・春香伝」です。 舞台はとある時代の高麗。中央政府から派遣されている「両班」の圧政に苦しむ町の人々。町の秘術師の娘、春香は、正義感が強く、両班やその息子の無体な行いには反発していた。両班は実は春香の母を気に入っており、ある日とうとう彼女を城に拉致した・・・・ このあとは、水戸黄門みたいに、「暗行御吏」(アメンオサ、中央政府直属の、両班を監視する隠密)が出てきて、葵の印籠ではなく、五芒星の浮かぶ水晶を見せて一件落着するのですが、これが第1話。(蓮姫) 2話(水月)は、暗行御吏の青年、夢龍と春香の道中になるんですけれども、結局この「新・春香伝」は、そこまでなんです。つまり、水戸黄門の旅が2話しかないっ!!!ようなもの。 3話目(懐旧譚)はタイトルどおり春香ちゃん6歳の時の話。このときから両班の息子に意地悪されて、それを力づくでやりこめていたわけですね。 とにかく、春香の父親って誰なのか、夢龍が会わせたい人がいるといっていたのは、誰のことなのか。そもそも何故、夢龍が、春香の母を訪ねてきたのか・・・・いろいろ伏線になっているみたいだけれども、コミックスになっているのは「1巻」のみ・・・・・これって、きっともっと続ける予定だったんでしょうねえ。少し残念です。 ちなみに「ツバサ」で出てきた暗行御吏は、CLAMP学園探偵団の3人でした・・・・ ついでといっては何ですけど、近所のブックオフで「魔法騎士レイアーズ」1~3を立ち読みしてきました。 獅堂 光、龍咲 海、鳳凰寺 風は、中学の社会科見学先の東京タワーから異世界セフィーロへ招喚された。3人は、捕われの姫とこの異世界を救う「伝説の魔法騎士」になるため、魔道師・クレフより魔法を託される・・・ というお話ですけれども、これも結末が意外でした。 どっちかというと「聖伝」の結末に似ているかな?というか、ラスボスだと思っていたのが、実は別に本物のラスボスがいた・・という感じでしょうか。 世界にとっての「正義」が、必ずしも個人にとっての「正義」ではない・・・・哀しいですけど。 また、この3人が異世界に再招喚される「魔法騎士レイアーズ2」は今回はパス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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