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カテゴリ:BL
講談社X文庫ホワイトハート
以前、ビブロスからノベルス版で「無限抱擁」「濮上之音(ぼくじょうのいん)」「比翼連理(ひよくれんり)上下」「蒼弓王国(そうきゅうおうこく)上中」と出ています。作者は「藤村紫」名義です。 今回、文庫化にあたり、全文書き直し、新たなエピソード追加で、書き下ろし&リニューアル短編も入っています。 短編(上巻)「外伝・蒼風の地図」 (下巻)「恋の季節 其の一」「春宵一刻」「恋の季節 其の二」 この世界は「天界」「人間界」「魔界」で成り立っています。その三界を創造した神を三界主天といい、天界よりも上にある界、最上界に住んでいます。その三界主天が人間の歴史を導き、安寧を与える役として選んだのが守護主天という神で天界に住んでいます。 現在の守護主天はティアランディア。まだ17歳。天界の東西南北を四天王が統べています。南領の王子アシュレイ、東領の王子祇王は、ティアランディアの幼馴染み。 アシュレイは、天界屈指の暴れん坊のやんちゃ坊主。ティアランディアとアシュレイは、お互いに惹かれながらも微妙に気持ちがすれ違っている。そこへ最上界の神の一人であるアウスレーゼが、最上界を抜け出し天界にやってきた・・・ 以前のノベルズ版で読んだときと、だいぶイメージが違ってきました。というか、いまいち優等生すぎたティアランディアの心の葛藤が描かれていることで、ターゲットがこの2人に絞られたというか・・・ アシュレイのとある部分の傷を発見して、その原因を妄想して嫉妬するティア・・・笑えます。まさか守護主天サマで笑えるとは思いませんでしたが。 【本日の言葉】 下巻p123<どこにいても、そなたを見ている。幸せは自分で切り開くものだ。御印つきでもな> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.20 15:21:11
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