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カテゴリ:歴史
新潮文庫
「風流冷飯伝」「退屈姫君伝」と続いた大江戸三部作の最終巻。「退屈姫君伝」ででてきた、くの一お仙が主役です。
 退屈姫君伝で出てきたときのお仙は、まだ14歳の色黒な猿娘。ところが、それから数年後、年頃になったお仙は、色も白くなり、茶屋の看板娘に。ひょんなことから鈴木春信の錦絵に描かれてしまったことから、お仙の茶屋は、大繁盛。商売繁盛はいいのだけれども、もともとこの茶屋は、幕府お庭番の倉地家が情報収集のために出している茶屋。そこの「くの一」の絵姿が江戸の評判になるようではまずい。
また、春信は浅草の楊枝屋のお藤の絵姿も描いたが、化粧を落としたお藤は、お仙にうり二つだった・・・
紀州藩に囲まれた秦栖藩の改易、徳川家康が封印したという伝説の剣、田沼意次の陰謀、鈴木春信の錦絵、いろいろな事件が繋がって、お仙が大活躍。

 あとがきでみると、「笠森お仙」という人物、実際に鈴木春信の錦絵に何枚も登場してくる人物だそうです。茶を注ぐだけで男が鈴なりになったという美女。それが、この小説ではいきいきと動き出してきます。
設定自体に、これって時代劇?SFじゃないの?と思うようなことがありますけど、それはそれで・・・・

【本日のお言葉】
p465(誰も気づいておらぬが、わしは、木の陰から、塀の隙間から世の中を覗き、それを面白おかしく文に綴っておるだけなのだ。書いているおのれには、まったく傷のつかぬ、安全な高みに隠れて…)

 





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Last updated  2004.11.16 00:19:02
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